メジャー5球団以上が甲子園のバックネット裏に集結

出典:阪神・佐藤輝明は別格 メジャースカウト断言 バックネット裏に5球団以上陣取り熱視線 – Japan Breaking News
「佐藤は日本国内で別格か?」
この問いに、あるMLBスカウトは「イエス!!」と即答しました。
2026年6月4日、甲子園で行われた交流戦の阪神対西武戦。バックネット裏には、メジャーリーグのスカウトが「5球団以上」も陣取っていました。
お目当ては、阪神タイガースの内野手・佐藤輝明選手(27歳)です。
サンケイスポーツの報道によると、この日集まったのはヤンキース、パドレス、ホワイトソックス、ツインズ、レッズなど。1人の選手を見るために、これだけの球団が一斉に動くのは異例です。
しかも関心を示す球団は、これにとどまりません。THE DIGESTは、カーディナルスを含め最大「10球団」が佐藤選手に注目していると伝えています。
なぜ今、視察が一気に活発化したのか

きっかけは、前を走る2人の日本人スラッガーの活躍にあります。
スカウトはこう語っています。
「移籍1年目の村上と岡本がメジャーで結果を残している。そうなると、我々も早い段階からしっかりとチェックしないといけない」
村上宗隆選手と岡本和真選手は、前オフにポスティングで海を渡った2人。彼らの成功が、後続への視察を前倒しさせているわけです。
視察は6月4日が初めてではありません。
6月1日からの巨人3連戦(甲子園)でも、レッズやフィリーズなど複数球団が足を運びました。前オフに岡本選手をポスティング獲得したブルージェイズに至っては、上層部を含む4人態勢で連日視察を続けています。
佐藤選手の海外FA権取得は2029年の見込み。ただ、所属球団がポスティングを許可すれば、早ければ今オフに渡米する可能性も報じられています。
スカウトが「穴が少ない」と評価する中身

出典:【反撃開始】9回裏、無死3塁から#佐藤輝明 選手がレフトポール際に第15号ツーランホームランを放つ!【2026/6/3 T-L】 – 阪神タイガース 公式
気になるのは、メジャーが佐藤選手のどこを評価しているのか、です。
スカウトの評価は、パワーだけにとどまりません。
「パワーだったり、ホームランを打つ力はもちろんだけど、運動神経であったり、あとは守備もサードだけじゃなくて外野もできたり」
そして、こう続けます。
「今年の佐藤は穴が本当に少ない」
数字もそれを裏づけています。2026年シーズンは6月4日時点で打率.367、15本塁打、41打点。前シーズン(2025年)はセ・リーグ本塁打王・打点王の二冠を獲得し、MVPにも輝きました。
一方で、米球界がすべてを手放しで褒めているわけではありません。
東スポWEBによれば、スカウトの採点基準で鍵となるのは「直球」。メジャーレベルの速球に対応できるかが問われます。
長打力は「スタントン、クルーズに匹敵する怪物スラッガー」と評される一方、三振率の高さや四球の少なさ、守備(失策6)が懸念点として挙げられています。
意外と知られていない事実
アメリカ側からのラブコールは、視察だけではありません。
5月30日、米誌「スポーツ・イラストレイテッド ドジャース版」のマット・レヴィン記者は、ドジャースについて「もしサトウが獲得可能となれば、間違いなく入札するだろう」と提言しています。
ドジャースは三塁手マックス・マンシー選手(36歳)の後継候補として佐藤選手を最有力視。大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手が在籍し、日本人選手に人気の球団です。
メディアが現地で見ているだけでなく、地元メディアが補強候補として名指しで論じている。これが今の佐藤選手の立ち位置です。
今後はどうなる?争奪戦の行方

出典:阪神・佐藤輝明、ほとんどのファンが気づいていない”異次元の記録”がとんでもなかった… – やきゅうのとら
注目すべきは、移籍となった場合の規模感です。
報道では、推定契約額は「5年150億円がスタートライン」とされています。
メッツなどが本格的に動けば、「壮絶なマネーゲーム」に発展する可能性も指摘されています。
日刊ゲンダイDIGITALは「村上や岡本とは比較にならないくらいの争奪戦に発展するのは確実」と報じました。
もっとも、佐藤選手自身もこの試合は3打数無安打。連続試合安打は14でストップしており、シーズンはまだ続きます。
メジャー挑戦の意向を持つとされる佐藤選手が、今後どこまで成績を積み上げるのか。そして、いつ渡米のゴーサインが出るのか。
バックネット裏に並ぶスカウトの数は、その答えを占う一つの目安になりそうです。
※本記事はサンケイスポーツ、スポーツ報知、THE DIGEST、Full-Count、日刊ゲンダイDIGITAL、東スポWEBの報道をもとに構成しています。
