巨人・板東湧梧、今季限りで引退へ

出典:【現役引退】板東湧梧 現役引退【プロ野球反応集】 – こちら野球の反応集(現在こちらで投稿中)
8年間、投げ続けたマウンドに区切りがつく。
巨人の育成投手・板東湧梧選手(30)が、今季限りでの現役引退を決めた。
スポーツ報知が2026年9月30日、9月29日に判明したとして報じた。
巨人からの公式発表はまだない。
板東選手は2025年オフにソフトバンクから育成契約で巨人に移籍したばかりだった。
移籍1年目の目標に掲げていた支配下登録には、届かなかった。
同じ日、同僚の育成投手・石田隼都選手(23)の今季限りでの引退も報じられている。
石田選手は2021年センバツの優勝投手で、同年ドラフト4位。トミー・ジョン手術から復帰できなかった。
甲子園の「カットされた投手」から支配下、そして育成へ

出典:【12球3K】板東湧梧『ストレートも変化球も抜群のキレ』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
板東選手は徳島県鳴門市出身、鳴門高から2013年夏の甲子園に出場した。
準々決勝の相手は花巻東。対戦した千葉翔太選手に「カット打法」で5打席41球を投げさせられ、1安打4四球、一度も抑えられなかった。
大会後、周りからは「カットされた投手だよね」と言われ続けたという。
本人は「ひたすらファウルばかり打たれてムキになった。絶対に四球だけは出したくなかった」と振り返っている。
JR東日本を経て2018年ドラフト4位でソフトバンク入り。
2020年に初登板・初勝利を挙げると、2021年は8回を任されるセットアッパーとして44試合に登板した。
2022年に先発転向。9月24日のロッテ戦で初完封勝利を挙げ、クライマックスシリーズのファイナル第2戦にも先発した。
2023年は自己最多の5勝。ここが現役のピークだった。
2024年は球威が落ち、制球も不安定に。4月下旬に背中を痛め、1軍登板はゼロで終わった。
2025年もウエスタン・リーグで最優秀防御率と勝率1位の2冠を獲得しながら、1軍登板は2年連続でなし。10月下旬、ソフトバンクから戦力外を通告された。
この時のコメントが「もうひとつ自分を信じられなかった。それが一番悔しいですね」だった。
巨人での1年、支配下届かず

2025年11月14日、巨人が育成契約を発表。入団会見で板東選手はこう語った。
「祖父の影響でジャイアンツファンでしたので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。一日でも早く支配下登録されるように頑張り、先発ローテーションに入ってリーグ優勝、日本一に貢献できるよう頑張ります」
2月のキャンプからは、毎日居残ってネットに投げ込み、球速を取り戻そうとした。
ファームでは2026年に29試合へ登板し、5勝2敗、防御率2.74という数字を残している(NPB、9月30日更新時点)。
それでも、支配下登録の壁は超えられなかった。
1軍通算成績はソフトバンク時代の114試合で10勝11敗1セーブ22ホールド、防御率2.91。最速154km/h、武器のフォークは2022年の被打率.094を記録した実績を持つ投手だった。
引退を決めた理由、支えた妻の存在

出典:「巨人・板東湧梧、まさかの現役引退へ…😢⚾ 移籍1年目で支配下昇格かなわず「決断」の真相とは…🔥」 – Japan 24アラート
スポーツ報知の取材に、板東選手は引退の胸中を明かしている。
「この3年は本当に苦しくて何度も心が折れた。沈んでいる時に明るく支えてくれたのが奥さんだった」
2025年12月27日、30歳の誕生日には結婚を発表していた。
「来季から読売ジャイアンツでプレーさせていただくことになりました!」「育成からのスタートなので、まずは支配下登録を勝ち取れるようにしっかり準備してキャンプに臨みます」
座右の銘は「明日死ぬと思って生きる」。
11月26日のNPB AWARDSでは2025年の2冠(最優秀防御率・勝率1位)が表彰されたが、板東選手本人は式を欠席した。書面でのコメントはこうだった。
「1試合1試合、チームの勝利のために全力でマウンドに上がってきました」
高校時代から「イケメンエース」と呼ばれ、愛称は「ばんさん」「男前」。巨人入団の際にはファンから「来年のキャンプ絶対人やばいやん」といった声も上がっていた。
巨人からの公式な引退発表はまだ出ていない。今回はスポーツ報知の単独報道であることを踏まえ、続報を待ちたい。
