「もともと歌は苦手だった」。
そう振り返る俳優が、2018年にはCDデビューし、自分で歌詞まで書いていました。
横浜流星さんです。
「歌は上手いの?」という疑問には、本家GReeeeNの言葉が答えになります。映画『愛唄』の歌唱音源について、GReeeeNから「心の真っ直ぐさが声にのっていて、とてもすてきでした!」と評価されました。
チャート順位のように、数字で示せる記録は確認できませんでした。それでも、苦手から始めてCDデビューと作詞まで進んだ流れを見ると、横浜さんの歌の評価軸ははっきりします。技術の高さより、声のまっすぐさです。
歌が苦手だった横浜流星、『キセキ』のボイトレが転機に

出典:菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮がGReeeeNの名曲「キセキ」を歌う!『キセキ ーあの日のソビトー』予告編 – oricon
スカパー!のホミニスのインタビューで、横浜さんは『キセキ』に出る前は歌が苦手だったと明かしています。
キャスト陣で2カ月のボイストレーニング
2017年の映画『キセキ ―あの日のソビト―』で演じたのは、GReeeeNのメンバー「ナビ」。劇中で歌う役でした。
キャスト陣で2カ月間のボイストレーニングを受け、苦手を克服。最後には、歌うこと自体が好きになっていました。
グリーンボーイズとしてMステへ
菅田将暉さん・成田凌さん・杉野遥亮さんと4人で「グリーンボーイズ」を結成し、CDデビューも果たします。CDの発売日は2017年1月24日と発表されました。
テレビ朝日系『ミュージックステーション』では、GReeeeNの「キセキ」と「声」を披露しています。これがテレビでの初パフォーマンスでした(モデルプレス)。
役作りで始めた歌の練習が、そのまま歌手活動の土台になったわけです。
ソロデビュー曲「今日もいい天気」で気づいた自分の高い声

出典:横浜流星「今日もいい天気 feat. Rover (ベリーグッドマン)」Music Video公開! – UNIVERSAL MUSIC JAPAN
ソロのアーティストデビューは2018年6月25日。デジタル限定で配信された「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)」が1曲目です。
きっかけは、映画『愛唄』の主演に選ばれたこと。GReeeeNのプロデューサー・JINさんが、『愛唄』の撮影中にこの曲を書きました。
Oggiのインタビューでは、「自分の声がこんなに高いんだって新しい発見がありました」と語っています。
撮影現場では共演者が「口ずさんでくれている」とか。佐野玲於さんからは、グループLINEにアーティスト写真付きのお祝いメッセージが届いたといいます。
苦労もありました。言葉をリズムに乗せて歌う表現は、セリフとは勝手が違います。戸惑いながら練習を重ね、レコーディングを乗り切りました。
初めて作詞した「未完成」に込めた横浜流星の本音

出典:横浜流星「今日もいい天気 feat. Rover (ベリーグッドマン) / 未完成」10月10日発売!! – UNIVERSAL MUSIC JAPAN
2018年10月10日、両A面シングル「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)/未完成」でCDデビュー。レーベルはユニバーサルミュージックです。
「完璧を求めていた」頃を歌詞に
「未完成」は、横浜さんが初めて作詞を担当した曲です。ぴあの取材では、「アーティストデビューが決まって一番初めに歌唱した楽曲」と紹介しています。
歌詞のもとになったのは、「完璧を求めていて、周りと比べていた」時期の経験。そこから「ありのままの自分でいいんだよ」と思えるようになるまでを言葉にしました。
池袋で開いた初のソロ歌唱イベント
CDの発売当日には、池袋・サンシャインシティ噴水広場で初のソロ歌唱イベントを開き、2曲を歌いました。
Real Soundによると、観客に「一緒に歌おう!」と呼びかけ、「自分の魂を全力で注いで歌わせていただきました」と話しています。最後は「俳優もアーティストも両立できるように頑張りたい」と締めくくりました。
楽器なしの「愛唄」でGReeeeNが認めた歌声

出典:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎が「愛唄」熱唱! 映画「愛唄 -約束のナクヒト-」特別映像 – MANTAN TV
伴奏まで、すべて人の声。
2019年1月、横浜さんは清原果耶さん・飯島寛騎さんと3人で、GReeeeNの「愛唄」を歌った音源を発表しました。楽器を使わない、特殊なアレンジです。
映画『愛唄 ―約束のナクヒト―』は、川村泰祐監督の作品で、2019年1月25日に公開されました。
映画.comの記事によると、レコーディングでは「明るく、というアドバイスをいただいて、笑顔で口角をあげて歌いました」と振り返っています。冒頭で紹介したGReeeeNの評価は、この音源に寄せられたものです。
楽器なしで歌う怖さ、想像できますか?
音程やリズムのずれを、伴奏が隠してくれません。そんな条件で本家から声をほめられたことは、歌唱力を判断する確かな材料になります。ネット上でも「歌上手い」という感想は見られますが、報道で確認できる評価の中心はこのGReeeeNの言葉です。
歌い手から聴き手へ、横浜流星の音楽愛

出典:横浜流星・清原果耶・飯島寛騎が「愛唄」熱唱 レコーディング風景やオフショット満載の映画『愛唄』予告編公開 – oricon
初めて買ったCDは、GReeeeNの3rdアルバム「塩、コショウ」でした。のちに同じGReeeeNの曲で歌手デビューしたのですから、縁を感じさせます。
主演映画『線は、僕を描く』では、主題歌と挿入歌を決める際、横浜さん本人が「yamaに歌ってほしい」と提案しました。
2026年9月27日放送の日本テレビ系『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』では、大好きなバンドとしてamazarashiを挙げています。スポニチの報道によれば、映画の主題歌で知り、今では「毎年ライブも欠かさず行っている」とのこと。
「声も唯一無二の歌声で、言葉の力の強さとか、暗闇の中に一つ光が差し込むような、寄り添いをしてくださる方」とも語りました。
声と言葉の力を大事にする姿勢は、自分で歌詞を書いた「未完成」とも重なります。2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦では、ゲスト審査員として歌を聴く側の席にも座りました。
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まとめ:横浜流星の歌は「真っ直ぐさ」で評価された

出典:横浜流星 TVCM 「好きに、もっと、素直に。」(Full ver.)| Galaxy S26 Ultra | Samsung – Samsung Japan公式
- 『キセキ』に出る前は歌が苦手だったが、キャスト陣での2カ月のボイトレで克服
- 2017年、グリーンボーイズとして『ミュージックステーション』でテレビ初パフォーマンス
- 2018年6月25日に配信でソロデビュー、10月10日にCDデビュー。「未完成」で初めて作詞
- 2019年の「愛唄」音源で、GReeeeNから声の真っ直ぐさを評価された
- チャート順位など、数字で示せる記録は確認できなかった
横浜さんの歌の魅力は、技術の高さより「伝わるかどうか」にあります。amazarashiを語るときも、評価したのは声と言葉の力でした。
2026年10月2日には、NHK『あさイチ』に生出演。20代最後の主演映画『汝、星のごとく』の藤井道人監督と、高校時代からの友人が、横浜さんの素顔を語りました。
