矢田みくにがアジア大会女子マラソンで銅メダル、転倒を越えて

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22km過ぎで転倒、それでも先頭に戻った

🏃‍♀️ 矢田みくに、まさかの転倒…それでも再び先頭へ!雨のマラソンで見せた驚異の粘り🔥

出典:🏃‍♀️ 矢田みくに、まさかの転倒…それでも再び先頭へ!雨のマラソンで見せた驚異の粘り🔥 – The Digest JP

地面に倒れ込んだのは、レースの半分を過ぎた22km過ぎでした。

2026年9月26日、名古屋アジア大会の女子マラソン。前を走るチェリモ(バーレーン)が転び、矢田みくに(26=エディオン)が巻き込まれたと、スポニチが伝えています。

矢田はすぐに起き上がり、集団の後ろへ戻りました(デイリースポーツ)。

そして27〜28km手前で再び先頭に立ちます。

結果は2時間27分56秒の銅メダルです。

レース結果

  • 1位:ハブテ(バーレーン)2時間27分31秒
  • 2位:次仁措姆(中国)
  • 3位:矢田みくに 2時間27分56秒
  • 4位:佐藤早也伽(積水化学)2時間28分14秒

優勝との差は25秒、4位の佐藤とは18秒差でした。

スポニチによると、日本女子のメダルは2018年ジャカルタ大会の野上恵子(銀)以来、2大会ぶりです。

35km、帽子を投げて勝負に出た

【衝撃】矢田みくに、22キロ付近でまさかの転倒巻き込まれ…それでも即復帰!先頭集団へ驚異の追い上げ【アジア大会・女子マラソン】

出典:【衝撃】矢田みくに、22キロ付近でまさかの転倒巻き込まれ…それでも即復帰!先頭集団へ驚異の追い上げ【アジア大会・女子マラソン】 – Tokyo top 313

スタートは午前7時50分、パロマ瑞穂スタジアム発着。小雨で気温22度、湿度89%と、路面が濡れる難しいコンディションでした。

17kmで矢田がペースを上げ、先頭集団は10人から8人に絞られます。

30〜31kmで4人。

35kmの給水地点では帽子を投げ捨て、ハブテ、次仁措姆との3人で優勝争いに持ち込みました(スポニチ)。

しかし37〜38km、ハブテがスパート。矢田はついていけず、3位でゴールします。

レース後、矢田はスポニチの取材にこう話しています。

> 「金メダルを目指していたので、ちょっと悔しさと、準備不足がレースに出てしまったかなと思います」

転倒には触れず、言い訳にしませんでした。

一方、デイリースポーツには「最低限の銅メダルを取れたことはほっとしている」と語っています。

「またか」と笑えた理由

【女子マラソン】熊本出身の矢田みくに選手「アジア競技大会」に出場!意気込みは

出典:【女子マラソン】熊本出身の矢田みくに選手「アジア競技大会」に出場!意気込みは – 熊本県民テレビ KKT公式チャンネル

矢田が転倒したのは、これが初めてではありません。

6月12日の日本選手権女子5000m決勝では、スタート直後に3人の足が絡んで転倒。最下位から追い上げ、15分25秒63で9位でした(日刊スポーツ、熊日)。

だからでしょう、今回の転倒について矢田はこう振り返っています。

> 「またかと思いながらも」「逆側で転倒したので、逆にバランスが取れた」

デイリースポーツによれば、「ポジティブに走れました」とも話しています。

解説の高橋尚子さんは、スローペースで固まった集団では「ペースが上がったり下がったりするたびに走りの切り替えがあり、巻き込まれることがある」と指摘しました(THE ANSWER)。

「猪突猛進」の走り

矢田は自分の走りを「猪突猛進」と表現しています。

「『行ける!』ってなったら、とことんやってしまう」と話し、空回りすることもあるが、それが逆に良いこともある、というのがカンテレでの本人の弁です。

レース2日前にはKKT熊本県民テレビに「自分のネジを外すような、というか当たり前を壊したい」と語っていました。

17kmでのペースアップも35kmの帽子投げも、この言葉どおりの展開です。

熊本の地震と、遠回りしたキャリア

🏃‍♀️🔥【アジア大会】矢田みくにまさかの転倒…22キロ付近でバーレーン選手と接触も即座に復帰!最後まで走り抜く姿に注目集まる🇯🇵✨

出典:🏃‍♀️🔥【アジア大会】矢田みくにまさかの転倒…22キロ付近でバーレーン選手と接触も即座に復帰!最後まで走り抜く姿に注目集まる🇯🇵✨ – JP Sports 5 star

矢田は熊本市出身です。7月28日には熊本県でマグニチュード7.1の地震が起き、宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました(気象庁)。

スポニチによると、矢田は「走りで地元に元気を届けたい」と話していました。

道のりも平坦ではありません。

  • 2018年:デンソーに入社。アジアジュニア選手権5000mで優勝
  • デンソー時代は力を出せず、引退も頭をよぎったと月刊陸上競技に語っています
  • 2022年:エディオンへ移籍
  • 2025年:アジア選手権10000mで銅メダル、東京世界陸上に出場、クイーンズ駅伝でエディオン初優勝に主将として貢献
  • 2026年1月:大阪国際女子マラソンが初マラソン。2時間19分57秒は初マラソン日本最高で、日本歴代6位

同学年の田中希実、1学年下の廣中璃梨佳が世界で活躍するなか、「置いていかれている感じがした」と振り返っています。

今回がマラソン2度目。大阪の後には「ロス五輪は夢ではなく目標」と語っていました(月刊陸上競技)。

自己ベストの2時間19分57秒は、今回のタイムより7分59秒速い数字です。

メダルを手にしても、視線はその先にあるようです。

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