平野佳寿の引退セレモニーで山本由伸が語った焼肉とゴルフの思い出

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山本由伸の映像に、平野佳寿は「隠れてました」

【ありがとう平野佳寿】※WARNING※マウンド外でも愛された守護神

出典:【ありがとう平野佳寿】※WARNING※マウンド外でも愛された守護神 – BsTV – オリックス・バファローズ 公式

マスクをかぶって、山本由伸投手の後ろに隠れていた。

引退セレモニーのスピーチで、平野佳寿投手兼任コーチ(42)がそう明かし、京セラドーム大阪は爆笑に包まれました。

2026年9月25日、オリックス対ソフトバンク戦の試合後のことです。チケットは完売でした。

スポーツ報知やスポニチの報道によると、センタービジョンには山本のビデオメッセージが流れました。本人は球場におらず、映像での出演でした。

メッセージは2分以上。スポニチは、食事に連れていってもらった思い出を「ゴチ」話として報じています。

山本が語った、ゴルフと焼肉とジンギスカン

【会見】平野佳寿投手 引退会見

出典:【会見】平野佳寿投手 引退会見 – BsTV – オリックス・バファローズ 公式

日刊スポーツ掲載の全文から

山本は、ゴルフや食事に連れていってもらった思い出を挙げました。

> 「甲子園で試合したあと、10名ほどでみんなで焼き肉に連れていっていただいたり、札幌で電車に乗ってジンギスカンを食べに行ったことだったり、ぼくはあれがすごくうれしくて、というかすごく楽しくて今でもたまに思い出します」

山本がオリックスでプレーした最後の年は2023年で、この焼肉やジンギスカンの話はその頃のものです。

先輩への敬意

> 「岸田監督、比嘉さん、平野さんが一番上の先輩で本当にとても優しくてとてもかっこよくて、後輩たちはみんなすごく尊敬していました」

山本は「オリックスの3連覇できたのも先輩がたのおかげ」とも語りました。

最後は「ご家族とゆっくりすごして、まずは体を休めていただきたい」と締めています。

平野のスピーチは約5分、冗談から始まった

【笑顔と感謝】平野佳寿 引退セレモニー『恩師・盟友から花束を手渡され…最後はらしさ全開スピーチ!!』

出典:【笑顔と感謝】平野佳寿 引退セレモニー『恩師・盟友から花束を手渡され…最後はらしさ全開スピーチ!!』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

山本の映像を受けて、平野はこう返しました。

> 「あの時僕の後ろでマスクをかぶって隠れてました。バレないように」

この表記はスポニチのものです。スポーツ報知では「あの時は僕の後ろでマスクをかぶって隠れていました、バレないように」となっており、媒体によって細部が少し違います。

続けて「話が長かったので何を言っていたのか、ちょっとわからなかったので、後でもう1回見返したいと思います」と笑わせました(スポーツ報知)。

スピーチは約5分。そこには笑いだけでなく、率直な言葉が並びました。

  • 自己評価:「僕は本当にごく普通の選手だったと思います。ただ1つ、丈夫な体があったから、ここまでやってこられた」
  • 妻へ:「いつも僕のわがままを最後まで聞いてくれてありがとう」
  • 子どもへ:「ここからはパパが2人を応援する番です」
  • 野球少年へ:「いっぱい失敗してください。その分、いっぱい練習してください」

セレモニー後、野球少年への言葉について平野は「失敗して学ぶことの方がやっぱり多い」と意図を説明しました。

最後の1球と、853試合の重み

【ラスト登板で魂の5球】平野佳寿『最後は伝家の宝刀フォークで空振り三振!! 守護神の誇りと共にマウンドを去る!!!』

出典:【ラスト登板で魂の5球】平野佳寿『最後は伝家の宝刀フォークで空振り三振!! 守護神の誇りと共にマウンドを去る!!!』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

中村晃から奪った1001個目の三振

セレモニーの前には最終登板がありました。9回表に7番手でマウンドに上がり、最後の打者は中村晃選手。カウント2-2から、5球目の126キロのフォークで空振り三振です。

これがNPB通算1001個目の奪三振でした。日米通算の数字ではなく、NPB通算である点に注意が必要です。

中村選手は西スポWEB OTTO!に「びっくりしました。長く対戦してきた相手のクローザーなので、最後に対戦できてよかった」と話しています。中村選手も今季限りで引退します。

数字で見る21年間

区分 成績
日米通算 853試合、65勝87敗、258セーブ、205ホールド
NPB通算 703試合、56勝78敗、250セーブ、157ホールド、防御率2.98
MLB通算 150試合、9勝9敗、8セーブ、48ホールド

250セーブと200ホールドの両方を達成したのは、日米通算で史上初です。

リリーフ転向は2010年、岡田彰布監督(当時)のもとでした。翌2011年に43ホールドでリーグ新記録を作り、2014年には40セーブで最多セーブ投手に輝いています。

この日は、その岡田氏がサプライズで花束を持って登場し、場内がどよめきました(スポニチ)。

一度は断った引退試合

【アーカイブ】平野佳寿投手 引退セレモニー

出典:【アーカイブ】平野佳寿投手 引退セレモニー – BsTV – オリックス・バファローズ 公式

BASEBALL KINGの報道(9月21日)によると、平野は当初、引退試合を断っていました。「真剣勝負をするだけの体調ではない。公式戦で投げるのはおこがましい」というのが理由です。

その平野が、9月25日の会見では「おつりがくるくらいやらせてもらった」と話し、2021年に米国から戻った年のリーグ優勝が「忘れられない」と振り返っています。

山本の「連れていってもらった」話が場内を温かくしたのは、後輩に慕われた21年間があったからこそでしょう。

セレモニーはオリックス公式YouTube「BsTV」でライブ配信されました。試合は0-9で敗れましたが、この日の主役は最後まで平野でした。

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