ジャッジがIL入り、診断は「右肋骨の疲労骨折」
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が、ついに戦列を離れました。
球団は2026年6月5日(日本時間6日)、ジャッジ選手を10日間の負傷者リスト(IL)に登録したと発表。
診断は、右側の第1肋骨の疲労骨折です。
ここで気になるのが、当初の説明との違い。
最初は「骨挫傷(bone bruise)」と伝えられていたんです。
ところがMRI・CT・X線検査と複数の医師による評価を経て、疲労骨折と確定しました。ESPNなどが報じています。
ジャッジ選手本人のコメントも淡々としていて、むしろ重みがあります。
「とても失望している」
2年連続でア・リーグMVPに輝いた34歳の主砲。その離脱は、ヤンキースにとって小さくない痛手です。
痛みは4月から続いていた、離脱までの経緯

出典:【衝撃】たった今…アーロン・ジャッジ緊急引退発表!?球界震撼の大事件に一同驚愕! – Ohtani Highlights
実はこの故障、急に起きたものではありません。
ジャッジ選手は「過去1か月ほど症状を感じていた」「スイングの時だけ痛みを感じていた」と、数週間にわたり状態を抱えながらプレーしていたことを明かしました(MLB.comより)。
きっかけとされるのは、4月以降のいくつかのプレーです。
報道で指摘されている流れを整理します。
- 4月26日(アストロズ戦):ダイビングキャッチの際に最初に痛みを感じた。二塁手チザムJr.との交錯を避けるための難しい飛び込みだった
- 5月3日(オリオールズ戦):右翼フェンスに激突しながらキャッチ。本人は「これも良くなかった」と発言
- 6月1日(月):キャッシュマンGMの指示でMRI検査を実施。ここで初めて深刻さが判明
- 6月2日以降:右肩などの痛みで3試合連続欠場
キャッシュマンGMは「月曜(MRI)まで誰も気づいていなかった」と、発覚の遅れを説明しています。
それでもグラウンドに立ち続けた理由を、ジャッジ選手はこう語りました。
「給料をもらっている以上、グラウンドに出るのが自分の仕事だ」
「これが野球だ。味方のために毎日壁に突っ込むし、ダイブする」
数字が語る不振、そして穴を埋めるスペンサー・ジョーンズ

出典:【大激震】アーロン・ジャッジ負傷問題が深刻化!?右肩検査の新事実にニューヨーク騒然、優勝戦線に暗雲! – 日本ベースボール研究所
痛みは、成績にもはっきり表れていました。
離脱時点の今季成績は、打率.248、17本塁打、38打点、OPS.907。
この数字、一見すると悪くありません。でも内訳を見ると様子が違います。
- 5月12日時点(43試合):打率.275、16本塁打、OPS1.047と絶好調
- その後の16試合:打率.180、1本塁打、OPS.550と急落
わずか数週間で別人のような落ち込み。痛みを抱えた状態が、いかに彼のスイングを蝕んでいたかが分かります。
この大きな穴を埋めるべく昇格したのが、外野手のスペンサー・ジョーンズ選手です。
25歳、身長は約201cm(6フィート7インチ)という球団トップ級の有望株。
トリプルA(スクラントン/ウィルクスベア)から再昇格しました。
ただし1度目の昇格時は10試合で打率.167と、まだ結果を残せていません。MVP級の代役は、当然ながら簡単ではありません。
ブーン監督は「ジャッジは代えのきかない選手だが、勝つという期待は変わらない」とチームを鼓舞しています。
復帰はいつ?今後の見通しと意外な事実

出典:【緊急速報】たった今ヤンキース完全終戦…!アーロン・ジャッジまさかの今季絶望で全米が悲鳴!起きてしまった最悪の事態とは!? – Ohtani Highlights
読者が一番知りたいのは、やはり復帰時期だと思います。
球団は「約4〜6週間後に再度画像検査を行い、回復の程度と次のステップを判断する」としています。
つまり離脱はおよそ1か月以上。
ただし、ここで一つ朗報があります。
今季中の復帰見込みが示されており、いわゆる「今季絶望」は回避されました。
意外と知られていないのが、この不振の中にも光があったこと。
5月24日のレイズ戦では、11試合続いた本塁打・打点なしの状態からサヨナラ2ランで脱出していました。痛みを抱えながらも、勝負どころで仕事をしていたわけです。
復帰の鍵を握るのは、4〜6週間後の再検査。
そこで回復が順調と判断されれば、次のステップへ進みます。逆に思わしくなければ、見通しが更新される可能性もあります。
MVP2連覇の主砲が、いつ・どんな形で打席に戻ってくるのか。
ヤンキースの夏は、この続報を待ちながら進んでいきます。
※本記事は2026年6月5〜6日時点の球団発表・報道に基づきます。再検査の結果次第で、復帰時期などの情報が更新される可能性があります。
