JASRAC賞の金賞とは何か?「ライラック」が選ばれた意味

出典:盛大に歌詞を間違える大森元貴 Mrs. GREEN APPLE ライラック CDTV – まっかう
2026年5月20日、JASRAC(日本音楽著作権協会)が2026年JASRAC賞を発表。
国内作品の金賞(著作物使用料分配額1位)を受賞したのが、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」でした。
JASRAC賞は毎年5月に前年度(4月〜3月)の著作物使用料分配額をもとに集計される賞です。
つまり、「ライラック」は2025年度において、カラオケ・ストリーミング・放送などすべての利用料を合計した分配額が国内作品のなかで最大だったということ。
「売れた曲」ではなく、「最も使われ続けた曲」を示す賞だけに、この金賞の重みは相当です。
2026年の銀賞は美空ひばり「川の流れのように」(作詞:秋元康 / 作曲:見岳章)、銅賞はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(作詞:R-指定 / 作曲:DJ松永)。
錚々たる顔ぶれを押しのけての1位受賞です。
アニメOPから始まった、異例のロングヒット
「ライラック」がリリースされたのは2024年4月12日。テレビ東京系アニメ「忘却バッテリー」のオープニングテーマとして配信が始まりました。
リリース直後から注目を集めたこの曲、ストリーミングの推移が「異例」と言われます。
一度チャート順位が落ちた後に再浮上して首位を獲得、その後も長期にわたってチャートに居座り続けたのです。
Billboard JAPANのストリーミングチャートでは、歴代最多となる通算36回の首位を獲得。
その後の再生数の積み上がり方は、こうなっています。
- 2025年1月14日:ストリーミング累計1億回突破
- 2025年10月30日:ストリーミング累計2億回突破
- 2026年5月時点:累計約9億回
約1年で2億回から9億回へ。カラオケや動画などでの利用も含めれば、これほどの分配額が積み上がるのも納得できます。
レコード大賞2連覇、各賞を総なめにした2024〜2025年

出典:第66回日本レコード大賞 ライラック #ミセス #mrsgreenapple #ライラック #大森元貴 #レコ大 – ミセス大好きマン
「ライラック」がJASRAC賞の金賞を取るまでに、すでに多くの賞を受賞しています。
最大のものが、2024年12月30日の第66回日本レコード大賞・大賞受賞。
Mrs. GREEN APPLEとしてバンド初の2連覇、2年連続での大賞受賞という快挙でした。
受賞直後に大森元貴はORICONのインタビューで、「昨年よりも(盾を持ったときに)重たかった気がします」「今年はいろんなことを勉強させていただいた年なので、すごく胸がいっぱいです」とコメントしています。
他にも主な受賞歴を並べると:
| 賞 | 受賞内容 |
|---|---|
| MTV VMAJ 2024 | Best Group Video 他2部門 |
| Billboard MUSIC AWARDS JAPAN 2025 | 3部門受賞 |
| MUSIC AWARDS JAPAN 2025 | カラオケ・オブ・ザ・イヤー |
カラオケ・オブ・ザ・イヤーを受賞しているあたり、JASRAC賞の分配額が大きくなった背景が見えてきます。ストリーミングだけでなく、カラオケでの爆発的な利用が後押ししたと考えられます。
意外と知られていない「ライラック」の作詞・作曲者
この楽曲、タイアップのアニメや受賞歴が話題になりがちですが、作詞・作曲を手がけたのはMrs. GREEN APPLEのボーカル・ギターを担う大森元貴本人です。
著作権を管理する音楽出版社はユニバーサル・ミュージック・パブリッシング合同会社。
JASRAC賞は作詞者・作曲者・音楽出版社への分配額をもとに選出されるため、今回の金賞は大森元貴という作家としての評価でもあります。
バンドのフロントマンとして表に立ちながら、楽曲制作でも国内最高水準の分配額を記録する。ミュージシャンとしての総合力が、今回の受賞に凝縮されています。
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まとめ:2年で9億回再生、「使われ続けた曲」の証明

出典:ライラックの例の歌詞間違いについて…触れていいんだw #ミセスグリーンアップル #大森元貴 #ライラック – MGA MUSIC STOCK
「ライラック」がJASRAC賞の金賞を受賞した事実は、単なる「人気曲」を超えた意味を持ちます。
リリースから約2年が経過した今も、カラオケ・ストリーミング・放送などあらゆる場面で利用され続けている。その結果として、国内作品の分配額1位という数字が出ました。
短命なヒット曲が多い現代の音楽シーンにおいて、アニメタイアップとレコード大賞受賞が複合的に作用し、ロングヒットを生み出した一つの手本とも言える楽曲です。
