見上愛に弟はいない|親と6歳上の兄がそろう楽器だらけの家族の話

小学6年の冬。受験を終えたばかりの娘に、父親がこう切り出しました。

「ギターを買いにいくぞ」

娘は「ドラムがいい」と食い下がったものの、その希望は完全にスルーされます。半ば強制的にギターを握らされたのが、のちに女優となる見上愛さん。

父・母・兄がそれぞれ楽器を弾く家で育った25歳の、親ときょうだいをめぐる話をたどります。「弟がいる」という噂の答えも、先に書いておくと――いません。

目次

見上愛の親は「楽器を持っているのが普通」の空気をつくった

【風、薫る】見上愛さん朝ドラ直後の「あさイチ」プレミアムトークで、佐野晶哉さんがアドリブだったとバラす:ネタバレ注意|上坂樹里|NHK

出典:【風、薫る】見上愛さん朝ドラ直後の「あさイチ」プレミアムトークで、佐野晶哉さんがアドリブだったとバラす:ネタバレ注意|上坂樹里|NHK – 朝ドラ推し活

父はギター、母はベース。6歳上の兄もギター。

見上さんがドラムを希望したのには、ちゃんと計算がありました。自分が叩けば、家族でバンドが一つ組めてしまうからです。

シネマトゥデイのインタビュー(2024年5月8日)では、家庭の雰囲気をこう表現しています。「趣味で楽器をやるのが当たり前の家族で」

父はいまも趣味でバンドを続けている

ギターとの出会いは、父からの一方的なプレゼントでした。

bizSPA!の取材に、本人はこう明かしています。「ギターを始めたきっかけは父で、小学6年のときに父に勧められて買ってもらって、父に習いました」

先生役まで父が兼任していたわけです。

同じ記事では、父の現在にも触れています。「いまだに父は趣味でバンドをやっていますし、兄も母もバンク経験があるので、私も始めるのが当たり前みたいな雰囲気でした」

なお、父親の職業について具体的な肩書きを挙げる情報がネット上には出回っています。ただ、本人や新聞・雑誌などが語った記録は見当たりません。確実なのは「趣味でバンドを続けている父」という一点です。

名前の「愛」を思いついたのは、高校生だった父

名付け親は父親。それも、父がまだ高校生だった頃の授業中に、ふと頭に浮かんだ名前でした。

「みんなに愛を持って接する人物になってほしい」という意味は、あとから添えられたものだとWikipediaには記されています。

授業を聞き流していた高校生が、十数年後に本当にその名前を娘につけた。順番が逆さまなのが、なんとも印象に残ります。

母はベース担当、職業は非公表

母親については、パート楽器がはっきりしています。

「父と兄がギターで母がベースをやっていたので」と本人が語っており、だからこそドラム志願だったという流れ。bizSPA!でも「兄も母もバンド経験がある」と説明しています。

一方、母の職業や人物像に関する一次情報は公開されていません。プライバシーの範囲として、本人も語っていない領域です。

父娘の仲は良好、阿部寛との共演時にわざわざ補足

映画『異動辞令は音楽隊!』で、見上さんは阿部寛さんの娘・法子役を演じました。劇中の父娘は、お世辞にも良好とは言えない関係です。

そこで本人は「法子とはお父さんの関係が違い、私は父とすごく仲良しなんです」と補足しています。

役柄の印象が父に飛び火しないよう先回りする——ギターを教わった相手への気遣いが、こんなところに出ました。

見上愛の兄は6歳上、進路を決めたキーパーソン

😭まさか授業中に倒れるなんて…りん(見上愛)が下した決断に涙…🌸『風、薫る』第89話

出典:😭まさか授業中に倒れるなんて…りん(見上愛)が下した決断に涙…🌸『風、薫る』第89話 – JP vibes

「私には6つ上に兄がいます」。学生新聞オンライン(2021年5月8日)で、本人がはっきり語っています。

年齢差6歳。物心ついた頃には、兄はもう中学生や高校生だった計算になります。

兄はギター、そして「有言実行の人」

楽器はギター。父と並んでギターを弾く側の人間でした。

ただ、見上さんが兄について語るとき、話題の中心は音楽ではありません。生き方のほうです。

「兄は、自分が何をしたいのかをしっかり見つけてから自分のやりたいことに挑んでいくような人で、私も強く影響を受けています」

シネマトゥデイではさらに踏み込んで、こう表現しました。「兄は小学生のころからそうして道順を立て、それに向かって努力することに長けた人です。その力があり、常に有言実行してきたように思えます」

