トラウト、走塁中の一歩で負傷者リスト入り
エンゼルスのマイク・トラウト外野手(34歳)が、右ハムストリングの肉離れで10日間の負傷者リスト(IL)入りしました。
MLB.comやESPNが報じています(日本での報道は2026年6月18日、日本時間19日)。
きっかけは、水曜日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦。
8回、一塁へ走った、その一歩でした。
この試合、エンゼルスは1-8で敗れています。
復活を印象づけていたシーズンの最中だっただけに、エンゼルスにとっては痛い離脱です。
今季は「別人」のトラウトだった

出典:特大悲報エンゼルス、マイク・トラウトに衝撃の診断… – アニドラ特報
実は今季のトラウト、近年とは様子が違いました。
故障がちだった近年と比べ、チームの75試合中74試合に出場。
まずこの「ほぼ皆勤」が、彼にとって大きな改善だったんです(Bleacher Report)。
成績も見てみましょう。
- 打率.234/出塁率.394/長打率.472
- OPS.866
- 17本塁打、12二塁打、36打点、7盗塁
そして得点54は、アメリカンリーグ単独トップでした(MLB.com)。
6月15日(日本時間16日)のオールスター投票中間発表でも名前が挙がり、2023年以来の選出が有力視されていた矢先の出来事です。
本人は前向き、記者は「厳しいニュース」
負傷翌日のトラウトのコメントが、なかなか印象的です。
「昨夜から今日にかけて、まるで別人のように違う。それは自分にとってポジティブだ」(MLB.com)
短期間での復帰に、本人は期待をのぞかせています。
一方で、周囲の受け止めは慎重です。
「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当サム・ブラム記者は、Xでこう投稿しました。
「オールスターゲームが迫り、カムバックシーズンを過ごすトラウトにとって厳しいニュースだ」(Full-Count)
オールスター投票では、ア・リーグ外野手部門の1位にアーロン・ジャッジが入っています。
トラウトの穴を埋めるのは「ドラフト8位」の若手

出典:【朗報】マイク・トラウトさん、WBCを大満喫する 【なんj】 – プロ野球なんでも情報局
トラウト離脱に伴い、エンゼルスはトップ・プロスペクトのクリスチャン・ムーアを3Aから昇格させました(MLB.com、SI)。
ムーアは2024年ドラフト全体8位指名の期待株です。
その3A成績が、また強烈で。
- 51試合で打率.333/出塁率.468/長打率.585
- 9本塁打、14二塁打、4三塁打、10盗塁、45打点
この数字、トラウトの穴を埋めるには十分すぎる勢いですよね。
このほかのロースター操作も合わせて行われました。
- 捕手タイラー・ハイネマンを登録
- 捕手ローガン・ポーターを3Aへ降格
- 右腕ブレット・ケリーを降格
- 右腕ライアン・ジョンソンを2Aから昇格
意外と知られていない事実
エンゼルスは現在、ア・リーグ西地区の最下位(ライブドアニュース)。
その苦しい状況下での主力離脱、というのが今回のニュースの背景にあります。
だからこそ、若手ムーアの昇格は「穴埋め」以上の意味を持ちそうです。
今後の注目ポイント

出典:【大谷翔平】マイク・トラウト衝撃告白!ドジャースで起きた“二刀流の異常進化”に全米騒然…なぜ長年隣で戦った彼でさえ翔平の限界を見失ったのか【海外の反応/MLB】 – ベースボールアップデート大谷
10日間ILということは、最短ならオールスター前後での復帰も視野に入ります。
トラウト本人が「別人のように良くなった」と語っている点は、ポジティブな材料です。
注目したいのは2つ。
ひとつは、トラウトがオールスターに間に合うかどうか。
もうひとつは、抜擢されたムーアが3Aの勢いをそのままメジャーで見せられるか。
最下位に沈むエンゼルスにとって、この離脱期間がチームの先行きを占う期間になりそうです。
