はるな愛が私財投じてこども食堂を継続 物価高が直撃する運営の現実

物価高で多くの人が苦しんでいる今、自分の財布から出してでも子どもたちに食事を届け続けているタレントがいます。

はるな愛さんが、東京・三軒茶屋エリアの自身の飲食店を拠点に、毎月1回こども食堂を開催しています。

CHANTO WEBのインタビューで「正直、なかなか厳しい状況ではあるのですが、売上とのバランスを見ながら、なんとか続けたいと思っている」と明かしたことで、改めて注目が集まっています。

目次

こども食堂を始めたきっかけ:ラジオで聞いた現実

はるな愛「正直、厳しい」物価高はこども食堂の運営にも大打撃。私財投じてまで続ける訳「誰もが大変な世の中だけど」

出典:はるな愛「正直、厳しい」物価高はこども食堂の運営にも大打撃。私財投じてまで続ける訳「誰もが大変な世の中だけど」 – Sky News Japan

活動のスタートは2018年頃。はるな愛さんがラジオ番組でNPO法人「むすびえ」代表・湯浅誠氏の話を聞いたことがきっかけでした。

そこで語られたのは、世田谷区の子どもの貧困の実態。

「大阪の団地育ちで、決して恵まれた環境ではなかった。子どもたちに希望を持ってほしい」——たまひよのインタビューでそう語っているように、自身の幼少期と重ねた体験が行動の原点になっています。

こうして始まったのが、お好み焼きなどを無料で提供するこども食堂。月1回の開催で、店のスタッフも一緒に参加し、毎回約20人の子どもが訪れています。

コロナ禍の試練:売上が「10分の1」に激減しても止めなかった

はるな愛 タイ の ニューハーフ 世界一大会 で 優勝

出典:はるな愛 タイ の ニューハーフ 世界一大会 で 優勝 – news0812

ORICON NEWSの報道によると、コロナ禍で飲食店の売上が通常時の約10分の1に激減。それでも活動を止めませんでした。

店をたこ焼き店にリニューアルし、子どもがタコの絵を描けばたこ焼きをプレゼントするという形で、子どもとの接点を維持し続けました。

コロナを乗り越えた後の2023年には、NPO法人むすびえ主催のZoomイベントに参加し、全国のこども食堂と交流。活動の輪は広がっていきました。

物価高でいま直面している「正直、厳しい」現実

Netflix「This is I」で話題!はるな愛の壮絶人生

出典:Netflix「This is I」で話題!はるな愛の壮絶人生 – 家田荘子ちゃんねる

そして今、新たな壁が立ちふさがっています。

キャベツ・油・ソース・小麦粉といったお好み焼きの材料から、輸入肉やサーモンまで、食材コストが全面的に上昇。運営資金は、イベント出演のご祝儀や謝礼をそのままこども食堂に充てることで補填しているといいます。

YouTube番組「NO MAKE」では「赤字、本当はあかんよ」と苦笑いしながら実態を明かすシーンも。余裕があっての活動では決してないことが伝わります。

それでも「誰もが大変な世の中だけど」と前置きしたうえで、私財を投じてでも続ける意志を示しています(CHANTO WEB)。

「貧困の子ばかりではなかった」──活動で気づいた本当の意義

はるな愛「売名と言われても子どもに寄り添いたい」子ども食堂の運営で感じたコロナ禍の貧困と孤独【vlog】駒田健吾

出典:はるな愛「売名と言われても子どもに寄り添いたい」子ども食堂の運営で感じたコロナ禍の貧困と孤独【vlog】駒田健吾 – TBS NEWS DIG Powered by JNN

ちょっと意外だと思いませんか?

こども食堂に来るのは、経済的に困窮した家庭の子どもばかりではないということ。

CHANTO WEBの別インタビューで、はるな愛さんは「こども食堂に来るのは貧困の子ばかりではなかった」と明かしています。居場所がなかったり、孤独を抱えていたりする子どもも多く来ていたと気づいたといいます。

スポーツ報知の報道では「『助けて』と言い合える世の中になれば」という言葉も残しており、「食事の提供」を超えた居場所づくりとしての役割が、活動を続ける大きな原動力になっているようです。

単なる支援活動ではなく、子どもたちにとっての「逃げ場」でもある——はるな愛さんのこども食堂が、物価高の厳しい状況のなかでも続けられる理由は、そこにあるのかもしれません。

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