保健室のベッドで、ひとり天井を見つめる少女がいた。
授業に少し遅れただけで、教室に入れなくなる。そんな小学生時代を過ごしていたのが、=LOVEの佐々木舞香さんだ。
学校になじめなかった過去は、今のアイドル活動からは想像しにくい。だが本人はその過去を隠さず、雑誌インタビューで繰り返し語ってきた。小学校・中学時代に何があったのか、発言をたどる。
佐々木舞香の小学校時代

出典:佐々木舞香(イコラブ)の軌跡(さしこの軌跡;番外編);Tracks of Maika’s activity(child of Sasshii;equal LOVE) – saka yatshie
出身は愛知県豊川市。
地元の公立小学校に通っていたとみられるが、校名は本人も公表しておらず、Wikipediaを含む媒体でも確認できていない。
出身小学校はどこ?
豊川市在住だったことは分かっている。
ただ具体的な校名は非公開のままだ。ネット上で特定の校名を挙げる情報もあるが、裏付けが取れないため、この記事では扱わない。
保健室で過ごした日々
週刊プレイボーイが2018年1月26日に公開したインタビューで、佐々木舞香さんは小学生時代をこう振り返っている。
「視線が怖くて」授業中の発表が苦手だった。
遅刻したりトイレに行ったりして授業に少し遅れると、教室に入れなくなる。
「保健室にずっといました」
行き場を失った先が、保健室だったという。「学校という枠組みが嫌いで」あまり登校していなかった、とも明かした。不登校気味だったことは、Wikipediaにも同様の記述がある。
声優を志したきっかけ
転機は小学5年生。
アニメ『イナズマイレブン』との出会いで、「声優」という仕事の存在を知った。
それ以前に好きだったのは『Yes!プリキュア5』。ただし5人のプリキュアより、脇を固める「ナッツとココ」に惹かれていたという。
「カッコよかったんです!」
主役より脇役に惹かれる感性が、のちの声優志望につながった。
佐々木舞香の中学時代

出典:【イコラブ】佐々木舞香 みんなの呼び方 – =&ルーク
中学に上がっても、学校生活になじめない状態は続いた。
出身中学はどこ?
出身中学の校名も公式には明かされていない。
ネット上では特定の中学名を挙げる情報が出回っているが、根拠となる報道は見つからず、確定情報としては扱わない。
友人関係とアニメだけの生活
週刊プレイボーイの2018年1月27日公開インタビューでは、中学時代についてこう語っている。
「小さい頃からギリギリ繋がりがあったコたちとも連絡をとらなくなって」
そして続けた。
「中学を卒業する頃には、もうアニメのみの生活でした」
友人関係を手放してでも、アニメという世界に居場所を見出していた時期だ。
視線恐怖症との向き合い
学校になじめなかった背景には、視線恐怖症のような症状があったと同インタビューで明かされている。
タウンワークマガジンが2021年8月24日に公開した記事でも、当時をこう振り返った。
「学校には馴染めなくて、あまり行ってなかったんです」
「知らない人と話すのは苦手だと思っていた」
人と対面すること自体への苦手意識が、長く尾を引いていたことがうかがえる。
不登校から声優アイドルへの転機

