稽古最終日、取組編成会議に豊昇龍の名前はなかった

出典:【巡業 敦賀場所】一山本が横綱 豊昇龍に挑む。手加減一切なしのガチ稽古の結果…【大相撲 sumo】 – い 助太郎【大相撲ch】- sumo ch –
9月11日朝、両国国技館で開かれた取組編成会議。
横綱・豊昇龍(27)が大相撲秋場所を初日から休場することが、この場で正式に決まった。報告したのは浅香山審判部長(元大関・魁皇)だ。
休場はこれで3場所連続、通算10度目。スポニチが伝えたところでは、横綱在位10場所のうち実に5場所を休場している計算になる。
初日からの休場は、2018年初場所の初土俵以来という。デビューして以来、初めての経験だった。
直接のきっかけは9月9日と10日、2日連続で立浪部屋の朝稽古を休んだことにある。本人が「治療のため」と稽古休止を申し出ていた。
稽古総見で、横綱は一度も相撲を取らなかった
![【稽古総見】横綱と大関 豊昇龍 琴櫻 安青錦 霧島 2026/5/1 [KEIKOSOKEN_7]](https://img.youtube.com/vi/YTBnUfCmzVg/hqdefault.jpg)
出典:【稽古総見】横綱と大関 豊昇龍 琴櫻 安青錦 霧島 2026/5/1 [KEIKOSOKEN_7] – 相撲チャンネル SUMO CHANNEL
さかのぼること1週間、9月4日の横綱審議委員会・稽古総見。
豊昇龍は右膝にサポーターを固め、土俵に姿を見せた。
四股を踏み、すり足をこなし、ダンベルで上半身を鍛える。関脇・熱海富士に胸を出す場面もあった。
しかし、最後まで相撲を取ることはなかった。日刊スポーツによると、横審の稽古総見で横綱が一番も相撲を取らなかったのは、これが初めてのケースだという。
本人は取材に「本当は相撲を取りたかった」「僕はこれから先が長い。ここでけがが悪化したら、もう終わり」と明かしている。「医者にまだ取ったらいけないと止められている」とも語った。
八角理事長(元横綱・北勝海)はこの日、「この時期にできないようじゃ、難しいでしょう」と厳しい言葉を残した。
「飯がのどを通らない」師匠が明かした素顔

出典:観客のヤジに笑いが止まらない😂横綱豊昇龍🥁若元春との一戦👀【伊勢神宮奉納大相撲】 – おれんじpomチャンネル
右膝そのものは、回復に向かっているという。
それでも稽古が再開できなかった理由を、立浪親方(元小結・旭豊)は中日スポーツの取材に「精神的な落ち込み」だと説明した。
「ちょっと寝られないらしくて…不眠症。薬を飲んでも寝られない」
「メシも食えないから。のどを通らない」
責任を一人で抱え込んでいる様子がうかがえる、と師匠は明かしている。
体重にも影響が出ていた。手術直後に135キロまで落ちた体重は、8月時点で148キロまで戻っていた。
ところがその後、不眠と食欲不振で再び減少。現在は約140キロまで落ちているという。スポーツ報知は「10キロ近く減少」と報じている。
一人横綱の秋場所、次は「優勝か引退か」

出典:大相撲 横綱 豊昇龍-安青錦 優勝決定戦<令和7年九州場所・千秋楽>SUMO – 日本相撲協会公式チャンネル
秋場所は、東横綱・大の里が一人横綱として土俵を務める。
豊昇龍について立浪親方は、「優勝か引退か」という覚悟で次の場所に臨む考えを示した。「次に出る時には優勝する状態で出したい」と語ってきた師匠の姿勢は変わっていない。
復帰の目安は、11月の九州場所か、来年1月の初場所とみられる。
元NHKアナウンサーの藤井康生氏は自身のYouTubeチャンネルで、秋場所だけでなく九州場所も休場し「1月初場所に全てをかけて臨むということでもいい」との見方を示した。
2025年春場所の新横綱昇進から9場所、豊昇龍はまだ一度も優勝していない。
体が万全に戻るのはいつか。次に土俵へ上がる姿に注目が集まる。
