カマビンガ落選、最大の番狂わせ

出典:エンバペのレアル入団会見がエモすぎる…#レアルマドリード#キリアン・ムバッペ#クリスティアーノ・ロナウド – しゅりんぷ1958[バラン愛好家]
2026年5月14日(現地時間)、ディディエ・デシャン監督がフランス代表の北中米W杯26人メンバーを正式発表した。
テレビ番組の生放送という恒例の演出で披露された今回の顔ぶれ。
最も話題を呼んだのが、エドゥアルド・カマビンガ(レアル・マドリー)の落選だ。
今季クラブでの出場機会の減少と負傷が重なり、デシャンが厳しい決断を下した。
カタールW杯決勝の舞台にも立ったランダル・コロ・ムアニ(トッテナム)も選外となった。
「彼(カマビンガ)がどれほど失望しているか、想像できる。私は決断を下し、チームを作らなければならない」
ESPN報道で伝えられたデシャンの言葉だ。
デシャンが語った「最強より最適」の哲学
選考基準についても、デシャンは明確にこう語っている。
「必ずしも26人の最高の選手を選んだわけではない。バランスとチームとしての一体感が重要だ」
3度目のW杯指揮となるデシャンの変わらないスタンスが、今回も鮮明に出た形だ。
昨年度バロンドール(欧州年間最優秀選手)を受賞したウスマン・デンベレ(パリSG)は順当に選出。
一方、2026年4月にアキレス腱を断裂しシーズンを終えたウゴ・エキティケ(リバプール)は回復の見込みが立たず、選外となった。
ムバッペが狙う、W杯通算得点の歴代記録
キャプテンとして名前が呼ばれたキリアン・ムバッペ(27歳、レアル・マドリー)。
4月に太もも(大腿部)を負傷し、リーガ終盤を欠場している状態での選出だ。
それでもデシャンは回復を見込み、主将としての起用を決断した。
ムバッペが今大会で狙うのは、W杯歴代通算得点記録だ。
その記録まで、あと4点。
もし今大会でこのマークを超えれば、W杯史上最多得点者という称号がムバッペのものになる。
ケガからの回復状況と合わせて、この数字が今大会の一つの見どころになる。
「55人リスト」を省いた異例の選考と全メンバー

出典:【フランスの怪物】キリアン・ムバッペのスーパープレー集 2025/2026 – FLH247 HD
今回の発表には、もう一つ注目すべきポイントがある。
デシャン監督は従来行われてきた「55人予備リスト」の発表を省略し、直接26人を発表する異例の手順を採用した。
また、唯一のA代表未選出(未キャップ)選手として、ロビン・リセール(RCランス)が名を連ねたことも話題を集めた。
確定した26人のメンバーは以下の通りだ(フットボールチャンネル・マイナビニュース報道より)。
| ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| GK | マイク・メニャン | ACミラン |
| GK | ロビン・リセール | RCランス |
| GK | ブリス・サンバ | レンヌ |
| DF | リュカ・ディーニュ | アストン・ビラ |
| DF | マロ・グスト | チェルシー |
| DF | リュカ・エルナンデス | パリSG |
| DF | テオ・エルナンデス | アル・ヒラル |
| DF | イブラヒマ・コナテ | リバプール |
| DF | ジュール・クンデ | バルセロナ |
| DF | マクサンス・ラクロワ | クリスタル・パレス |
| DF | ウィリアン・サリバ | アーセナル |
| DF | ダヨ・ウパメカノ | バイエルン |
| MF | エンゴロ・カンテ | フェネルバフチェ |
| MF | クアディオ・コネ | ローマ |
| MF | アドリアン・ラビオ | ACミラン |
| MF | オーレリアン・チュアメニ | レアル・マドリー |
| MF | ウォーレン・ザイール・エメリ | パリSG |
| FW | マグネス・アクリウシェ | モナコ |
| FW | ブラッドリー・バルコラ | パリSG |
| FW | ラヤン・シェルキ | マンチェスター・C |
| FW | ウスマン・デンベレ | パリSG |
| FW | デジレ・ドゥエ | パリSG |
| FW | ジャン・フィリップ・マテタ | クリスタル・パレス |
| FW | キリアン・ムバッペ | レアル・マドリー |
| FW | マイケル・オリーズ | バイエルン |
| FW | マルクス・テュラム | インテル |
グループリーグの顔ぶれと今後の注目点

出典:【フランスの怪物】キリアン・ムバッペのスーパープレー集 2025 – FLH247 HD
フランスはグループリーグでセネガル、大陸間プレーオフ2代表、ノルウェーと対戦する(マイナビニュース報道より)。
選手層を見れば、グループ突破は有力視される組み合わせだ。
大会に向けて注目すべきポイントは2つ。
一つはムバッペの太もも負傷の回復具合、もう一つはカマビンガが抜けた中盤の構成をデシャンがどう整えるかだ。
「最強より最適」を選んだデシャンの判断が本番でどう結実するか——北中米W杯の開幕まで、目が離せない。
