「勝った!」
堀江貴文氏がX(旧Twitter)に投稿した言葉は、この4文字だけでした。
2026年9月1日、盛岡競馬場で行われた重賞・不来方賞(Jpn2、ダート2000m)。
堀江氏の愛馬イッテラッシャイ(牡3歳)が1番人気に応え、6馬身差で逃げ切りました。
鞍上は戸崎圭太騎手、管理するのは美浦の斎藤誠調教師です。
3連勝での重賞初制覇。しかもこの馬にとって、重賞への挑戦自体が今回が初めてでした。
デビューから3連勝、重賞初挑戦での戴冠
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イッテラッシャイは2025年10月19日、東京の新馬戦でデビューしました。結果は3着。
初勝利までは2ヶ月かかっています。同年12月13日、中山の未勝利戦(ダート1800m)でようやく勝ち星をつかみました。
このJRA初勝利、堀江氏にとっては2003年の個人馬主デビューから22年がかりの快挙だったと東スポ競馬は伝えています。
2026年に入ってからはヒヤシンスS3着、伏竜S4着と足踏みも経験。
それでも4月の中山3歳1勝クラスを8馬身差で圧勝すると、5月の鳳雛S(L)も単勝1.8倍の1番人気で逃げ切り勝ち。3連勝で臨んだ不来方賞での重賞初制覇でした。
コースレコードにわずか0.1秒差の勝ち時計
不来方賞の勝ち時計は2分0秒9。
盛岡ダート2000mのコースレコードは、2014年のJBCクラシックでコパノリッキーが記録した2分0秒8です。その記録にわずか0.1秒差まで迫りました。
東スポ競馬はこの走りを「歴代2位の破格タイム」と報じています。
出走11頭のうち、JRA所属は5頭、地方所属は6頭。1着賞金4,000万円がかかったレースを、イッテラッシャイは危なげなく制しました。
このタイムについて堀江氏は「ちょっと抑えてたので、レコードを出せたんじゃないですか」と語っています(日刊スポーツ)。
3代母は堀江氏が愛した名牝、自家生産へのこだわり

イッテラッシャイの父はミスチヴィアスアレックス、母はノルウェーノモリ(母父ディープスカイ)。
3代母にあたるのが、堀江氏が好きだったという名牝シンコウラブリイです。
東スポ競馬の取材で、堀江氏は「母ノルウェーノモリを探してきてもらって」自家生産にこだわったと明かしています。
生まれは北海道新ひだか町の藤沢牧場、誕生日は2023年3月4日。
堀江氏は現在の馬主活動を「馬主シーズン2」と呼んでいるといいます。セールで買った馬とはまた違う思い入れがあるそうです。
現地で観戦していた堀江氏は、レース中「めちゃドキドキ」だったと明かしました。「横でみんな『勝った勝った』と言ってたけど、こっちはもうずっとドキドキ」と振り返っています(日刊スポーツ)。
次の目標はジャパンダートクラシック、ドバイ再挑戦も視野に
不来方賞の勝利により、イッテラッシャイは10月7日に大井で行われるジャパンダートクラシック(Jpn1)への優先出走権を獲得しました。
通算成績は7戦4勝、獲得賞金は8,383万1,000円に到達しています(Wikipedia)。
堀江氏は「思ったより強かったです」「これでデカいレースに出られるので、夢が広がります」とコメント。
実は今年3月、UAEダービー(メイダン、ダート1900m)への遠征を一度計画しながら見送った経緯があります。
日刊スポーツによれば、堀江氏はこのドバイ遠征への再挑戦も視野に入れているとのことです。戸崎騎手は「走る気持ちが強い馬で、問題なくクリアしてくれました」と手応えを語りました(馬トク報知)。
