球場2万9,500人が立ち上がり、拍手が2分間やまなかった

出典:【東京六大学野球】32年ぶり天覧試合!天皇陛下と愛子さまご到着に2万9500人が熱狂 – ショウヘイ タイムズ ジャパン
2026年5月31日、東京・新宿の明治神宮野球場。
四回表終了後に場内アナウンスが流れた瞬間——観客2万9,500人が一斉に立ち上がりました。
グラウンドでは選手・監督・スタッフが一列に整列。
そして天皇陛下と愛子さまが姿を現すと、球場全体から「おぉー」と大きなどよめきが沸き起こりました。
拍手は約2分間、やみませんでした。
デイリースポーツの報道によると、両陛下は一塁側・中堅・三塁側と順番に会釈され、笑顔を見せられたといいます。
天皇陛下は薄いグレーの服装、愛子さまは淡い黄緑色の衣服を着用。
令和になって初めての「天覧試合」、1994年以来32年ぶりの歴史的な一日でした。
天覧試合の歴史は100年近い——1994年には高橋由伸も出場していた

これが東京六大学野球で昭和以降4回目となる天覧試合です。
過去3回の天覧試合を振り返る
最初は1929年11月1日。明治神宮国民体育大会として行われ、昭和天皇が観覧。慶大が12-0で大勝しています。
リーグ戦では1950年11月6日が初。昭和天皇が観戦され、早大が1-0で慶大を下し完全優勝を決めた試合です。
3回目は1994年5月29日——当時の天皇・皇后両陛下(現・上皇・上皇后)が観戦された早慶2回戦で、慶大が5-2で勝利しました。
1994年には将来のプロ野球スターが出場
スポーツ報知の報道によると、1994年の天覧試合には慶大のルーキー・高橋由伸選手(後に読売ジャイアンツ主将)が「5番・三塁」でスタメン出場していました。
また過去3回の天覧試合からは計12人が野球殿堂入りしており、この舞台がいかに特別なものかが伝わります。
過去の通算成績は慶大2勝・早大1勝。今回の天覧試合は、その歴史の続きとなりました。
天皇陛下にとって約58年ぶり、愛子さまは初めての六大学野球

出典:皇后さま58歳に 愛子さまが「成年皇族としての務めを無事に」 – TBS NEWS DIG Powered by JNN
宮内庁の発表によると、天皇陛下が六大学野球を観戦されるのは浩宮時代の1968年10月以来、実に約58年ぶりのことです。
ちょっと意外ですよね——半世紀以上のブランクがあったわけです。
愛子さまにとっては六大学野球観戦自体が今回初めて。時事ドットコムが報じています。
今回の天覧試合は2026年5月22日に東京六大学野球連盟が発表。試合からわずか9日前のことです。
皇后雅子さまの同行も事前に調整されていると報じられていましたが、当日は天皇陛下と愛子さまの二人での観戦となりました。
前日に慶大が8-1で先勝——「天皇の前での天皇杯授与」が史上初になる可能性も

出典:【和やか】愛子さま“プロポーズ”再現リクエストに陛下“苦笑い” – 日テレNEWS
天覧試合の前日5月30日(土)、早慶戦1回戦が行われ慶應義塾大学が8-1で早稲田大学を撃破。
慶大は完全優勝(全勝優勝)へ王手をかけた状態で、天覧試合に臨みました。
もし2回戦でも慶大が勝てば2023年秋季以来41度目の優勝です。
ここで一つ、あまり知られていない注目点があります。
天皇陛下の目前で天皇杯が授与されたケースは、過去一度もありません。スポーツ報知の報道によると、慶大が優勝を決めた場合、史上初の「天覧試合での天皇杯授与」が実現する可能性があったのです。
2分間やまなかった拍手が示したとおり、32年の時を経て戻ってきた天覧試合は、野球ファンにとっても忘れられない一日となりました。
