「いもちょ」とは、てんちむの女優デビュー作のこと

出典:てんちむと橋本甜歌、どっちが本当の自分?/映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』公開記念イベント – moviecollectionjp
「てんちむ いもちょ」で検索した人が知りたい結論を、先に出します。
「いもちょ」とは、てんちむこと橋本甜歌さんが主演した実写映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』の通称です。
略して「妹ちょ。」、さらに縮めて「いもちょ」。
この作品、てんちむさんにとって女優デビュー作にあたります。公開は2014年5月17日(Wikipedia「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」)。
しかも、いきなりの主演。当時19歳での挑戦でした。
YouTuber・実業家のイメージが強い今からは、ちょっと意外ですよね。
なぜ「いもちょ」?原作は累計75万部超の人気漫画
そもそも、なぜ妹がテーマなのか。
原作は、松沢まりさんの同名漫画です。『月刊ドラゴンエイジ』で2010年12月号から2016年6月号まで連載されました(Wikipedia同項目)。
この原作、映画化の時点で累計75万部超を記録していた人気作です(MOVIE WALKER PRESSの報道)。
さらに、2014年1月から3月にはテレビアニメ版も放送ずみ。
つまり「いもちょ」は、アニメ→実写と展開した、もともと土台のある作品だったわけです。
その実写版の主演に、当時タレントだったてんちむさんが抜擢されました。役名は神前美月。
R15+とR18+、2つのレーティングの理由
この映画を語るうえで外せないのが、レーティングです。
劇場公開版はR15+指定。そしてBlu-ray版はR18+となっています(Wikipedia同項目)。
なぜ媒体でランクが違うのか。ここがこの作品の話題性の核心でした。
てんちむさんは本作で、フルヌードを決意して主演に臨んでいます(Wikipedia同項目)。
劇場版より家庭で観るソフト版のほうが規制が上がる、という構成。それだけ攻めた内容だったということです。
10歳でNHK『天才てれびくん』に出ていた子役が、19歳でこの選択をした——その振れ幅が当時注目を集めました。
「恥ずかしかった」本人の言葉と、本当の不安
では、本人はどう感じていたのか。
公開記念イベントで、てんちむさんは「フルヌードはぶっちゃけ恥ずかしかった」と率直に語っています(公式YouTube動画)。
ただ、興味深いのはここからです。
インタビューでは、ヌードそのものよりも「私でいいの?」という主演起用への不安のほうが大きかったと明かしています(crank-inのインタビュー)。
脱ぐことより、看板を背負うこと。
その重圧と向き合っていたという発言は、今の実業家としての姿勢にも通じる部分がありそうです。
監督は写真家・青山裕企、主題歌は本人が担当
制作陣も、この映画の特徴をよく表しています。
監督は、写真集『スクールガール・コンプレックス』で知られる写真家・青山裕企さんと、伊基公袁さんの共同(Wikipedia同項目)。
写真家ならではの画づくりが期待された布陣です。
主題歌「HOW’S IT GOING?」は、なんとてんちむさん本人が歌っています。
さらに、音楽ナタリーの報道によれば、同作の別の主題歌PVをtofubeatsさんが手がけたとされています(音楽ナタリー)。
配給はKADOKAWA、製作プロダクションは角川大映スタジオとダブ。共演は小林ユウキチさん、繭さん、矢野未夏さんほか。
商業的にしっかり組まれた一作だったことが分かります。
意外と知られていない事実:興行収入は500万円

出典:マンジャロ騒動でゆいぴす降板にてんちむ&青汁王子夫妻も言及! – 【公式】りっくんのすきま🐊
最後に、あまり語られない数字を一つ。
話題性の大きさに対して、この映画の興行収入は500万円にとどまりました(Wikipedia同項目)。
原作75万部、フルヌード主演、本人歌唱の主題歌——ここまで揃って、です。
ヒット作とは言いにくい数字。けれど、てんちむさんのキャリアを振り返ると、この作品は別の意味を持ちます。
この2年後の2016年9月5日、彼女はYouTubeチャンネルを開設(Wikipedia「橋本甜歌」)。
登録者は約165万人(2025年11月3日時点)まで伸び、活動の主軸を映像配信と事業へ移していきました。
女優としての結果がすべてではなかった、ということです。
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まとめ:いもちょは「振れ幅」を象徴する一作
ポイントを整理します。
- 「いもちょ」=映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』の通称
- てんちむさんの女優デビュー作で、2014年5月17日公開
- 当時19歳、R15+(ソフト版R18+)でフルヌード主演
- 原作漫画は累計75万部超、興行収入は500万円
- 監督は写真家・青山裕企さんら、主題歌は本人が歌唱
子役、女優、YouTuber、実業家。
てんちむさんの幅広いキャリアの中で、「いもちょ」は10代の覚悟が刻まれた一本として記録されています。
