2年連続100敗の球団が、史上初のPS進出

出典:【戦力分析】2年連続100敗のチームに村上宗隆がもたらしたものとは?ホワイトソックス戦毎日見てる山本萩子が大解析! – イガちゃんねる 〜五十嵐亮太の人生は旅だ〜
2024年は41勝121敗。近代メジャーで最も多い敗戦数を記録したチームが、2年後にシャンパンを開けました。
シカゴ・ホワイトソックスは9月24日(日本時間25日)、敵地カンザスシティでロイヤルズに9-1で勝利しました。スポーツ報知やFOX Sportsによると、2021年以来5年ぶりのポストシーズン進出が決まっています。
スポニチやMLB.comは、2年連続100敗以上の球団がポストシーズンに進むのはMLB史上初だと伝えました。
村上宗隆は「4番・一塁」で先発し、4打数1安打1打点1四球。試合後のシャンパンファイトにも加わっています。
初回の3点で主導権
FOX Sportsによると、試合が動いたのは初回でした。
- バルガスのタイムリー
- ベニンテンディの犠飛
- ピーターズのタイムリー
この3点を先取し、そのまま押し切っています。先発のサンドリンは6回を5安打1失点。捕手のティールは本塁打を放ち、5打席すべてで出塁しました。
村上の9月は打率.121 それでも4番に座った

出典:【村上宗隆 4試合連続打点💥】5年ぶりPS進出かけて⚔️ホワイトソックス勝てば地区首位に🥇|ホワイトソックスvsロイヤルズ 試合ハイライト(2026年9月24日) – MLB Japan
スポニチによれば、試合前の時点で村上の9月の月間打率は.121でした。数字だけ見れば、絶好調とは言えません。
それでも報知が伝える通り、この日は3回無死一、三塁の二ゴロで打点を挙げ、5試合連続打点。4回には中前打で3試合連続安打も記録しています。
本塁打が出なくても、走者を還す仕事は続けていました。
シーズン成績を並べると
スポニチ(dメニューニュース掲載)が9月22日ごろの時点として伝えた数字は次の通りです。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 打席 | 531 |
| 打率 | .203 |
| 出塁率 | .348 |
| 長打率 | .469 |
| 四球 | 91 |
打率は2割ちょうど。一方で出塁率は3割5分近く、四球を91個選んでいます。
33本塁打は、報知によるとチーム最多タイ。同じ日に岡本和真(ブルージェイズ)と並んで、日本人メジャー1年目の最多本塁打でもあります。
「弱いチームに入ったと言われた」本人の言葉

シャンパンファイトの場で、村上はこう話しました。
> 「いやもう、凄くうれしいです。最初は凄い弱いチームに入ったとか色々言われましたけど、こうして、凄くいいチームメートと一緒に最高の気分を味わえてうれしいです」
スポニチが伝えたコメントです。
ポスティングで2年契約を結んだ時点で、このチームは3年連続100敗超を経験済みでした。周囲の見方を、本人も耳にしていたことになります。
村上だけの話ではない
CBS Sportsによると、村上、モンゴメリー、バルガスの3人が30本塁打以上。3人が30本以上は球団史上4例目です。
報知は、4試合を残した時点のチーム本塁打203本がメジャー6位だと報じています。
ウィル・ヴェナブル監督はAPの取材に「They know what this is about.」と語り、祝勝の飛行機移動のあと「明日からはまた仕事に戻る」という趣旨の言葉で切り替えを促しました。
さらにマイナビニュースによれば、米誌スポーツ・イラストレイテッドはこのチームを「おそらく野球界で最高の若手軍団」と評しています。
残り3試合で分かれる道

出典:【村上宗隆】33号2ランで3連勝!5打点の同僚マイドロスが語る衝撃の本音…「ムネの一発」が勝利を救った理由【ホワイトソックス・MLB】 – Shohei Chronicle
レギュラーシーズンは本拠地でのロッキーズ3連戦を残すのみです。
FOX SportsとCBS Sportsによると、この日の試合開始時点で首位ガーディアンズとは1ゲーム差。地区優勝の芽も残っています。
道筋は2つです。
- 地区優勝:ALDS(地区シリーズ)へ直行
- ワイルドカード:ア・リーグ西地区の優勝チームの本拠地でワイルドカードシリーズ
村上は地区優勝について「もちろん狙ってますし、チームみんな同じ気持ち」と話しました。
進出決定時点で、直近7試合は5勝2敗。チームは82勝77敗まで積み上げています。
41勝から82勝へ。勝ち星がちょうど2倍になった2年間の締めくくりは、本拠地の3試合で決まります。
