ダンディ坂野のコマーシャルは全盛期より今が多い 2026年の最新CMと歴代一覧

全盛期の2003年、契約していたCMはわずか2社でした。

それが2022年には、起用数が過去最多の34本に達します。

黄色いスーツで「ゲッツ!」のダンディ坂野さん。

コマーシャルの仕事に限れば、ブレイク当時より今のほうが多いのです。

2026年8月には、IT企業テクマトリックスの創業以来初となるテレビCMに起用。

9月には天藤製薬「ボラギノール」のCMにも登場しています。

目次

2026年のダンディ坂野CM テクマトリックスとボラギノール

「ゲッツ!」 懐かしい ダンディ坂野出演「マツモトキヨシ」CM(2002年)

出典:「ゲッツ!」 懐かしい ダンディ坂野出演「マツモトキヨシ」CM(2002年) – 懐かしいCM__ Nostalgic Japanese commercial

テクマトリックス初のテレビCM

東京都港区港南に本社を置く、1984年設立のIT企業テクマトリックス。

同社にとって初めてのテレビCMで、ダンディ坂野さんが顔を務めました。

放映期間は2026年8月21日〜9月26日、一部地域を除く全国です。

8月31日〜9月6日には、品川駅の自由通路に交通広告も出ました。

PR TIMESで公開された本人コメントがこちら。

> 「『テック!』というフレーズをたくさん使いました。多くの皆さまにテクマトリックスさんの名前を覚えていただけるよう頑張りました」

「ゲッツ!」で磨いた短い掛け声を、今回は社名を覚えてもらうために使った格好です。

ボラギノールのCMは詳細待ち

天藤製薬「ボラギノールスムース」「内服ボラギノールEX」のCMにも出演しています。

ORICONのCMデータベースに載ったタイトルは「素敵な情報をゲッツしちゃいました」。

ただし執筆時点で、天藤製薬のプレスリリースは見つかっていません。

共演者やCMの中身は、公式発表を待つ段階です。

公式サイトの現行CMは10社

所属するサンミュージックの公式サイトで、現行CM欄に掲載されているのは次の10社です(2026年7月1日更新)。

  • インディ商事
  • 金沢柿田商店
  • コスト削減グループ
  • 西原物産
  • ファンカンパニー「浪漫遊」
  • ホクレン農業協同組合連合会
  • だれでもモバイル
  • ビック「カーリース D-Plus」
  • チャンスメーカー「販促花子」
  • Brex Corporation「ブレックスコート」

ビール大手やハンバーガーチェーンの名前は、この欄に見当たりません。

コスト削減や販促など、事業者向けのサービスが目立ちます。

7月1日更新の一覧なので、8月以降のテクマトリックスとボラギノールは含まれていません。

CMの原点はマツモトキヨシ 第1弾は後輩コンビだった

(2本まとめて)【懐かしいCM】ダンディ坂野 マツモトキヨシ メンバーズカード 2004年 Retro Japanese Commercials

出典:(2本まとめて)【懐かしいCM】ダンディ坂野 マツモトキヨシ メンバーズカード 2004年 Retro Japanese Commercials – ビバ世相 昨日今日明日

マツモトキヨシ「現金ポイントカード」のCMは、2002年10月〜2003年6月の放送。

サンミュージック公式サイトに、そう記録されています。

東スポは開始を「2000年」とし、Wikipediaの一覧も「2000〜2003年」と記載。

媒体でずれはあるものの、事務所の記録「02.10〜」がいちばん確かな日付です。

起用のきっかけは事務所ライブ

実はこのCM、第1弾に出ていたのは後輩コンビ「さくらんぼブービー」でした。

東洋経済オンラインによると、転機はCMスタッフが事務所のライブで本人を見たこと。

「彼がいいんじゃないか」となり、第2弾での起用が決まりました。

同じ2002年秋には、『内村プロデュース』でもブレイクを果たします。

深夜枠ながら、視聴率10%を記録した番組です。

本人は「僕の芸人人生は他力本願で成り立っているんですよ」と語っています。

ライブを見たスタッフの一声でCMが決まった経緯を思えば、うなずける言葉です。

黄色いスーツは店の色

MANTANWEBの取材で、本人はこう明かしています。

> 「(CMに起用された)マツモトキヨシのお店が黄色なことから、黄色のスーツになったんです」

スーツはオーディションの時点で、すでに用意されていたもの。

それまで黄色いスーツを着たことはなかったと、CHANTO WEBで話しています。

歴代CM一覧 「ゲッツ」は商品ごとに姿を変える

ゲッツ‼︎   ダンディ坂野 芸人さんの地方営業

出典:ゲッツ‼︎ ダンディ坂野 芸人さんの地方営業 – SAMBA CARNIVAL & DANCE JAPAN @blackpirates7

主な歴代CM

時期 スポンサー・商品
2002年10月〜 マツモトキヨシ「現金ポイントカード」
2003年7月〜 マツモトキヨシ「メンバーズクレジットカード」、アオキーズピザ、タカラ「アメリカンゲーム」
2009年 キリンビール「一番搾り生ビール」
2014年〜 コスト削減グループ
2016〜2019年 日本マクドナルド「チキンマックナゲット」
2022年4月発表 宅配食nosh(ナッシュ)
2023年6月〜 大樹生命「安心をゲッツ篇」
2023年〜 フマキラー「キッチン用アルコール除菌」
2025年5月〜 アサヒ生ビール「マルエフ 北陸 まろゲッツ」篇
2026年8〜9月 テクマトリックス
2026年9月 天藤製薬「ボラギノールスムース」ほか

