16歳の高校2年生が、産婦人科を舞台にした重厚ドラマの主演に抜擢される。
これが2018年のNHK『透明なゆりかご』で起きたことです。
演出家の柴田岳志氏はこの16歳を「驚異の16歳」と表現しました(MANTANWEBのインタビューより)。
でも、「16歳でそんな大役を?」と思う方も多いはず。
実は清原果耶さんの高校時代は、ただ芸能活動をこなしていた時期ではありませんでした。自分で考え、意図的に仕事量を調整し、役のために知識を蓄え続けた——そんな「戦略的な高校生」の姿がそこにはあります。
高校名は非公表―通信制が有力視される理由

出典:清原果耶、高校生から社会人役を熱演!父との思い出を描く 日本生命新TVCM『あなたがくれた人生』編公開 – マイナビニュース【エンタメ・ホビー】
清原果耶さんの出身高校は、現在も公表されていません。
ただ、活動スケジュールとの両立を考えると、通信制高校への在籍が有力視されています。候補としてクラーク記念国際高等学校の名前が挙がることもありますが、本人や事務所からの公式コメントはなく、あくまで推測の域を出ません。
中学校については公表されています。大阪市立美津島中学校(2014年4月〜2017年3月在籍)です。
高校は2020年3月に卒業。その後は大学進学を選ばず、芸能活動に専念する道を選びました。
芸能界で通信制高校を選ぶのは珍しくありません。ただ清原さんの場合、それだけが理由ではなかったことが、後のエピソードからも伝わってきます。
茶道部を選んだのは「週2回しかないから」だった

「茶道部に入ったのは、週2回しか活動がないからです」
これ、清原果耶さん本人が語っているエピソードです。ちょっと意外じゃないですか?
清原さんは小学5年生〜中学1年生頃まで劇団Youth Theatre Japanに所属し、ダンス・歌・ミュージカル・バレエを習得。さらにクラシックバレエとミュージカルスクールにも通い、芸能活動まで並行していました。
放課後がどれだけ埋まっているか、想像するだけで目が回りそうです。
そんな状況で部活を選ぶとなれば、まず考えるのは「活動日数」。好きかどうかより、スケジュールに入るかどうか。
その結論が、茶道部でした。
この逆算的な発想は、12歳でオーディションに挑み、3万2,214人の中からグランプリを勝ち取ったころからすでに芽生えていたのかもしれません。
中学3年時に「あえて仕事を減らした」

出典:清原果耶、高校卒業後は進学せず仕事に専念「すがすがしい気持ちも」 「エランドール賞」受賞を周囲に感謝 – MANTAN TV
清原さんのキャリアを見ると、中学3年生(2016〜2017年ごろ)の仕事量がそれ以前より少ないことに気づきます。
意図的にセーブしていたのです。理由は「学業優先」。
後のインタビューで、清原さんはこう語っています。
>「この1年間、学校にいられたことで、自分の中で納得感みたいなものが生まれて、それ以降はバランスを崩すことは減りました」
14〜15歳の言葉とは思えない成熟度ですよね。
2014年にグランプリを受賞してから、2015年には「nicola」専属モデルデビュー、同年NHK朝ドラ『あさが来た』で女優デビューと、怒涛の勢いで進んできた清原さん。
そこであえてブレーキを踏んだ。
「学校にいること」に意味を見出し、その時間を積み重ねた——この感覚が、のちの演技における人間観察力や感情表現の豊かさにつながっていると見ることもできます。
「驚異の16歳」が生まれるまでの準備

出典:清原果耶、初主演ドラマも話題の16歳 CMで透明感あふれる笑顔 – MANTAN TV
2018年に放送されたNHK『透明なゆりかご』。産婦人科を舞台にした、出産・命・死をテーマにした重厚なドラマです。
高校2年生(16歳)がその主演を務めるというのは、業界的にも異例のことでした。
清原さんが取った行動は「撮影前に看護学校へ行くこと」でした。看護助手の役を演じるにあたり、実際の看護学校に出向いて指導を受けています。
本人のコメント(MANTANWEBのインタビューより):
>「自分は無知すぎると思ったので、蓄えられるだけの知識を入れておこうと覚悟を決めた」
演出の柴田岳志氏は清原さんの印象をこう語っています(MANTANWEBより)。
- 台本の読みが的確
- 自分のイメージをしっかり持っている
- 表情が多彩
「驚異の16歳」という言葉は、この徹底した事前準備の上に成り立っていました。共演した蒔田彩珠さん(当時15歳)との感情のぶつけ合いも話題になり、ドラマは高い評価を受けています。
高校3年間の同じ時期に「知らない」と言えた清原果耶

出典:成田凌&清原果耶のコミカルな掛け合い!映画『まともじゃないのは君も一緒』ロング予告編 – シネマトゥデイ
2018年12月、清原果耶さんは全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャーに起用されました。高校生として出演した、印象的なシーンです。
そのときのコメントが残っています。
>「歴代マネージャーの方々の中でも、私はサッカーのことをあまり知らない、携わる機会が少なかった人生だったと思います」
知らないことを、正直に言える。
知ったかぶりをしない。だから看護学校にも行けるし、茶道部もスケジュールで選べる。自分の現在地を正確に把握する力が、高校時代の清原さんには備わっていました。
高校卒業後の選択―大学より芸能活動を

出典:広瀬すず&杉咲花、清原果耶に息ぴったりお辞儀 – vois ヴォイス
2020年3月に高校を卒業した清原果耶さんは、大学進学を選びませんでした。
卒業後の1年間で映画7作品が公開されたというペースを見れば、その選択の必然性は明らかです。
2020年9月には初主演映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』が公開され、2021年5月には「21世紀生まれ初の朝ドラヒロイン」としてNHK『おかえりモネ』に主演。
中学3年時に「学校にいることへの納得感」を得た清原さんにとって、高校卒業はひとつの区切りだったのだと思います。
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まとめ

出典:成田凌&清原果耶、屁理屈vs毒舌の応酬を凝縮!コミカルな掛け合い満載のロング予告解禁 映画『まともじゃないのは君も一緒』 – oricon
清原果耶さんの高校時代を振り返ると、以下のような選択の積み重ねが見えてきます。
| 時期 | 出来事・選択 |
|---|---|
| 中学3年(2016〜17年) | 意図的に仕事をセーブ、学業優先 |
| 高校入学(2017年) | 通信制と推測、茶道部(週2回)を選択 |
| 高校2年(2018年) | 『透明なゆりかご』主演、看護学校で事前勉強 |
| 高校3年(2018年12月) | サッカー選手権マネージャー、「知らない」と正直に発言 |
| 高校卒業(2020年3月) | 大学進学せず芸能活動に専念 |
意外と知られていない事実として、ひとつ挙げておきたいのが「茶道部」のエピソードです。
ドラマ主演や朝ドラヒロインのイメージが強い清原果耶さんですが、部活の選び方からしてすでに「戦略的」だった。
「好きだから」ではなく「入れるから」選ぶ現実的な判断力——これが16歳での大役を支えた土台のひとつだったのかもしれません。
