号泣の4位から一夜明けて、まさかの銅メダルへ

出典:😭➡️🥉 まさかの繰り上がり!梅野倖子、4位で涙も一夜明けて銅メダル「競歩」でまた波乱 – 日本ニュース12
2026年9月27日、愛知・名古屋アジア大会の陸上女子マラソン競歩。
梅野倖子選手(23、LOCOK)は3時間34分59秒で4位に終わり、レース後は涙を見せました。
「完全に実力不足。全く勝負できなかった」とコメント。
「最後足が完全に残ってなかったかなと思います。悔しいです」とも振り返っています。
ところが翌9月28日、大会主催者が1着だった選手の失格を発表しました。
繰り上がりで、梅野選手に銅メダルが渡ることになったのです。
1位失格の理由は「靴底の厚さ」の規定違反

出典:【東京世界陸上代表】梅野倖子選手へインタビュー【長崎陸協競歩大会2025】 – 九州長距離王国
1着でゴールしたのは、カザフスタンのヤスミナ・トクサンバエワ選手。
記録は3時間22分20秒、梅野選手を12分39秒も引き離すタイムでした。
しかし世界陸連が定める靴底の厚さの規定「TR5.2」に違反するシューズを履いていたとして、レース翌日に失格が決定します。
金メダルも取り消されました。
月陸Onlineによると、トクサンバエワ選手がそのまま優勝していれば、今大会の女子競歩で中国勢以外が初めて金メダルを獲得する結果になるはずだったといいます。
シューズ規定違反による失格は、今大会で珍しくありません。
9月25日には女子七種競技でもトップだったイランの選手が、走り幅跳びで同様の違反により失格となっています。
17km、18km、27km…目まぐるしく変わった順位争い

出典:【梅野倖子 高1時代のレース】20180916福岡県高校新人陸上 女子5000m競歩決勝 – steppes8
レース序盤は、中国の馬麗選手が先行する展開でした。
流れが変わったのは17km過ぎ。
馬麗選手が警告3枚でペナルティーゾーン待機となり、梅野選手が3位に浮上します。
その直後、18km付近でトクサンバエワ選手が先頭に立ち、中国勢を突き放しました。
しかし27km付近で馬麗選手が梅野選手を再び逆転。
梅野選手は4位のままゴールを迎えることになります。
繰り上げ後の最終順位は次の通りです。
| 順位 | 選手 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | テンジンチュゾン(中国) | 3時間26分09秒 |
| 2位 | 馬麗(中国) | 3時間32分26秒 |
| 3位 | 梅野倖子(日本) | 3時間34分59秒 |
| 4位 | 矢来舞香(日本) | 3時間36分40秒 |
| 5位 | マンジュ・ラニ(インド) | 3時間40分17秒 |
出場7人のうち、トクサンバエワ選手ともう1人のインド選手が失格となりました。
宗像高でバスケ部だった梅野倖子、目標だった「3位以内」

出典:🥉🚨「まさかの逆転劇」アジア大会競歩で大波乱!優勝選手が翌日失格…梅野倖子が繰り上がり銅メダル – 日本ニュース12
宗像高でバスケ部、競歩は高校から
梅野倖子選手は2003年1月8日生まれ、福岡県福津市の出身です。
中学時代はバスケットボール部に所属し、競歩を始めたのは福岡県立宗像高校に進んでからでした。
順天堂大学で力をつけ、現在はLOCOKに所属しています。
2025年2月の日本選手権20km競歩では、自己ベストとなる1時間31分02秒をマークしました。
「3位以内が目標」、繰り上げでつかんだ表彰台
2026年2月、梅野選手は日本選手権ハーフマラソン競歩を制してアジア大会代表に内定します。
このとき「中国の速い選手たちについていって、3位以内を目標にして歩きたい」と語っていました。
一度は4位に終わりながら、繰り上げという形でその目標に届いたことになります。
杭州アジア大会(2022年大会、2023年開催)の20km競歩でも梅野選手は4位でメダルを逃しており、同じような結末を翌日の繰り上げで覆した格好です。
なお、繰り上げが発表された9月28日時点で、梅野選手本人からの新たなコメントは伝えられていません。
