約1,000人が立ち上がった夜

出典:樹木希林さん葬儀、本木雅弘が会見 2 – JIJIPRESS/時事通信芸能動画ニュース
2026年5月19日(現地時間)夜、フランス・カンヌ。
黒沢清監督の映画『黒牢城』の世界初上映が行われ、上映後に観客約1,000人がスタンディングオベーションを送った。
主演の本木雅弘は感涙しながら、「60歳にして初めてのカンヌでした。短い時間でしたが、一生語れる思い出ができた」と語った。(ORICON NEWS報道より)
これが60歳での初カンヌ。拍手の渦の中で見せた涙が、この瞬間の重みを伝えていた。
実は本木雅弘だけでなく、共演の菅田将暉、宮舘涼太(Snow Man)もカンヌ初参加だった。
「全員が初めて」というフレッシュな空気が、この上映をより特別なものにしていたのかもしれない。
黒牢城とはどんな映画か

出典:「めざましテレビ」本木雅弘が主演 時代劇「黒牢城」!菅田将暉・吉高由里子•宮舘涼太(Snow Man)! – エンターおはよう
直木賞受賞・4大ミステリーランキング制覇の原作
映画『黒牢城』は、米澤穂信の同名小説を原作とする戦国時代を舞台にしたミステリー作品だ。
この原作小説はミステリー界で異例の成績を残している。第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞し、史上初の「4大ミステリーランキング制覇」を達成した作品だ。
本木雅弘が演じるのは実在の武将・荒木村重。菅田将暉が黒田官兵衛役、吉高由里子が千代保役を演じる。
黒沢清監督にとって初の時代劇挑戦
監督を務める黒沢清(70歳)は、過去にもカンヌをはじめ国際映画祭での受賞歴を持つ。
本作は彼にとって初めての時代劇挑戦となる。上映後、監督はこう語った。
「上映後の拍手が皆さん本気で拍手してくれているな、祝福してくれているなと感じて、そんな経験は初めてでした」(ORICON NEWS報道より)
国際映画祭経験のある監督でも「初めて」と言わせた、あの夜の空気。上映時間は147分。腰を据えて向き合う一作だ。
フォトコールで宮舘涼太が現地を沸かせた

出典:本木雅弘の長男・UTA、フォトコールでまさかの歌声披露 尾崎紀世彦「また逢う日まで」が十八番 – oricon
世界初上映と同日の2026年5月19日昼、公式フォトコールが行われた。
本木雅弘、菅田将暉、青木崇高、宮舘涼太、黒沢清監督が登壇し、晴天の中、世界各国のメディアから熱い声援を受けたとシネマトゥデイが報じている。
記者のリクエストに応えたターン
特に話題になったのが宮舘涼太の行動。記者たちのリクエストに応じ、その場で「華麗なターン」を披露し、会場を大いに沸かせたとORICON NEWSが伝えている。
Snow Manのメンバーとして培ったパフォーマンス力が、カンヌという舞台でも存在感を放った場面だった。
「日本語の言葉遊びにも笑っていた」
意外と知られていない事実として、ORICON NEWSの報道によると、海外観客が日本語の言葉遊びにも笑い、宮舘涼太は「日本映画の良さを国際観客と共有できた」と実感したという。
字幕を通じてでも、日本語特有のニュアンスが伝わった——これは日本映画にとって嬉しい発見だ。
菅田将暉は現地の印象をこう語った。「カンヌの海は、リッチだけどカジュアルな感じもあって、全部が白くて眩しい!みたいな場所でしたね」(Yahoo!ニュース/オリコン報道より)
日本公開は2026年6月19日

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カンヌで喝采を受けた『黒牢城』の日本国内公開は、2026年6月19日の予定だ。
カンヌ・プレミア部門への出品発表が2026年4月9日だったことを考えると、発表からわずか2ヶ月余りで国内公開を迎えることになる。
約1,000人のスタンディングオベーション、海外観客が楽しんだ日本語の言葉遊び、黒沢清監督の「初時代劇」という挑戦——本木雅弘が「一生語れる思い出」と振り返った夜の熱量を、劇場で体感できる機会が間もなく来る。