高校入学までは「やりたいことがぼんやりしていた」という佐々木舞香さん。
だが高校生になると、「声優さんになりたい!」という気持ちが急速に膨らんだ。
「受かるわけないけど、オーディションとか受けてみよう! 大丈夫。今の私は”NEW・私”だから!」
そう自分に言い聞かせ、声優養成所への入所を決めた。
高校3年間はアルバイトも重ねている。母親の友人一家が営むうどん屋、次いで居酒屋、そしてカフェ。接客業を通じて、知らない人と話す苦手意識を少しずつ克服していったという。
2016年6月26日、東三河のご当地声優アイドル「穂の国娘。」のオーディションに合格。二代目・豊橋穂乃火役に選ばれた。
翌2017年4月29日、指原莉乃プロデュース声優アイドルオーディションの最終審査を突破する。同年6月14日、=LOVEの正式メンバーとなった。
「『不登校だったコがアイドルやってる!』って、変に思われたかもしれないけど、恥ずかしがったり恐縮することでもないって思って」
週刊プレイボーイのインタビューでそう語り、こう続けている。
「私は引っ込んでた昔の自分より、この目立ちたい!ってうるさい感じの今の自分の方が、好きです(笑)」
過去を隠すのではなく、公言する道を選んだ発言だ。
佐々木舞香は本当に学校に行っていなかった?本人の発言を整理
「佐々木舞香 学校 行ってない」と検索する人が知りたいのは、「実際にどの程度、学校に通えていなかったのか」という点だろう。
本人が公表している範囲で確認できるのは、次の発言だ。
| 時期 | 本人の発言・状況 | 出典 |
|---|---|---|
| 小学生時代 | 「視線が怖くて」授業中の発表が苦手。授業に少し遅れると教室に入れなくなり、「保健室にずっといました」 | 週刊プレイボーイ(2018年1月26日公開) |
| 小学生時代 | 「学校という枠組みが嫌いで」あまり登校していなかった | 週刊プレイボーイ(2018年1月26日公開) |
| 中学時代 | 小さい頃から繋がりのあった友人とも連絡をとらなくなり、卒業する頃には「アニメのみの生活」 | 週刊プレイボーイ(2018年1月27日公開) |
| 振り返り | 「学校には馴染めなくて、あまり行ってなかったんです」 | タウンワークマガジン(2021年8月24日公開) |
ポイントを整理すると、次のとおり。
- 本人の言葉は「まったく行っていなかった」ではなく、「あまり行ってなかった」「保健室にずっといました」という表現
- 学校に籍はありつつ、教室に入れず保健室で過ごす日も多かったことがうかがえる
- 不登校気味だったことについて、本人は雑誌インタビューで自ら語っている
公表されていないこと
一方で、次の点は本人からも報道でも明らかにされていない。
- 何日・何か月にわたって欠席が続いたのか
- 小学校・中学校それぞれで、どの学年の頃が特につらかったのか
- 医療機関を受診したかどうかや、具体的な診断名の有無
視線恐怖症については「のような症状があった」と語られた範囲にとどまる。診断名などを推測して書くことは控える。
佐々木舞香の子供の頃|好きだったものと性格
「佐々木舞香 子供の頃」という検索では、学校での様子だけでなく、どんな子どもだったのかも気になるところだ。本人の発言から分かる範囲を整理する。
好きだった作品
- 幼少期に好きだったのは『Yes!プリキュア5』。5人のプリキュアより、脇を固める「ナッツとココ」に惹かれていた
- 小学5年生で『イナズマイレブン』と出会い、「声優」という仕事の存在を知った
- 中学を卒業する頃には、「アニメのみの生活」になっていた
性格の傾向
- 人の視線が怖く、授業中の発表が苦手だった
- 「知らない人と話すのは苦手だと思っていた」と、のちにタウンワークマガジンで語っている
- 高校時代のアルバイトで接客を経験し、その苦手意識を少しずつ克服していった
- 現在は「この目立ちたい!ってうるさい感じの今の自分の方が、好きです」と語る
子どもの頃の「引っ込んでいた」自分と、現在の自分を、本人自身が対比して語っているのが特徴だ。
子供の頃から=LOVE加入までの流れ
ここまでの内容を時系列でまとめる。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 小学生時代 | 視線が怖く、保健室で過ごすことが多かった |
| 小学5年生 | 『イナズマイレブン』で声優という仕事を知る |
| 中学時代 | 友人関係が薄れ、アニメ中心の生活に |
| 高校入学後 | 「声優さんになりたい!」という思いが膨らむ。声優養成所に入所を決める |
| 高校3年間 | うどん屋、居酒屋、カフェでアルバイトを経験 |
| 2016年6月26日 | 「穂の国娘。」のオーディションに合格。二代目・豊橋穂乃火役に |
| 2017年4月29日 | 指原莉乃プロデュース声優アイドルオーディションの最終審査を突破 |
| 2017年6月14日 | =LOVEの正式メンバーに |
学校になじめなかった時期から、約10年足らずで表舞台に立つ側へ移ったことが分かる。
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まとめ

出典:=LOVE 佐々木舞香 / 12th Single c/w『真夜中マーメイド』【MV full】(イコールラブ) – =LOVE(イコールラブ)公式チャンネル
佐々木舞香さんの小学校・中学時代について、分かっている情報を表にまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身小学校 | 校名非公表(愛知県豊川市出身) |
| 小学校時代 | 視線が怖く、保健室で過ごすことが多かった |
| 声優志望のきっかけ | 小学5年生、『イナズマイレブン』との出会い |
| 出身中学 | 校名非公表 |
| 中学時代 | 友人関係が薄れ、アニメのみの生活に |
| 学校になじめない背景 | 視線恐怖症のような症状 |
| 転機 | 高校で声優養成所に入所、2017年=LOVE加入 |
小学生の頃は目立つことを避け、保健室で過ごした佐々木舞香さん。
2017年6月14日、=LOVEの正式メンバーとして表舞台に立つ側になった。目立たない生き方を選んでいた少女と、目立つことを選び取った現在の姿は、対照的だ。
