4回1死、内角直球で相手のバットが真っ二つ

2026年9月9日、みずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンク対日本ハム戦。
4回1死走者なしの場面で、それは起きました。
打者は日本ハムの有薗直輝選手。上沢直之投手が投げた内角直球で、有薗選手のバットが根元から真っ二つに折れます。
先端部分は回転しながらマウンドへ一直線。上沢投手は避ける間もなく、グラブをつけた左手首付近に直撃を受けました。
サンケイスポーツによると、体に当たった衝撃でバットが再び折れ、さらに細かく割れたといいます。
打球自体は遊撃手・庄子雄大選手(23歳)が処理して遊ゴロ。上沢投手はその場に座り込み、球場全体がざわつきました。
トレーナー確認後、「OKのしぐさ」で続投

出典:【雄叫び】やっぱり吠えた上沢直之「まあまあやってんな」(2026/7/4.OA)|テレビ西日本 – ももスポ【TNCテレビ西日本】
駆け寄ったトレーナーが状態を確認しましたが、大事には至りませんでした。
上沢投手はすぐに立ち上がり、投球練習を再開。
「OKのしぐさ」を見せ、そのまま続投を選んでいます。スポニチアネックスとサンケイスポーツが伝えています。
続く田宮裕涼選手も遊ゴロに打ち取り、この回を三者凡退で終えてベンチに戻りました。
小久保裕紀監督や上沢投手本人からのコメントは、9日時点で伝えられていません。
打球直撃によるケガは今回が初めてではない

出典:【簡単な決断ではなかった】上沢直之投手入団会見【この決断が良かったものと言えるように】 – 福岡ソフトバンクホークス公式
日本経済新聞やパ・リーグ.comなどの報道を振り返ると、上沢投手にとって体への打球直撃は今回が最初ではないのです。
2019年6月18日、ソトの打球を受けて左膝蓋骨を骨折。全治5か月の重傷でした。
2022年7月16日にはジャンセンの打球が右足を直撃し、第3趾基節骨を骨折。7月19日に骨接合術を受けています。
2016年3月には右肘関節滑膜ヒダ切除術も経験済み。
度重なるアクシデントをくぐり抜けてきた投手だからこそ、今回も落ち着いて対応できたのかもしれません。
移籍3年目、優勝マジックを進める今季成績

出典:【移籍1年目】新天地でのプレーに不安は? 上沢直之 について深堀り!|川ちゃんのバリおしッホークス – バリはやッ!スポーツ
日本ハムからソフトバンクへ
Wikipediaにまとめられている経歴によると、上沢投手は2012年に日本ハム入団。2024年1月にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、同年3月にレッドソックスへ金銭トレードで移籍しました。
同年12月18日、ソフトバンクと契約。2026年は2019年、2021年に続く3度目の開幕投手を任されています。
3回まで4安打3失点も、打線が援護
NPB公式の個人成績によると、9日の登板前時点で18試合に登板し、7勝4敗、防御率2.53、110回1/3を投げて102奪三振という成績を残していました。
この試合では3回までに4安打3失点。2回には有薗選手にフォークを二塁打され、3回には清宮幸太郎選手に18号ソロを許しています。
一方の打線は1回に近藤健介選手の26号ソロ、3回には栗原陵矢選手の37号2ランなどで逆転に成功。
6回裏を終えた時点で、ソフトバンクが5-3とリードしていました。
前日8日には日本ハムに14-1と大勝しており、優勝マジックは13に。最短優勝日は9月16日が目安とされています。
