マイユニバースが宝塚記念のレース中に死亡

出典:【宝塚記念】15番マイユニバース 単勝1000円、ワイド15-1,2,5,13,16 各800円|まりえのコツコツ 100万円チャレンジ – テレ東競馬チャンネル
2026年6月14日、第67回宝塚記念のレース中に、4歳牡馬マイユニバースが急性心不全を発症して死亡しました。
最後の直線で競走中止となり、コース上で倒れたとJRA(日本中央競馬会)が発表しています。
わずか2週間前に重賞を7馬身差で圧勝したばかりの上昇馬。あまりに突然の出来事でした。
阪神芝2200mで行われたこのG1。マイユニバースは18頭立てで6番人気に支持されていました。
G1馬5頭に次ぐ人気で、事実上の上位人気。それだけ期待を集めていた1頭だったんです。
レースで何が起きたのか

出典:【マイユニバース】G I宝塚記念想定6番人気!横山典弘ゴールドシップ以来の制覇目指す✨近4走レースダイジェスト – シェイルKEIBA
中団からの競馬。前半は無理のない位置取りでした。
ところが3コーナーを過ぎたあたりから、徐々に後退して失速。
横山典弘騎手は4コーナーで下馬し、最後の直線で競走を中止しました。その直後に急性心不全を発症し、死亡が確認されています。
netkeibaや日刊スポーツの報道によると、異変が表れたのは坂を駆け上がる手前。明らかに様子がおかしくなっていたといいます。
横山騎手は前走の日経賞でもコンビを組んでおり、馬の状態を誰よりも把握していた人物。その判断での下馬でした。
わずか2週間前は7馬身差の圧勝だった

出典:【レース映像】中山11R 日経賞(GII)|マイユニバース(横山典弘)|ウイニング競馬 – テレ東競馬チャンネル
ここが今回の悲劇を語るうえで、意外と知られていないポイントです。
マイユニバースは2026年3月28日、中山競馬場の日経賞(G2)で重賞初制覇を飾ったばかり。
しかもその勝ち方が、横山典弘騎手とのコンビで7馬身差の圧勝。誰の目にも「本物だ」と映る内容でした。
デビューは2024年7月の札幌・2歳新馬戦で、初戦は5着。その後は未勝利戦で苦戦が続いた馬です。
通算成績は15戦5勝、獲得賞金は1億4032万7000円。決して順風満帆ではなかったキャリアの中で、ようやくつかんだ重賞タイトルでした。
その勢いのまま臨んだ初のG1。上昇カーブの真っ只中での出来事だったわけです。
調教師は状態の良さを語っていた
管理する武幸四郎調教師(栗東)は、レース前にこう話していました。
> 「強い相手で馬は大変だと思うが、いい経験になると思う」(ラジオNIKKEI)
追い切り後にも「順調にきている」とコメント。コンディションは良好だったとされています。
それだけに、関係者の無念は計り知れません。
同じレースでは記録更新の歓喜もあった

出典:【逃走撃】マイユニバースひとり旅 – 中央競馬チャンネル
勝負の世界の残酷さを感じるのが、同じレースの結果です。
優勝したのは2番人気のメイショウタバル(武豊騎手)。宝塚記念を見事に連覇しました。
勝ち時計は2分12秒1。馬場は重という難しいコンディションでした。
さらに武豊騎手は2週連続のG1勝利。自身が持つ史上最年長G1勝利記録を更新しています。
2着には北村友一騎手のクロワデュノールが入りました。
ひとつのレースで、記録更新の歓喜と1頭の死という悲劇が同時に起きた。それが今回の宝塚記念でした。
マイユニバースの基本情報まとめ

出典:【宝塚記念】本命爆笑田中さんの本命◎マイユニバース!まりえさんも!大久保先生 本命◎ミュージアムマイル、キャプテン渡辺 本命◎タガノデュード – テレ東競馬チャンネル
最後に、マイユニバースのプロフィールを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | マイユニバース(牡4歳・鹿毛) |
| 生年月日 | 2022年2月3日 |
| 血統 | 父レイデオロ/母チャーチクワイア/母父ネオユニヴァース |
| 馬主 | 寺田寿男 |
| 生産者 | ノーザンファーム(北海道安平町) |
| 通算成績 | 15戦5勝 |
| 主な勝ち鞍 | 日経賞(G2・2026年) |
父はかつての年度代表馬レイデオロ。母父にはネオユニヴァースの名があります。
ノーザンファーム生産の良血馬が、4歳という若さで競走生活を終えることになりました。
JRAは公式に死亡を発表しています。今後、急性心不全の発症について詳しい検証が行われるかどうかが、ひとつの注目点となりそうです。
前走で見せた7馬身差の走り。その姿を記憶にとどめたいファンも多いのではないでしょうか。
