客席がどよめいた、DeNA最後のマウンド

出典:⚾ 藤浪晋太郎、DeNA来季構想外…それでも「現役続行」へ!32歳の剛腕が挑む再起への一球🔥 – Japan news
2026年9月27日、ジャイアンツタウンでファーム公式戦の最終カードが行われた。
先発のアナウンスが流れると、スタンドがどよめいた。
スタメン発表で名前が読み上げられた瞬間、この日一番大きな拍手が起きたという。
三塁側の客席では、キャッチボールの間もスマートフォンを構えるファンが目立った。
主役は藤浪晋太郎投手(32)。この一戦が、DeNAのユニホームで投げる最後の登板だった。
3回53球、8安打5失点(自責4)、2奪三振1四球、最速154キロ。降板の内訳がこれだ。
3日前に構想外が判明、直球で臨んだ最終戦

出典:構想外の藤浪晋太郎 DeNAラスト登板は3回8安打5失点の乱調 巨人2軍に打ち込まれる 53球で交代 来季も「NPBでのプレー」を希望 – MLBjapan2
9月24日、球団関係者への取材で、藤浪投手が来季の戦力構想から外れたことが判明した。
本人は「今、お話できることはありません」と応じるのみだった。
その3日後、ファームのシーズン最終戦の先発マウンドに立つことになる。
中日スポーツによると、この日は直球を軸に組み立て、3回にはカットボールを多めに投げていた。
崖っぷちどころか、もう来季の椅子がない状態での登板。それでも投げ続けるのがプロなのだろう。
1回に4失点、それでも粘った3回

出典:🔥⚾【藤浪晋太郎、まだ終わらない】DeNA最終登板でまさかの5失点…それでも「NPBで続けたい」🇯🇵🔥 再起を懸けた新たな挑戦へ💪✨ – Nippon stories 📖
初回、先頭のキャベッジを151キロの直球で中飛に打ち取った。
そこから川原田、中山に連打を許し、三塚の打球は一塁手・加藤響内野手(24)の野選になる。この間に先制点を献上した。
ティマの左前打、山瀬の右前2点適時打も続き、1回だけで5安打4失点、24球を要した。
2回は川原田に安打を許し、三塚の適時打でもう1点。
3回は荒巻に中前打を許したが、味方の好守に助けられ無失点で終えている。
この試合の前まで、今季の2軍成績は15試合(先発12)で5勝2敗、防御率2.69。仕上がり自体は悪くなかった。
大阪桐蔭からの13年、最後に語った感謝

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藤浪投手は2012年、大阪桐蔭高3年で春夏連覇を果たし、同年のドラフト1位で阪神に入団した。
プロ初勝利の相手は、意外にもDeNAだった。2013年4月14日、甲子園でのことだ。
1年目に10勝を挙げ、セ・リーグの高卒新人による2桁勝利は46年ぶりの快挙だった。2015年には14勝で最多奪三振のタイトルも獲得している。
阪神、アスレチックス、オリオールズ、メッツ傘下、マリナーズ傘下を経て、2025年7月にDeNAへ電撃加入した。
登板後、中日スポーツの取材に「1軍で結果を残せなくて本当、悔しいですけど…自分らしい投球を取り戻せていた」と振り返っている。
DeNAへの思いも口にした。「日本でも米国でもいろいろなチームでやってきましたけど、本当に素晴らしい環境でプレーさせてもらった」
「去年の途中からベイスターズに加わらせてもらい、すごくいいチーム。結果としてチームに貢献できなかったのが心残り」とも語った。
NPB通算は198試合58勝55敗、防御率3.46。この数字を積み重ねてきた投手の、次のユニホームはまだ決まっていない。
