古巣のグラブをかすめた一打

出典:DeNA 栗原敬遠して山本祐大と勝負した結果とんでもないことに – 2ch野球スレ魂
2026年10月28日、みずほPayPayドーム福岡。0-2とリードされた4回2死一・二塁で、山本祐大捕手の打球が右翼手・井上のグラブをかすめて抜けました。
右越えの2点三塁打で同点。井上は、5月のトレードで山本選手と入れ替わるようにDeNAへ移った内野手です。
続く柳田悠岐が中前に勝ち越し打を放ち、6回には山本選手の左犠飛で4-2。ソフトバンクはそのまま逃げ切り、DeNAに4勝0敗で2年連続13度目の日本一(南海・ダイエー時代を含む)を決めました。
デイリースポーツによると、同点打のあとの山本選手は感情を爆発させて絶叫したといいます。
第4戦の流れ

1回に2点を先行される
先発の前田悠伍は1回、佐野恵太に右越え2ランを浴びました。結局4回2/3を2失点。今季12勝の left腕は、この日は試練の立ち上がりでした。
4回と6回に山本選手が動かす
| イニング | 場面 | 結果 |
|---|---|---|
| 4回 | 2死一・二塁 | 右越え2点三塁打で同点 |
| 6回 | 追加点の好機 | 左犠飛で4-2 |
山本選手は「5番・捕手」で先発出場。「このチャンスを絶対に生かそうと思いました」と話しています。
継投で締める
8回は松本裕樹、9回は杉山一樹。松本投手はシリーズ中に2本塁打を浴びていましたが、8回に第1戦で本塁打を打たれた牧秀悟を一飛に打ち取りました。
5月のトレードが生んだ巡り合わせ

出典:山本祐大、セリーグを終わらせるwwwwwwwwww【なんJ反応】 – 2ch5ch野球ちゃんねる
2026年5月12日、DeNAの山本祐大捕手(27)と、ソフトバンクの尾形崇斗投手(26)・井上朋也内野手(23)の1対2の交換トレードが両球団から発表されました。
本人は会見で「今日の朝、連絡が来たのでビックリ」と話し、相川監督について「優勝させたいと思っていた。最後まで携われないのはショック」とも語っています。
翌13日にソフトバンクで入団会見。前夜のうちに福岡入りし、パ・リーグ3試合をチェックしていたそうです。
- 5月16日:楽天戦で移籍後初安打(出場2試合目)
- 5月22日:日本ハム戦7回に移籍後初本塁打
- 6月上旬:DeNAナインと再会し、同い年の牧秀悟と言葉を交わす
移籍前はDeNAで今季28試合にマスクをかぶっていました。スポーツ報知などは、日本一を決める試合で古巣から打点を挙げたことを「痛烈古巣撃ち」と見出しで伝えています。
シリーズ前には、解説者の高木豊氏が「山本祐大をDeNAがどう潰すかです」と、山本選手を鍵に挙げていました。
記録で見る4連勝

出典:山本祐大、申告敬遠から怒りタイムリー 2026/10/28 – 違反球チャンネル
中日スポーツによると、初戦からの4連勝での日本一は史上8度目です。
- ポストシーズンを無傷の7連勝で日本一は史上初(2020年のソフトバンクは6連勝)
- 第1戦から3試合連続の延長戦も史上初
- 小久保裕紀監督は就任3年で2度目の日本一
- パ・リーグ球団の日本一は通算39度となり、セ・リーグを上回った
2024年のソフトバンクは、DeNAに2連勝のあと4連敗を喫していました。ベースボールチャンネルが伝えるとおり、今回はその雪辱を果たした形です。
表彰では、MVPに正木智也が選ばれました。全4試合に1番で出場し、3戦連続本塁打で最多タイ記録を残しています。優秀選手賞は杉山一樹、庄子雄大、山本選手の3人で、敢闘選手賞はDeNAの東克樹でした。
シリーズ通算の打撃成績は、権威ある媒体で確認できていません。それでも、勝負を決めた第4戦の3打点が、優秀選手賞の評価を支えたのは間違いなさそうです。
