声優・ナレーターの関根明子さん(65歳)が2025年8月1日に逝去されました。多数のアニメ・ゲームに出演し、やさしく包み込むような声で長年親しまれてきた名優のキャラクター遍歴を振り返ります。
目次
逝去の経緯と公表された病名について

2024年からがん闘病を続けていた関根明子さんは、2025年8月1日に食道がんと脳腫瘍のため死去されました。所属事務所「RME株式会社」が8月2日、公式サイトで発表。ファンや業界関係者から悲しみの声が相次いでいます。
関根明子さんの代表キャラクター一覧
関根さんは、1980年代後半から30年以上にわたり幅広い役柄を演じてきました。以下は出演歴の一部です。
テレビアニメ
- 『魔法使いサリー(第2作)』(1989):春の女神、オンディーヌ
- 『ゲッターロボ號』(1991):ニュースキャスター
- 『緊急発進セイバーキッズ』(1992):母親 ほか
- 『蒼き伝説シュート!』(1993):平松しずこ
- 『GS美神』(1993):綾の母
- 『はたらキッズ マイハム組』(2008):紫蘭
- 『爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ』(2012):コード・イヴ
OVA・教育作品
- 『永遠のフィレーナ』(1992):王妃
- 『ときめきメモリアル』(1999):如月未緒
ゲーム出演
- 『卒業 〜Graduation〜』(1992):加藤美夏(初代)
- 『ときめきメモリアルシリーズ』(1994〜):如月未緒
- 『ブルーブレイカー』(1996):ワイズ
- 『イース6 オンライン』(2021):アルマ
- 『ラストオリジン』(2022):レナ・ザ・チャンピオン
ほか多数の作品に出演し、母親役や女神・女王など包容力ある役柄を数多く演じたことが特徴です。
人々の心に残る声優・関根明子さんの存在感
特に「ときめきメモリアル」ではプレイヤーの母親・如月未緒役を演じ、やさしく支える存在としてゲーム史に残る名演となりました。また、『魔法使いサリー』では神秘的な春の女神役として、多くの子どもたちに愛されました。
SNSでは「子どもの頃の記憶が蘇る」「あの安心感のある声が忘れられない」など、各世代から追悼の声があふれています。
今後の見通しと作品への影響
今後、関根さんの出演作品に関する特集放送やメモリアルイベントが行われる可能性があります。とくに「ときメモ」や「魔法使いサリー」などのファン層では、再評価の動きが加速するでしょう。
まとめ:関根明子さんの功績と名演のポイント3つ
- 代表作に『ときメモ』『魔法使いサリー』『シュート!』など多数
- 穏やかで包容力ある声が多くの作品に温かみを添えた
- 2025年8月1日、食道がんと脳腫瘍のため永眠。追悼の声が相次ぐ
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