森保監督が握る「3つのスタメン」 何が起きているのか

出典:【サッカーW杯】日本代表応援イベント 森保一監督がサプライズ登場 アメリカ・ダラス – 日テレNEWS
森保一監督が、スウェーデン戦に向けて1つではなく3つのスタメン案を持っている――。
AERA DIGITALが「スタメン3プラン」として整理したのは、①全力で1位通過を狙う案、②主力を休ませる案、③その中間にあたるターンオーバー案、の3パターンです。
試合はFIFAワールドカップ2026のグループステージ第3節。日本時間6月26日の朝8時にキックオフ(現地は6月25日)、会場はアメリカ・ダラスのスタジアムです。
勝点4で2位につける日本は、引き分け以上で決勝トーナメント進出が確定する状況。だからこそ「全力」と「休養」という正反対の選択肢が同時に成り立つわけです。
なぜ「休養」という選択肢が生まれたのか

出典:【速報】森保一監督「心をひとつに」 スウェーデン戦前夜のサポーターイベントにサプライズ登場 – 共同通信 KYODO NEWS
カギは、すでに突破が手の届くところにある点です。
第2節で日本はチュニジアに4-0と快勝。同じ節でオランダがスウェーデンを5-1で下し、日本は勝点4の2位に浮上しました。
グループFの順位はこうです。
- 1位 オランダ:勝点4(得失点差+4、総得点7)
- 2位 日本:勝点4(得失点差+4、総得点6)
- 3位 スウェーデン:勝点3
- 4位 チュニジア:勝点0
オランダとは勝点も得失点差も並び、総得点1点の差で2位。引き分けなら2位以内が確定し、勝てば勝点7で1位通過の可能性が出てきます。
森保監督は試合前会見で「勝利」と「1位通過」を目指すと明言しました。
一方で「毎回多くの選手を入れ替えて戦ってきた。誰が出ても勝つと選手に言い続けてチーム作りをしてきた」とも語り、ターンオーバーの可能性をにじませています。
久保建英の欠場が前線の人選を動かす

出典:【森保一監督に聞く】歴代最強チーム強さの秘密・三笘薫の存在・久保建英を主将にしたワケ – 日テレスポーツ【公式】
3プランすべてに影響しているのが、久保建英の欠場です。
6月24〜25日にかけて負傷による欠場が確定し、シャドーの人選を各メディアが一斉に予想する展開になりました。
3つのプランの中身を整理します。
- プラン①(全力・1位狙い):チュニジア戦の顔ぶれを基本維持。中村敬斗・鎌田大地らを軸に、上田綺世を前線に据える構成
- プラン②(バランス型):3バックを総替えし、渡辺剛・谷口彰悟・鈴木淳之介を起用。シャドーは久保不在を受けて伊東純也・前田大然の「快足コンビ」
- プラン③(大幅入れ替え):7人前後を交代させ、伊藤洋輝・鎌田大地・堂安律らをベンチへ。前線に小川航基・鈴木唯人などの起用を予想
サッカーダイジェストWebやフットボールチャンネルなどは、3-4-2-1のシステムをベースに予想を立てています。
久保がいないぶん、前田大然の「快足」をどう生かすかが各案の分かれ目になりそうです。
意外と知られていない「相手の脅威」と今後の展望
見落とされがちですが、休養を考える前に立ちはだかるのがスウェーデンの2トップです。
アレクサンデル・イサクとヴィクトル・ギェケレシュ。世界最高クラスと評される2人への対応が、GK鈴木彩艶と守備陣の最大の課題になります。
スウェーデンは勝点3の3位で、勝てば自力で決勝トーナメント進出。負けられない相手だけに、簡単な試合にはなりません。
だからこそ森保監督は「焦れないこと」「我慢すること」を強調しています。
DFの渡辺剛も「焦れずに相手のやりたいことをやらせない、焦れたところを刺すのが僕たちのサッカー」と語りました。
通過順位の意味も小さくありません。フットボールチャンネルの整理によると、ラウンド32の相手は1位通過ならモロッコ、2位通過ならブラジルと当たる見込みです。
「休養」を取って2位通過を選ぶか、「全力」で1位通過とモロッコ戦を狙うか。森保監督がどのプランを選ぶのか、キックオフ直前のメンバー発表が最大の注目ポイントになります。
