瀧脇笙古の「歌下手」説、報道に根拠はあるのか

出典:=LOVE(イコールラブ)/ 18th Single『とくべチュ、して』FAN CAM “瀧脇笙古” ver. – =LOVE(イコールラブ)公式チャンネル
オーディションの歌唱審査で、トップバッターの15歳が震えながら長渕剛さんの「Myself」を歌いました。
その受験番号104番が、=LOVE(イコラブ)の瀧脇笙古さんです。2017年4月29日に加入が発表されました。
先に答えを書きます。
新聞やニュースメディアで、瀧脇さんを「歌が下手」と書いた記事は見つかりませんでした。「音痴」と言い切った信頼できる情報もありません。
それでもYahoo!ニュースの検索候補には「瀧脇笙古 歌下手」と「瀧脇笙古 歌割り」が並んでいます。
検索される理由として、根拠をたどれるのは本人の発言だけです。加入当初の歌について、本人がはっきり「苦手だった」と認めています。
ファンの間でも「以前はソロが短い曲ばかりだった」という声があります。ただ、公式に確認された評価ではありません。
加入当初の歌の苦手を、瀧脇笙古はどう語ったか

出典:【イコラブ】瀧脇笙古のイコラブオーディション秘話【=LOVE(イコールラブ)】 – イコノイジョイどうでしょう【切り抜き】
「足を引っ張っていた」という自己評価
タウンワークマガジンのインタビューで、瀧脇さんは当時をこう振り返っています。
> 「最初の頃、歌もダンスも足を引っ張っていたので、何か自分の武器が欲しくて」
加入した時点ではダンスも未経験でした。歌とダンスの両方で、ほかのメンバーを追いかけるところから始まったことになります。
レッスンで言われた「変わってない」
悔しかったのは、レッスンで「変わってない」と言われたことでした。
そこから家での自主練習が始まり、朝5時まで続いたといいます。
「下手」と言われて落ち込む話ではありません。成長が見えないと指摘されたことに、本人が一番腹を立てていました。
英語と韓国語の歌詞、瀧脇笙古流の覚え方
英語詞はカタカナで攻略
歌唱力とは別に、外国語の歌詞にも苦戦してきました。
英語の歌詞は口が回りにくかったそうです。そこで聞こえた音をノートに書き出してカタカナにし、自分なりの発音で歌う方法を取りました。
韓国語は数週間のマンツーマン
2026年8月には、=LOVEとして初めて韓国の歌番組に出演しました。歌ったのは21stシングル「恋、はじめました。」の韓国語版です。
FMヨコハマ『Tresen』(2026年8月27日放送)によると、ネイティブの先生と数週間マンツーマンで練習したそうです。
覚え込みすぎて、日本語の歌詞が一時的に出てこなくなったとか。英語でつまずいていた頃を思うと、外国語の歌への向き合い方がかなり変わっています。
歌割りの年表で見る瀧脇笙古の歩み

「歌割り」と一緒に検索される理由は、ポジションの移り変わりを並べるとよく分かります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2017年4月 | オーディションに合格。歌唱審査は1人目 |
| 2021年12月15日 | 「BPM170の君へ」(10thシングル『The 5th』のカップリング)で初センター |
| 2024年8月 | 「ズルいよ ズルいね」で初めて表題曲のソロパートを担当 |
| 2025年9月 | 「木漏れ日メゾフォルテ」で音嶋莉沙さんとダブルセンター |
| 2026年8月 | 「恋、はじめました。」で韓国の歌番組に出演 |
Real Sound(2024年8月19日)の取材では、ソロパートについて「初めて表題曲でソロパートをもらえた曲です」と話しています。
加入から表題曲のソロまでに約7年かかりました。指原莉乃さんがプロデュースする大人数グループでは、表題曲のソロパートは限られた枠の取り合いです。その枠に7年目で届きました。
「ライブで披露したときにファンの方に喜んでいただけて嬉しかったです」という言葉からも、待った時間の長さが伝わってきます。
「歌下手」の時期に瀧脇笙古が選んだ別の武器

出典:「魂で叫べ!イコラブロック」瀧脇笙古 – ₌LOVE×LOVE イコラブクロスラブ【MKT】
「何か自分の武器が欲しくて」という言葉には続きがあります。
歌とダンス以外の武器として、瀧脇さんは次の3つに取り組みました。
- SHOWROOMでの料理配信
- 地元・横浜のスポット紹介
- マラソン
料理は2018年7月11日のクックアイドルNO.1決定戦で実を結びました。「疲労回復キーマカレー丼」で優勝し、食生活指導士2級の資格も持っています。
横浜の発信は横浜DeNAベイスターズの仕事につながりました。2025年6月18日には始球式に登場し、2026年4月からはフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』で木曜MCを務めています。
苦手を真正面から埋めるのと並行して、別の入口からも存在感を作っていきました。自分の立ち位置を自分で作るやり方です。
韓国の歌番組で頼りにしたカメラの赤いランプ

出典:瀧脇笙古 ファンの方やメンバーからの呼ばれ方について (イコールラブ・イコラブ) – イコノイジョイ推し切り抜きチャンネル
韓国の歌番組の収録には、日本とは違う難しさがありました。
どのカメラに抜かれるのか、事前に知らされなかったそうです。
そこで瀧脇さんは、撮影中のカメラに灯る赤いランプを探し、それを見て表情を作っていました。韓国語で歌いながらです。
加入当初に「足を引っ張っていた」と話していた人が、初めての海外番組で、歌いながらカメラまで確認する余裕を持っていた。歌が「上手か下手か」よりも、9年でここまで来たという事実のほうが重みがあります。
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まとめ:瀧脇笙古の「歌下手」は本人が乗り越えてきた出発点

出典:【イコラブ】瀧脇笙古、キャバクラにスカウトされる【=LOVE(イコールラブ)】 – イコノイジョイどうでしょう【切り抜き】
- 「歌が下手」と書いた報道は見つからず、「音痴」と断定する根拠もない
- 本人は加入当初の歌とダンスについて「足を引っ張っていた」と認めている
- 朝5時までの自主練習や、英語・韓国語の歌詞に合わせた練習法で積み上げてきた
- 2021年に初センター、2024年に初の表題曲ソロ、2025年にダブルセンター
「歌下手」で検索されるのは、苦手を自分で話してきた人だからです。今の歌声は、ステージで確かめるのが一番確実です。
2026年10月31日夜8時には、NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』で=LOVE特集が放送予定。2027年1月19日・20日には東京ドーム公演が控えています。