兄の背中が「演出家志望」につながった

目標を決めてから動く。この兄のやり方を、妹はそのままなぞります。

高校時代に「将来は演出の仕事をしたい」と決め、日本大学芸術学部演劇学科へ進学。大学では実際に演出を手がけ、小道具表まで作っていました。

転機は、先輩からの「演技も学ぶべき」という一言。そこからワタナベエンターテインメントのスクールへ進み、演出する側から演じる側へと軸足が移ります。

6歳上の兄がいなければ、見上さんは高校時代に進路を固めていなかったかもしれません。

兄の職業については確かな情報がない

兄の仕事を具体的に書いている情報も見かけますが、裏づけのある報道は存在しません。

本人が公の場で語っているのは、年齢差とギター、そして生き方の話まで。そこから先は家族のプライベートです。

見上愛に弟はいる?答えは「いない」

見上愛、朝ドラ『風、薫る』りん役で看護師の技術に脱帽「近づけなかったです」

出典:見上愛、朝ドラ『風、薫る』りん役で看護師の技術に脱帽「近づけなかったです」 – oricon

本人がきょうだいとして名前を出しているのは、6歳上の兄ただ一人。弟に言及した記録は、インタビューにもWikipediaにも見当たりません。

ではなぜ「弟」で検索する人がこれほどいるのか。原因は二つあります。

原因1:宮世琉弥さんとの兄弟説

2024年8月、映画で初共演した俳優・宮世琉弥さんと顔立ちが似ていると話題になり、「兄弟なのでは」という説が広まりました。

宮世さんは見上さんの4歳年下。年齢だけ見れば弟の位置に収まってしまうのが、誤解に拍車をかけた形です。

ただし、シネマカフェのインタビュー(2024年8月26日)で宮世さんはこう話しています。「見上さんからご家族の話をすごく聞いていたので、『見上さんも家族のこと大好きなんだな~、仲いいんだな~』とすごく思っていました」

共演相手から家族の話を聞く立場。つまり家族ではない、という前提の発言です。兄弟説は事実無根と考えていいでしょう。

原因2:モデルTsugumiさんとの「姉妹」投稿

もう一つが、2024年9月9日のInstagram投稿。

見上さんはモデルのTsugumiさんとの2ショットを公開し、「髪型がそっくりになったもので、よく間違えられがちな2人で写真を撮ってもらいました!」とコメントしました。

さらに「姉妹ならば私が姉、異論は認めます!」と続けたことが西日本スポーツに取り上げられ、ファンからは「見た瞬間双子かと思いました笑」との声も。

この投稿が独り歩きして「妹がいる」という情報に変質した可能性があります。実際の妹の存在を裏づける情報源は確認できません。

芸能界では、顔が似ているというだけで血縁説が生まれるケースが繰り返し起きています。見上さんの場合、それが2024年に二度も重なりました。

祖母のシャネルを受け継いで着ている

『風、薫る』見上愛が水野美紀とのツーショット公開!「大好きでした」に込められた母娘の絆と受け継がれる着物

出典:『風、薫る』見上愛が水野美紀とのツーショット公開!「大好きでした」に込められた母娘の絆と受け継がれる着物 – JP Drama Vibes

家族の話でもう一つ。見上さんは、祖母の遺したスーツを普段から着ています。

装苑ONLINE(2022年12月5日)で本人が語った経緯がこちら。「祖母が生前使っていたクローゼットをあけたら、たくさんのスーツが並ぶ中でひときわかわいい1着があり、それがこのシャネルのスーツでした」

ウール100%のジャケット、4つボタンのベスト、ペンシルスカートのスリーピース。ジャケットの裏地は深い赤です。

「祖母は、長く着られる良い服を少しずつそろえていたようです」と振り返り、自分もそういう買い物をしたいと思うようになったと明かしました。

父からはギター、祖母からはスーツ。受け取ったものを、そのまま使い続けるタイプの人です。

見上愛の親・兄・弟まとめ

見上愛 - 闇深そうな女子高生インフルエンサーの笑顔 | 箱庭のレミング | Netflix Japan

出典:見上愛 – 闇深そうな女子高生インフルエンサーの笑顔 | 箱庭のレミング | Netflix Japan – Netflix Japan

項目 内容
名付け親。高校の授業中に「愛」を思いつく。ギター担当で現在も趣味でバンド活動。小6の見上さんにギターを買い与え、指導も担当。職業は非公表
ベース担当でバンド経験あり。職業などの詳細は非公開
6歳上。ギター担当。目標を定めて有言実行するタイプで、見上さんの進路観に大きく影響。職業は非公表
いない。宮世琉弥さんとの兄弟説は誤り
確認できず。モデルTsugumiさんとの「姉妹ならば私が姉」投稿が誤って広まったとみられる
祖母 シャネルのスーツを遺した。見上さんが現在も着用

父のギターは、中学・高校での3ピースバンドにつながりました。ボーカル兼ギターとして、GO!GO!7188やチャットモンチー、THE BLUE HEARTSをコピー。中学1年から高校1年の途中まではハンドボール部とかけ持ちしていた時期もあります。

あの日「ドラムがいい」が通っていたら、ステージの立ち位置も、人前で歌う経験も、まるごと違っていたはずです。父の無視が、結果的に娘を舞台の中央へ押し出したことになります。

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この記事を書いた人

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