三笘薫の欠場、そして幼なじみへのバトン

出典:【公園から世界へ】田中碧と三笘薫、幼馴染が世界を驚かせる物語 – フットボールヒストリー
2026年FIFAワールドカップで、日本代表MF田中碧(リーズ・ユナイテッドFC・27歳)が背番号「7番」を背負う見通しです。
7番は前大会で「三笘の1ミリ」として世界を驚かせた三笘薫の番号。
三笘薫は今大会、負傷により代表から外れています。その7番のバトンを受け取ったのが、田中碧というわけです。
田中碧と三笘薫は同じ小中学校の出身。2022年カタールW杯スペイン戦では三笘のアシストから田中の決勝ゴールが生まれており、2人の縁はすでにW杯の舞台で証明されています。
Goal.comの報道などによると、5月31日のアイスランド戦前後に正式な背番号が公表される見込みで、田中碧が「7番」を着けるとされています。
日記に書き続けた「W杯ゴール」がスペイン戦で現実に

出典:【カタールW杯】日本vsスペイン 三笘→田中碧のゴールがVARで決まるまで – Neo Japan
カタールW杯に挑む前、田中碧はある習慣を続けていたことを自ら明かしています。
「毎日日記にW杯で点を取ると書き続けていた」
グループリーグのドイツ戦では無得点でした。それでも書き続けた結果、12月2日のスペイン戦で決勝ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチを受賞しています。
そのゴールの感覚について、ABEMAのインタビューでこう振り返っています。
「どフリーで押し込むだけという感覚だった。映像で見たら相手が先にいて、その後ろから入っていたからびっくりした」
VARで長い確認が行われるほどギリギリのゴールでしたが、本人は「余裕」の感覚だったというのが面白い。
カタールW杯後にはFIFAの公式インタビューでこんな言葉も残しています。
「ここにはバケモノしかいないですけど、次は自分がバケモノになってここに戻ってきたい。それで優勝したい」
3年半後の2026年大会で、その言葉通りに切符を掴みました。
プレミアリーグ1年目で「史上12人目の日本人得点者」

出典:【最終節】田中碧、イングランドでの最後の戦いを終え、W杯へ向け日本へ戻る。 – O Fenômeno、VTComps 2nd
2024年8月にリーズ・ユナイテッドへ完全移籍した田中碧。
移籍1年目のチャンピオンシップ(イングランド2部)ではリーグ戦43試合・5得点を記録し、クラブのプレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。
2025-26シーズン、プレミアリーグのデビュー月となった2025年8月に月間MVP(POTM)を受賞。プレミアリーグで得点を挙げた日本人選手として史上12人目という記録も刻んでいます。
2026年4月にはマンチェスター・ユナイテッド戦にも貢献し、指揮官から「アオの最近のパフォーマンスには満足している」と称賛されました(サッカーキングの報道より)。
リーズは2026年5月時点でプレミアリーグ残留圏を確保(勝ち点43以上)しており、田中碧はその中心選手として機能しています。
2026年W杯でも「2大会連続ゴール」なるか

出典:【首位決戦】田中碧、劇的逆転ゴール【シェフィールドvsリーズ】 2025.02.25 – サッカーアークス
日本はグループFに入り、初戦の相手はオランダです。
実はあまり知られていませんが、田中碧はカタール大会前から「日記にW杯でゴールを取ると書き続ける」という精神的ルーティンを持っていた選手です。
ドイツ戦で無得点に終わっても書き続け、スペイン戦で現実にした。このルーティンが今大会も続いているとすれば、2大会連続ゴールへの準備は着々と整っているはずです。
カタール大会での背番号は17番でした。今度は三笘薫の「7番」を引き継ぎ、グループF初戦・オランダ戦に挑む田中碧の活躍に注目が集まっています。
