先発エース・栗林良吏が、わずか17球でマウンドを降りた。
5月22日のバンテリンドームナゴヤ。今季4勝1敗・防御率0.78と圧倒的な安定感を誇っていた広島のエースが、初回途中に緊急降板するアクシデントが発生しました。
19イニング連続無失点という記録も、この日に途切れることとなりました。
守護神が先発エースに転身、圧倒的な2カ月間

出典:【独占取材】Carp栗林良吏 先発転向へ新たな試み「平均球速アップを」|中田解説|勝ちグセ|カープ|ピタニュー – 【球団お墨付き】勝ちグセCarpチャンネル
クローザーから先発への転向
2021年ドラフト1位で広島に入団した栗林良吏。入団後はクローザー(守護神)としてチームを支えてきました。
先発転向のきっかけは2025年9月中旬、新井貴浩監督からの打診。同年9月27日の登録抹消時に監督室で話し合いが行われ、翌年の先発転向が正式に決まりました。
初先発から歴史的な快投が続く
2026年3月29日、中日戦でキャリア初の先発登板(デイリースポーツ報道)。
8回まで完全試合ペースを維持し、最終的に95球・1安打完封という「マダックス」を達成。まさに歴史的なデビューとなりました。
5月15日の阪神戦では今季2度目の完封勝利。「1安打以下完封」は1972年・外木場義郎以来54年ぶりの球団記録として話題になりました。
この日(5月22日)時点での成績は4勝1敗・防御率0.78(リーグ2位)。先発転向わずか2カ月で、広島の先発ローテーションの柱となっていたのです。
5月22日の初回、何が起きたのか

出典:栗林良吏が初回に緊急降板!違和感訴えて治療し再びマウンドも…心配するカープベンチ!広島カープvs中日ドラゴンズ 2026年5月22日 – 赤ヘル坊や
2死を取った後、自らマウンドを離れる
先頭の村松に左前打を許した後、栗林は2アウトを奪いました。
しかし4番・細川成也への投球で四球を与えたところで、自らマウンドを降りてベンチへ向かうアクシデントが発生(デイリースポーツ報道)。
「自ら降りる」という行動が、球場を騒然とさせました。
ベンチ裏で治療後、再登板も2失点
ベンチ裏で治療を受けた後、栗林は2死一・二塁の場面で再びマウンドへ戻りました。
しかし5番・阿部、6番・石伊に連続適時打を浴び2失点。その後、菊地原投手コーチがマウンドへ向かい、新井監督が降板を告げました。
投球数わずか17球、3分の2イニングでの降板です。
アクシデントの具体的な内容(怪我の部位等)は、5月22日時点で公式には明らかにされていません。
細川成也との「因縁」が続く

出典:栗林良吏にアクシデント わずか17球で降板する一部始終 心配する選手たち 小園海斗と村松開人 中日ドラゴンズVS広島東洋カープ 2026/05/22 – Dolapit
ここで注目したいのが、四球の相手が細川成也だったという点。
実は、3月29日のキャリア初先発でも、8回に細川に中前打を浴びて完全試合を阻止されています。あの試合では球場から「頑張れ栗林!」の異例のチャントが起きていた中での出来事でした(中日スポーツ報道)。
2試合続けて「細川成也がからんだ場面」でつまずいた形となり、ファンの間では「天敵」という声も上がっています。
SNS上では「栗林降板まじ?怪我とかなら最悪じゃん」「今年赤に変わる寸前の黄信号なのよ」と悲鳴が相次いでいます(中日スポーツ報道)。
今後の広島と栗林の状態に注目

出典:【独占インタビュー】マダックス直後の栗林良吏 – 【カープ公認】金鯉チャンネル 広テレ
先発転向後の栗林がここまで崩れたのは、今回が初めてのこと。
防御率0.78・19連続無失点という輝かしい記録を積み上げてきただけに、このアクシデントは広島ファンにとっても大きな出来事となりました。
怪我の状態によっては、次回登板時期や先発ローテーションの再編が必要になる可能性もあります。広島球団の今後の発表と、栗林の状態回復が注目されます。
守護神から先発エースへと見事に転身し、球団の歴史的記録まで更新してきた栗林良吏。この試練を乗り越えた先に、また輝きを取り戻してほしいというファンの声は、SNSの反応からも伝わってきます。
