オリックスの守護神アンドレス・マチャドが、頭を抱えていました。
2026年6月24日、みずほPayPayドーム。試合前のグラウンドで、マチャドは岸田護監督とともにソフトバンク・小久保裕紀監督のもとを訪れ、神妙な面持ちで頭を下げました。
きっかけは、前日23日の試合で起きた一球です。
マチャドが投じた速球がソフトバンクの捕手・石塚綜一郎選手の顔面を直撃し、石塚選手は「下顎骨骨折」で戦線を離脱することになりました。
この記事では、何が起きたのか、その後どう動いたのかを時系列で整理します。
6月23日、9回に何が起きたのか

まず、当日の状況からです。
試合はオリックス5-0ソフトバンクで進み、9回2死・走者なしの場面でした。
マウンドにいたのはオリックスの抑え・マチャド。その4球目の真っすぐが、石塚選手の顔面を直撃しました。
石塚選手はその場に倒れ込み、担架で運ばれ、救急車で病院へ搬送されました。
場内には悲鳴が上がり、小久保監督ら首脳陣がベンチから駆け出して心配そうに見守ったと、デイリースポーツなどが報じています。
マチャドは危険球退場となり、代わって山崎颯一郎投手が緊急登板しました。
投げた本人も無事ではいられません。マチャド自身も死球の後、心配そうに頭を抱える様子が見られたといいます。
「下顎骨骨折」と診断、石塚綜一郎とは

出典:【速報】石塚綜一郎、下顎骨骨折で離脱。岸田監督&マチャドが謝罪【ソフトバンクホークス】 – 野球応援し隊
気になるのは、石塚選手のその後です。
精密検査の結果、診断は「下顎骨骨折」。昇格直後のタイミングでの離脱となりました。
ここで「石塚」という名前に注意が必要です。今回ケガをしたのは巨人の石塚裕惺選手ではなく、ソフトバンクの捕手・石塚綜一郎選手です。
石塚選手は、この死球のわずか数日前に調子を上げていたところでした。
- 6月19日:1軍昇格
- 6月21日:日本ハム戦で3安打1打点と活躍
- 6月23日:死球を受け、下顎骨骨折で離脱
上り調子のなかでの離脱だけに、ソフトバンクにとっても痛い出来事です。
死球の直後、小久保監督は「まともに当たっているんでね」と石塚選手の状態を気づかうコメントを残しています。
マチャドの謝罪コメントと、24日の直接謝罪

出典:🚨衝撃の謝罪行脚!😱 マチャドが緊急謝罪へ…小久保監督の反応に球界騒然🔥⚾ 顔面死球騒動の真相とは!?😨🙏 – JP Spotlight News
マチャドは試合後すぐに謝罪のコメントを出しました。
> 「本当に当ててしまって申し訳なく思っています。自分の中で一生懸命やった結果、あれが起こったんですけど、ケガが重大なものではなくて一日も早く試合に出場してもらえたらなって本当に願っています」
そして翌6月24日の試合前、行動でも誠意を示します。
マチャドは岸田護監督とともにソフトバンク・小久保監督のもとを訪問。スポーツ報知などの報道によると、3人は約1分間グラウンドで話し込んだとされています。報道では、オリックス投手コーチの厚沢和幸さんも謝罪に同席したと伝えられています。
このとき石塚選手本人は不在で、説明は通訳を介して行われました。
相手チームの監督のもとへ、監督同伴で直接足を運ぶ。コメントを出すだけでは終わらせなかったところに、マチャドの姿勢が表れています。
意外と知られていない事実と今後の注目点

出典:【オリックス・マチャド危険球退場】⚾💥石塚綜一郎へ謝罪「本当に申し訳ない」🙏😔早期復帰を願うスポーツマンの誠意💙⚾ – JP Sports 5 star
意外と知られていないのが、危険球退場そのものの「珍しさ」です。
各報道によると、今回の退場は2026年シーズンのリーグ全体で複数例目(6月3日の巨人・戸郷投手に続く)で、パ・リーグでは今季初の危険球退場とされています。
つまり、めったに起きないことが起きてしまった一戦だったわけです。
注目すべきポイントは、これからの2つです。
- 石塚選手の回復:下顎骨骨折からの復帰時期。マチャド自身も「一日も早く試合に出場してもらえたら」と願いを口にしています。
- マチャドの立て直し:オリックスの抑えとして、精神的なダメージを引きずらずにマウンドへ戻れるか。
死球は野球につきもののアクシデントですが、当てた側・当てられた側の双方にとって重いものです。
両選手がそれぞれの形でこの一件を乗り越え、再び元気な姿を見せてくれることを願いたいですね。
