茨城弁は「初めて出会った生き物」だった

出典:SUPER EIGHT安田章大、主演舞台で茨城弁に挑戦!「未確認物体みたい」驚きの役作りとは? – Japan Media Tokyo
SUPER EIGHTの安田章大(42)が、PARCO PRODUCE 2026「髪結いの亭主」で茨城弁に挑戦している。
2026年9月27日、東京・新国立劇場小劇場でのプレスコールで、稽古を振り返った。
「不思議な言葉でした。関西弁のイントネーションが混ざっているところもあれば、標準語のイントネーションも入っていて」とENCOUNTの取材に明かしている。
続けて「会話の前後によって、語尾が上がる、下がるも全部変わるんですよ」「未確認物体みたいな、初めて出会った生き物でした」と表現した。
新たな方言を体に入れる感覚を、安田は「新しいバランスボールに乗った感じ」とも語っている。
フランス映画を茨城の理容室に置き換えた舞台

出典:安田章大主演で舞台化!フランス映画の名作「髪結いの亭主」。11月広島で上演! – TSSオンデマンド
原作は1990年公開のフランス映画で、監督はパトリス・ルコント。日本での舞台化は今回が初めてとなる。
SPICEなどの報道によると、舞台はフランスから1950年代の茨城県の小さな理容室に置き換えられ、台詞はすべて茨城弁で書かれている。
安田が演じる「實(みのる)」は、恵まれた環境で育ちながら社会の抑圧を抱える有閑階級の男性という役どころ。
髪結いの女性との結婚に憧れ続け、その夢をかなえる人物だ。妻・典子役は中村映里子が演じる。
結婚を機に實の父が亡くなり、家族とも疎遠になっていく中、理容室を訪れる客との交流で静かな日々が少しずつ揺らいでいく物語となっている。
脚本・演出は、茨城県那珂市出身で2013年に劇団普通を旗揚げした石黒麻衣。全編方言芝居を手がけてきた劇作家で、『秘密』『季節』では第33回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞している。
地域で変わる方言、デーブ大久保の助言も
安田がこの作品のオファーを受けたのは約2年前。以前から劇団普通の公演に足を運んでいたことが縁になったという。
オファーを受けた瞬間、「え!やるべきでしょ!」とテンションが最高潮になったと美ST ONLINEに明かしている。
方言芝居への挑戦は今回が初めてではない。2017年の主演舞台「俺節」では津軽弁を身につけて臨んだ経験がある。
ウレぴあ総研のインタビューでは、台本の茨城弁について踏み込んだ発言も残した。
「台本を読む限り、50年代の方々の茨城弁ではない気もするんです」「本来は、もっと(方言が)強いのではないかと思います」。
茨城の中でも東寄りか西寄りか南寄りかで言葉が変わるといい、「石黒さんとすり合わせをしたいと思っています」と稽古への向き合い方を語っている。
方言の地域差については、デーブ大久保から「茨城県の中でも、大洗とひたちなかでは違うし、東京に近づくとまた違う」という話を聞いたことも明かした。
9月28日に東京開幕、広島・大阪へ

出典:安田章大「脳腫瘍グレード2」発覚で性格に影響。人生を変えた衝撃の一日【闘病】 – 教えてドクター・Medical DOC「メディカルドック」
東京公演は9月28日から10月25日まで新国立劇場小劇場で行われる。
その後、11月5日・6日に広島(JMSアステールプラザ大ホール)、11月12日から20日まで大阪(森ノ宮ピロティホール)で上演される。チケットは全席指定で12,000円(税込)。
出演者は安田、中村映里子、丸山智己ら10人。プレスコールには安田、中村、丸山智己、石黒麻衣が登壇した。
奇しくも9月27日は、SUPER EIGHTの丸山隆平が東京グローブ座で主演舞台「water」の初日を迎えた日でもある。
安田は「『初日やね』『ファイトやでー』『体気をつけやー』っていたわり合いました」と、同じ日に初日を迎える仲間へのエールを明かした。
開幕を前に安田は「来てくださいっていう一言ですね」「現場で何が起きているのか、それが演劇のおもしろさなので、石黒ワールドをぜひ見に来ていただければ」と呼びかけている。