「ゲッツ」と言うCMは、2002年から2024年初めまでで200本を超えます(Wikipedia)。

表に挙げたのは、そのほんの一部にすぎません。

決めゼリフの作り替え方

ギャグの原点は1996年、フジテレビの深夜番組『ウモクビ2』で披露した「ゲットゥ」。

CMではこのひと言を、商品に合わせて作り替える演出が繰り返されてきました。

  • マクドナルド:シリーズ名は「怪盗ナゲッツ」
  • nosh:ゲッツのポーズで「ナッシュ!」。蝶ネクタイはブロッコリーとカリフラワー製
  • 大樹生命:竹内涼真さんと共演。白衣の医師役で「金ケッツ!」、締めは「ゲッツあれば、憂いなし!」
  • アサヒ:北陸代表として柴田理恵さんと共演し、篇名は「まろゲッツ」

おなじみのギャグに商品名を乗せれば、一度聞いただけで耳に残る。

スポンサーが替わっても同じ芸を応用できる点は、広告の作り手にとって大きな利点と考えられます。

CM本数の推移 全盛期の2社から過去最多34本へ

懐かしいCM【人別】ダンディ坂野さん

出典:懐かしいCM【人別】ダンディ坂野さん – 【Old!】 Gymnastics & Japanese TV CM Duke Boko

時期 CMの数 出どころ
2003年(全盛期) 2社 本人談(ダウンタウンDX)
2022年10月時点 16社(ウェブCM含む) 本人談(ダウンタウンDX)
2022年 34本(過去最多) Wikipedia、CHANTO WEB
2025年3月時点 12〜13本 CHANTO WEB
2025年秋 約15本 本人談(ORICON NEWS、東スポWEB)
2026年7月 10社(公式サイトの現行CM欄) サンミュージック公式

2022年10月の『ダウンタウンDX』では、「当時はCM2社でしたが、今は16社あります!」と明かしました。

収入について水を向けられると、返ってきたのは「当時はテレビ中心だったんで。今は営業とCMなので(収入は)さほど変わらない」という答え。

稼ぎの柱は、テレビ出演からCMと営業へ移りました。

CHANTO WEBのインタビューでも「テレビにだけしがみついても仕方ない」「これが自分の生きる道」と語っています。

CMに選ばれ続ける理由 事務所ではベッキー超えの1位

真顔でダンディ坂野のネタをするベッキーがシュールすぎる

出典:真顔でダンディ坂野のネタをするベッキーがシュールすぎる – フィールドキャスター

サンミュージック内のCM契約本数で、ダンディ坂野さんは1位をキープ。

東スポWEB(2025年11月18日)の取材には、こう答えています。

> 「サンミュージックではずっと1位の座を守り続けて。まあ契約本数は。2000何年ごろからベッキーさん…、ベッキーを抜いて」

途中で「さん」を外して言い直すあたり、ちょっと得意げに聞こえませんか?

本人が挙げる3つの強み

2020年の文春オンラインの取材では、選ばれる理由を自己分析しています(要旨)。

  • 不潔感がない
  • 「黄色いスーツを着た中肉中背のおじさん」というキャラ
  • 「ゲッツ!」は前向きな言葉で、短く真似しやすい

起用する企業側の言葉も、この分析と重なります。

noshは起用理由を「長年芸人として第一線で活躍されているダンディ坂野さんを起用することで、noshも長く愛されるサービスであり続けられるよう」と説明しました。

清潔感と、長く続くキャラクター。

自社の商品を安心して託せる条件が、そろっているといえます。

事務所の仲間まで支えたマツキヨCM

カンニング竹山さんは、こんな言葉で感謝を表しています。

> 「ダンディ坂野がマツモトキヨシのCMに出演して売れたおかげで、俺も安藤なつもぺこぱもサンミュージックにいられる」

ここで名前の出た安藤なつさんは、メイプル超合金の一人。

2016年12月、ナゲット30ピースを750円で売ったマクドナルドの企画で、ダンディ坂野さんと共演しました。

あわせて読みたい

まとめ:ダンディ坂野のCMはマツキヨから24年

幸せを呼ぶ黄色いスーツ!ダンディ坂野 ブレイク裏話&本人直伝 正しいゲッツ【ウド様おねが~い!!】#133

出典:幸せを呼ぶ黄色いスーツ!ダンディ坂野 ブレイク裏話&本人直伝 正しいゲッツ【ウド様おねが~い!!】#133 – iTSCOM

  • 原点はマツモトキヨシ「現金ポイントカード」(2002年10月〜)。黄色いスーツもここで生まれた
  • 本数は全盛期の2003年が2社、2022年が過去最多の34本
  • 2026年はテクマトリックス初のテレビCMと、天藤製薬「ボラギノール」に出演
  • 公式サイトの現行CM欄(2026年7月1日更新)は10社
  • 「ナッシュ!」「金ケッツ!」「まろゲッツ」と、決めゼリフを商品ごとに作り替えるのが定番

ドラッグストアの店の色から始まった黄色いスーツは、24年後、IT企業の社名を全国に届けました。

ボラギノールのCMで「ゲッツ」がどう化けたのか。

共演者や演出の詳細は、天藤製薬の公式発表を待つことになります。

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この記事を書いた人

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