シャワー中に髪が抜けた瞬間、「もう引退だな」と思った

出典:GACKT、格付け復帰も「激ヤセ」に心配の声 休止中には相次ぐ異変…「もう引退だなと思った」 – J-CASTチャンネル
GACKTが引退を真剣に考えた瞬間が、あります。
シャワーを浴びていたとき、大量の髪が抜け落ちた。
「もう引退だなっていうふうには思いましたけどね」
2023年1月1日、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」に2年ぶりに復帰したGACKTが、活動休止中の苦悩を初めて公の場で明かした言葉です。
その状況の深刻さは、数字が物語っています。
- 体重:73kgから62kgへ、約10kg減少
- 遺書:スタッフ・関係者向けに約20通を執筆
- 2023年1月時点の回復度:約80%
単なる「療養」ではなく、引退と死を意識しながら過ごした1年以上だったことが分かります。
「重度の発声障害」の裏にあった複合症状

出典:Gacktさんが発声障害に。発声障害について。 – ヴォイスコンサルタント林重光「声のデザイン」
2021年8月6日、帰国後にGACKTの容態が急変しました。
幼少期からあった神経系疾患が急悪化。2021年9月8日、所属事務所カケルエンターテイメントが「重度の発声障害」を理由に無期限活動休止を正式発表しています。
ただ、症状は発声だけにとどまらなかったのです。
公表された病状の全容:
- 自己免疫異常による免疫低下
- 肝機能障害・呼吸機能低下
- 全身皮膚炎・脱毛症
- 声帯機能低下、発熱・疼痛の複合症状
ABEMA TIMESの報道によれば、体重は73kgから62kgまで10kg落ちました。
これだけ多くの症状が同時に現れた状態では、日常生活すら困難だったことが容易に想像できます。「重度の発声障害」という発表だけでは、その深刻さはとても伝わらない状況だったわけです。
「表舞台から身を引く時なのかな」と感じた

出典:GACKT、ライブ中のハプニング告白でFANTASTICS八木勇征も共感「チャック全開だった」 『FULLCAST 新CM発表会』 – oricon
休止期間中、GACKTは引退を本格的に考えていました。
女性自身のインタビューによれば、「表舞台から身を引く時なのかな」と感じた時期があったことを告白しています。
さらに深刻な事実があります。スタッフや関係者に向けて遺書を約20通書き上げました。
財産に関する指示も含まれており、「戻れないかもしれない」という覚悟で向き合っていた時期があったことになります。
それでも踏みとどまった理由を、GACKTはJ-CASTの取材でこう語っています。
「ここで諦めたら自分がGACKTじゃなくなると思った」
2023年1月時点でも回復度は「約80%」と本人が述べており、完全復調ではない状態での復帰でした。それだけに、この言葉の重みは際立ちます。
再生医療を経て、2022年10月に撮影現場へ復帰

復帰のカギとなったのが、再生医療という選択でした。
2022年5月17日、所属事務所が「年内に活動再開」を発表。GACKTは福岡の医療施設で自己細胞を用いた幹細胞治療とリハビリを開始したことも、同時に公表されています。
音楽ナタリーの報道によれば、2022年10月から映画「翔んで埼玉 Part II」の撮影に復帰。本格的な活動再開の第一歩となりました。
2023年1月の「格付けチェック」出演で引退を考えていた事実が広く知られることとなり、2023年11月には20年ぶりの続編自伝『自白II』を刊行。休止中の経験を自らの言葉で記しています。
あまり知られていないのは、2026年2月のインタビューでも「格付けは『マジやめたい』」とGACKTが本音を語っていること(しらべえ報道)です。それでも出演し続ける理由については、別の動機があることを示唆しています。
引退の一歩手前まで追い詰められながら、「自分がGACKTじゃなくなる」という信念で踏みとどまったGACKT。その軌跡は、今の活動にも確かな重みを与え続けています。
