張本勲さん死去、関口宏が追悼コメント「頑固ないいおじさんでした」

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東京都内の病院で息を引き取る、86歳

張本勲さん(86)死去 プロ野球史上最多3085安打(2026年9月10日)

出典:張本勲さん(86)死去 プロ野球史上最多3085安打(2026年9月10日) – ANNnewsCH

2026年9月9日午後5時ごろ、東京都内の病院で張本勲さんが亡くなった。86歳だった。

死因は各メディアとも公表していない。

訃報は翌10日、日本プロ野球名球会が発表した。TBS「ひるおび!」では皆川玲奈アナウンサーが番組内で伝えている。

X(旧ツイッター)では「張本さん」「ハリさん」がトレンド上位に入り、突然の別れを惜しむ投稿が相次いだ。

関口宏「頑固ないいおじさんでした」

元プロ野球選手で被爆者 張本勲さん死去 広島でも惜しむ声

出典:元プロ野球選手で被爆者 張本勲さん死去 広島でも惜しむ声 – 広テレ!NEWS

訃報を受け、関口宏(83)が短いコメントを寄せた。

「頑固ないいおじさんでした。喝の名人でもありました」

飾らない言葉の裏に、36年半にわたる付き合いの重みがにじむ。

関口宏はTBS「サンデーモーニング」の総合司会を1987年から2024年3月31日まで務めた人物。張本さんは1999年7月11日から2021年12月26日までの23年間、スポーツコーナー「週刊御意見番」のレギュラーを担い、「喝!」「あっぱれ!」の名調子で番組の顔となった。

番組公式も追悼コメントを発表している。

「時に厳しい『喝!』、時に愛のある『あっぱれ!』でコーナーを盛り上げてくださいました」

被爆者としての経験から「絶対に人間の世界では戦争はだめだ」というメッセージを伝え続けたことにも触れ、「心からの『あっぱれ!』を贈ります」と結んだ。

「安打製造機」の記録と、5歳での被爆

【速報】プロ野球歴代最多安打の張本勲さん死去

出典:【速報】プロ野球歴代最多安打の張本勲さん死去 – 共同通信 KYODO NEWS

通算3085安打、首位打者7度

1959年に東映(現・日本ハム)へ入団し、1年目で新人王を獲得。1962年にはMVPに輝いた。

主な記録は次の通り。

  • 通算3085安打(NPB歴代最多、日米通算ではイチローに次ぐ2位)
  • 首位打者7度、最多安打3度、最高出塁率9度
  • 通算打率.319、504本塁打、1676打点
  • シーズン3割以上16度、9年連続3割は歴代最長

1976年に巨人へ移籍後は王貞治と「OH砲」を組み、長嶋茂雄監督のもとで2度の優勝に貢献。1980年、ロッテでNPB史上初の通算3000安打を達成している。

5歳で被爆、姉を失う

1940年6月19日、広島市生まれ。5歳のとき、爆心地から約2キロの自宅で被爆した。

標高70メートルの比治山の陰になったことで難を逃れたが、長姉の点子さんは被爆から数日後に亡くなっている。

生前、スポーツ報知の取材にこう語っていた。

「原爆症がいつ出るかわからないという恐怖はある」「戦争は死ぬまで終わらない」

死去まで1カ月半、最後の輝きと球界の声

【衝撃】張本勲さん死去…1カ月前の「元気な姿」にファン涙 東京ドームで起きた大歓声、最後に語った阪神・佐藤輝明「三冠王」への期待とは

出典:【衝撃】張本勲さん死去…1カ月前の「元気な姿」にファン涙 東京ドームで起きた大歓声、最後に語った阪神・佐藤輝明「三冠王」への期待とは – JAPAN NEWS TODAY 🇯🇵

86歳、最高齢での代打出場

死去のおよそ6週間前、張本さんは東京ドームの打席に立っていた。

2026年7月27日の「サントリードリームマッチ」で、史上最高齢となる86歳で5回に代打出場。上原浩治との対戦は1球で申告敬遠となり、代走が送られた。「代打・張本勲」のアナウンスに場内は大歓声に包まれたという。

最後の対戦相手となった上原浩治は、追悼コメントでこう振り返った。

「先日のサントリードリームマッチでの対戦が、まさか最後になるとは思ってもいませんでした」

最後のテレビ出演は8月2日

8月2日には「サンデーモーニング」「スペシャルご意見番」として生出演。巨人・坂本勇人のオールスター選出に「あっぱれ」を贈り、阪神・佐藤輝明の三冠王の可能性を「80%くらい」と予想していた。

来年のドリームマッチ出場にも「一週間前から練習していきますよ」と笑顔で語っており、これが最後のテレビ出演になった。

王貞治氏「胸を張って天国へ」

同じ1940年生まれで、巨人時代に「OH砲」を組んだ王貞治氏(86)は取材にこう応じている。

「腰の手術をした後だったから足はあれだけど、体そのものは具合悪いとは感じてなかったんで、今度の知らせはちょっとびっくりしてます」

「首位打者が7回、3000本を超えてるっていうのが燦然と輝いているからね。胸を張って天国へ行ってほしいね」

山本昌氏は「昌、昌」と可愛がってもらった思い出を語り、里崎智也氏は「先日サントリードリームマッチでお会いした時には元気でお話もしたばかりだったのに」と突然の別れに驚きを口にした。

つい1カ月半前まで打席に立ち、テレビの前で笑っていた人が、もういない。それが今回の訃報を重くしている。

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