1947年以来79年ぶり、歴史が動いた5月26日

出典:【速報】読売巨人の阿部慎之助監督が辞任「伝統ある巨人軍の監督の名を汚した」(2026年5月26日) – ANNnewsCH
実は79年ぶりの出来事です。
読売巨人軍でシーズン途中に監督が交代したのは、1947年(中島治康→三原脩)以来のこと。
それほど長い球団史の中で、阿部慎之助監督(47)の辞任は異例中の異例として受け止められています。
経緯をおさらいすると、5月25日夜に阿部監督は自宅で長女(18歳)と次女(15歳)のけんかを仲裁しようとした際、長女への暴行容疑で警視庁渋谷署に現行犯逮捕。翌26日未明に釈放され、同日に山口寿一オーナーへ辞意を申し出ました。
「伝統ある巨人軍の監督の名も汚してしまい、深く謝罪したい気持ちでいっぱい」
日本経済新聞の報道によると、涙の辞任会見でこう語った阿部氏。球団が辞任を受理したことで、長い「阿部体制」は突然の幕引きとなりました。
橋上監督代行の初陣は8失点大敗、現場で何が起きているか

出典:【巨人】橋上秀樹 監督代行がコメント 阿部慎之助監督の辞任を受け【ノーカット】(2026年5月26日)|TBS NEWS DIG – TBS NEWS DIG Powered by JNN
阿部監督辞任を受け、橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が監督代行に就任。5月25日夜の段階で球団が翌日からの体制を発表していました。
初陣となった5月26日のソフトバンク戦は、8失点大敗。チームにとって5連敗となりました。
インフォシーク掲載の日刊スポーツによると、橋上代行は阿部前監督が座っていたベンチの席には座らず、ベンチ内を動き回りながら采配。試合後には「まだ色々しっくりこない。私も貧乏性なんで」とコメントしています。
橋上代行体制は今季終了まで続く見通しで、残りシーズンをどう乗り切るかが問われています。
次期監督は誰か、原辰徳氏らOBが候補に挙がる理由

辞任翌日から早速、次期監督をめぐる議論が活発化しています。
各メディアの情報を総合すると、現時点での最有力候補として名前が挙がっているのが原辰徳氏です。
その実績は数字が物語っています。
| 候補者 | 主な経歴・実績 |
|---|---|
| 原辰徳 | 元監督(3期)、リーグ優勝9回、日本一3回 |
| 高橋由伸 | 元監督(2016〜2018年)、元主将 |
| 二岡智宏 | 現二軍監督、現場経験豊富 |
| 井端弘和 | OB、侍ジャパン監督経験あり |
| 工藤公康 | OB、ソフトバンク監督として優勝実績 |
原氏が就任すれば、前例のない「3期目」となります。
通算12年・リーグ優勝9回・日本一3回という実績は、組織の立て直しを急ぐ球団が求める「実績と信頼」の両面で、他の候補を一歩リードしていると見られています。
「仲直り済み」でも辞任を受理、球団が下した判断の意味

出典:巨人・阿部慎之助監督が辞任 長女「殴る蹴るはない」とコメントも…なぜ児童相談所は警察に通報したのか【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG – TBS NEWS DIG Powered by JNN
ここで注目したいのが、長女がすでに「仲直りしています」と手紙に記しているという事実です。
デイリースポーツの報道によると、辞任会見では長女の手紙が代読され、「殴る・蹴るといった事実はない。私の過度な状況説明が事実と異なってしまった」と証言。「父との大がかりな喧嘩は初めて」「警察が来て驚いた」とも記されていました。
Yahoo!ニュース掲載の弁護士ドットコムが伝えた元検事の分析では、親族間の暴行であること・長女自身が事実関係を否定していることなどから、不起訴の可能性も指摘されています。
それでも球団が辞任を受理した背景には、コンプライアンス対応と球団イメージの維持という判断があったと考えられます。
79年ぶりという歴史的な交代劇を経て、巨人が来季どのような形で再建を図るか。次期監督人事の発表が、今後の最大の焦点となっています。
