入団発表の当日、突然腰から下の感覚が消えた

出典:元中日・石川翔が脊髄梗塞を発症「不安だし、怖い」腰から下の感覚が一切消える 19日にハヤテへの入団が発表されたばかり – ジャパンライブ24
2026年5月19日、元中日ドラゴンズ右腕・石川翔投手にとって、その日は再起の第一歩になるはずだった。
プロ野球ファーム・リーグ「ハヤテベンチャーズ静岡」への入団が発表された直後のことだ。
突然、腰から下の感覚が完全に消えた。
救急搬送されて検査を重ねた結果、診断されたのは「脊髄梗塞」。翌5月20日、石川はインスタグラムで病状を自ら公表した。
> 「突然すみません。ハヤテへの入団に、たくさんの応援の言葉をありがとうございました。入団がリリースされてすぐ、昨日のことです。突然腰から下の感覚がなくなり、そのまま救急車で運ばれました」
中日スポーツの報道によると、現在は「腰から下、両下半身の感覚が全くありません。動かそうという感覚すらなく、尿や便の感覚もありません」という状態。
脊髄梗塞には確立された治療法がなく、立てるか歩けるかはリハビリ次第だという。
プロ8年間で一軍登板はわずか1試合

出典:【高卒ルーキー】中日ドラゴンズ 石川翔 投球ダイジェスト – 東海野球観戦録
石川翔は1999年12月14日生まれ、東京都出身。最速155km/hのストレートを武器に、2018年のドラフトで中日ドラゴンズに2位指名された右腕だ。
契約金6000万円・年俸700万円という期待を背負って入団したものの、プロ8年間で一軍登板はわずか1試合。
2023年3月には右肘の内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けるなど、故障との戦いが続いた。
2025年の二軍成績は19登板・18.2回・防御率7.71。同年10月、中日ドラゴンズから戦力外通告を受けた。
当時、石川は「自分の野球人生には納得いっていない。納得いくまでやる」とコメントし、現役続行への意志を示していた。
noteで綴った「止められ続けた8年間」
戦力外通告後、石川は自身のnoteに「野球しかない人生〜止められ続けた8年間〜」と題した文章を投稿。
プロでの苦境を率直に綴ったこの投稿は、多くの野球ファンの目に留まった。
戦力外→メキシコ→ファーム復帰、再起の矢先の出来事
![20250426 戦力外通告… #石川翔 高知での投球練習 #shorts@安芸市営球場[ウエスタン・リーグ 2軍戦]安芸タイガース球場](https://img.youtube.com/vi/YG_qb4ifQ8k/hqdefault.jpg)
出典:20250426 戦力外通告… #石川翔 高知での投球練習 #shorts@安芸市営球場[ウエスタン・リーグ 2軍戦]安芸タイガース球場 – フカチ
戦力外後も石川は諦めなかった。
2026年1月、メキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズに入団。しかし、同年4月19日にリリースとなり帰国した。
そこで獲得の手を挙げたのが、ハヤテベンチャーズ静岡だった。
中日スポーツの報道によると、同チームの赤堀元之監督は石川が中日在籍時に投手コーチを務めており、その縁が入団につながったとみられる。
5月19日の入団発表には、ファンから多くの応援コメントが寄せられた。
その数時間後に、発症した。
「妻と子供のためにも、せめてまた歩けるようになりたい」
インスタグラムの投稿の最後、石川はこう綴っている。
> 「正直、この状態からまた歩けるようになることが、今はまだ想像できません。不安だし、怖いです。でも、あと少しで妻との新しい命が誕生します。妻と子供のためにも、せめてまた歩けるようになりたい。」
出産間近の妻と、もうすぐ生まれてくる子供の存在が、今の石川を支えている。
注目すべきポイントは、この発症が入団発表当日という点だ。応援の声が届いたその日のうちに救急搬送されたという経緯が、ニュースを知った多くの人に衝撃を与えている。
中日スポーツなど複数のメディアが報じており、SNS上でも石川の回復を願う声が広がっている。
