中村敬斗のサイドチェンジから、左足の一撃

出典:【プレー集】松木玖生が鮮烈な先制弾、中村敬斗はアシスト – Shūkyū KATANA、他 3 チャンネル
A代表デビュー戦の11分で、もう仕事を終えていました。
2026年9月24日、キューアンドエースタジアムみやぎ。キリンチャレンジカップ2026のウルグアイ戦で、松木玖生選手が先制ゴールを決めました。日本は3-1で勝利です。
得点の場面
サッカーキングやゲキサカの報道によると、流れは次のとおりです。
- 中村敬斗選手が左から右へ大きくサイドチェンジ
- 松木選手がドリブルで持ち上がり、カットイン
- ペナルティエリア右手前から左足でミドルシュート
- 相手DFの股を抜き、ゴール左下のファーサイドへ
ABEMA TIMESなど複数のメディアが、この一撃を「スーパーゴール」と伝えました。
本人はマイナビニュースのフラッシュインタビューで、こう振り返っています。「逆サイドが空いていて、敬斗くんが自分に出してくれた。あそこはサウサンプトンで練習していることなので決められてよかった」
右ウイングバックからのカットインは、所属クラブで磨いている形だったわけです。
試合の流れと、松木が退いたあと

出典:【速報】松木玖生が代表デビュー、日本代表ファンとある事実に気づくwwwwww – 2chサッカーみんなの反応集
松木選手は3-5-2の右ウイングバックで先発しました。
42分にウルグアイのマキシミリアーノ・アラウホ選手に同点とされ、前半は1-1。松木選手は板倉滉選手、堂安律選手、前田大然選手とともに、64分ごろに交代でピッチを離れています。ゲキサカは64分としていますが、JFA公式では交代が63分と66分に分かれており、正確な時間は資料によって異なります。
試合が動いたのは終盤でした。
- 90+1分:塩貝健人選手が勝ち越し(代表初ゴール)
- 90+6分:上田綺世選手が追加点
塩貝選手の一発が決勝点です。この試合は森保一監督の3期目の初陣で、W杯後の初戦でもありました。2027年1月開幕のAFCアジアカップ2027へ向けた強化の場でもあります。
先発には佐野海舟選手と佐野航大選手の兄弟がダブルボランチで入り、久保建英選手と鎌田大地選手はベンチスタートでした。
森保監督が語った「ギラギラ」

出典:【”新生”サッカー日本代表直撃】中村敬斗/板倉滉/鈴木彩艶/代表初招集の松木玖生「熱く誰よりも負けん気を」|合流直後インタビュー – 日テレスポーツ【公式】
試合後、森保監督は松木選手と塩貝選手の2人について、こう語りました。
「ゴールを奪うという、若手らしいギラギラしたところを見せてくれたと思います」(マイナビニュース)
招集時のコメントを読み返すと、この得点は評価どおりの形だったと分かります。監督は9月17日のメンバー発表で、松木選手を次のように説明していました。
- 「2列目から飛び出して、ゴール前で最後得点を決める仕事ができる選手」
- 「チャンピオンシップでプレーをしていて、ここのところは右ウィングとして試合に出ることが多い」
- 「チームを鼓舞することができる強いメンタリティがある」
招集時の言葉と、デビュー戦の得点。その一致が目を引きます。
23歳が歩いた、青森山田からの道のり

出典:松木玖生のストーリー【常勝軍団、青森山田からJリーグへ殴り込み!】 – サッカー日本人列伝
松木選手は2003年4月30日、北海道室蘭市の生まれです。6歳で地元の室蘭大沢FCでボールを蹴り始めました。
青森山田高では2021年度の第100回全国高校サッカー選手権で優勝し、優秀選手に選ばれています。準決勝と決勝の2試合で計4得点でした。
2022年にFC東京へ入団し、同年5月3日のアビスパ福岡戦でプロ初ゴール。2023年のU-20W杯ではキャプテンを務め、同年にAFC年間最優秀ユース選手賞(男子)も受賞しました。2024年にはU-23アジアカップで優勝し、同年にサウサンプトンへ完全移籍しています。ビザの事情で、2024-25シーズンはトルコ1部のギョズテペへ期限付き移籍でした。
そして今季。9月12日のチャンピオンシップ、ブリストル・シティ戦で82分に今季公式戦初ゴールを決めました。ゲキサカによると、フル出場で4-1の勝利です。9月24日の代表デビュー弾は、そこから12日後の出来事でした。
試合後、松木選手は「勝てたことにほっとせず、残り3試合ありますけど、向上心を持って戦いたいと思います」と話しています。この「残り3試合」の日程は、今回の調査では確認できていません。
次の代表戦でも、右サイドでこの左足が見られるのか。まずはそこが注目点です。
