17年の監督生活を経て、解説者・原辰徳が江川卓と初共演

出典:【原辰徳】一億円事件、ハイタッチ拒否、◯ワハラ…表にはでない原辰徳の闇 – ベースボールバグ【野球よもやま話】
2026年プロ野球開幕シリーズ(巨人×阪神、東京ドーム)で、巨人の伝説的OBコンビが解説席に並びました。
日本テレビ系「DRAMATIC BASEBALL 2026」の解説として登場したのは、元読売ジャイアンツ監督の原辰徳氏(66歳)と、元巨人エース投手の江川卓氏(68歳)。
日テレNEWS NNNの報道によると、地上波での2人の解説コンビはこれが初めてとのことです。
原辰徳氏は2023年10月に17年間の監督生活に幕を下ろしました。リーグ優勝9度・日本一3度・通算歴代最多勝という輝かしい実績を残しての退任です。
その後は現オーナー付特別顧問として球団に関わりながら、2024年以降は日本テレビやラジオ日本でゲスト解説者としての活動を開始しています。
一方の江川卓氏は1988年の引退直後から日本テレビの解説者として活動を継続。2026年現在、実に38年目を迎えるベテラン解説者です。
2人をつなぐ「あの夏の甲子園」の縁

出典:【定岡正二vs原辰徳】夏の甲子園の2週間で人生が変わった! – スポーツバンザイ
この2人、単なる巨人の先輩後輩という関係ではありません。
1973年夏の甲子園に話はさかのぼります。
当時まだ中学生だった原辰徳氏が、作新学院の怪物・江川卓氏のピッチングを観戦。そのあまりの衝撃が、東海大相模への進学を決意させたというエピソードが残っています。
のちに同じ巨人でライバルかつ同僚として活躍することになる2人の出会いが、実は甲子園の観客席だった——というのは、野球ファンにとっても感慨深いエピソードではないでしょうか。
現役時代の縁をそのままに、解説席でこうして並んだ2人の姿は、長年の巨人ファンには特別な光景に映ったはずです。
解説席から語った「新生ジャイアンツ」の手応え

出典:巨人・原辰徳監督全スピーチ2019激励会ノーカット。打順・先発発表! – BB⚾️news
開幕戦(3月27日)では巨人が最高のスタートを切りました。
ドラフト1位・竹丸投手がプロ初登板で初勝利。外国人選手のキャベッジとダルベックがアベックホームランを記録するなど、新戦力が一斉に躍動した試合でした。
その翌日以降の中継で解説を担当した原辰徳氏は、こう語っています。
> 「新生ジャイアンツがきのう最高のスタートをきった。自分たちの野球をすべて先手の中でできた」
監督として17年間チームを率いた目線で戦況を語る原氏らしい、的確なひと言です。
江川卓氏も今季の巨人で注目する選手をこう名指ししました。
> 「巨人の打つ方のキーパーソンは坂本ですね。あとはピッチャーでは中川だと思うので、注目したいです」
ベテランの坂本勇人選手と、投手陣の要として中川皓太投手を指名。長年にわたって巨人の試合を見続けてきた江川氏ならではの分析です。
「解説歴38年」と「歴代最多勝監督」のコンビが持つ意味

出典:原辰徳に対する巨人歴代監督のコメント3選 #野球 #プロ野球 #野球解説 – 野球ラバーズ
注目すべき点があります。
江川卓氏は引退直後の1988年から解説者として活動しており、今年で38年目。一方の原辰徳氏は2024年以降に解説活動を本格化させたばかりで、キャリアとしてはまだ浅い立場です。
つまりこのコンビ、「解説のベテラン」と「監督・選手としての実績が群を抜くOB」という、まったく異なる強みを持つ2人の組み合わせでもあります。
試合の技術的な細部を語る江川氏と、采配・チームの方向性を俯瞰する原氏——視点の違いが、解説としての厚みを生み出しています。
2026年シーズンを通じて、この初コンビが再び実現するかどうかも、ファンにとっての楽しみのひとつになりそうです。
