3ボール1ストライクからの5球目が右中間へ

出典:【決勝ホームラン】最終回の守備に向かう度会隆輝、ファンから大歓声を浴びる – ベイスChannel
9回1死、カウントは3ボール1ストライク。
巨人の抑え、ライデル・マルティネス投手が投じた5球目は、高めの152キロでした。
打球は右中間スタンドへ。DeNAの度会隆輝選手が放った勝ち越しソロです。
2026年10月10日、東京ドーム。CSファーストステージ第1戦をDeNAが2-1で制しました。翌11日の第2戦も4-1で勝ち、3年連続のファイナルステージ進出が決まっています。
第1戦は牧秀悟選手の先制弾から
スポーツ報知などの報道によると、1回1死に牧選手が巨人先発・井上投手から左越えのソロを放ちました。シーズン中は13打数無安打だった相手です。
先発の東克樹投手は7回5安打1失点。そして9回、度会選手が試合を決めました。
第2戦は初回の先頭打者弾で始まった

出典:【衝撃】”度会隆輝”先頭打者ホームラン【クライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦】 – DRAMATIC BASEBALL 2026
翌11日の1回表、度会選手は巨人先発・竹丸投手の3球目、外角149キロを右中間へ運びました。カウント1-1からの先頭打者本塁打です。
続く2死二塁で、佐野恵太選手が右前適時打。初回の2点が、そのまま試合の流れをつくりました。
CSでの度会選手の成績は次のとおりです(スポーツナビ、ベースボールチャンネルの記録)。
- 第1戦:4打数1安打1本塁打1打点
- 第2戦:3打数2安打1本塁打1打点
7回、8回の追加点と継投
7回に戸柱捕手が適時打、8回には牧選手が森田投手から2試合連続のソロ。先発の石田裕投手は5回1失点で、6回以降は細かく投手をつなぎ、セーブはレイノルズ投手でした。
中日スポーツによると、石田裕投手はプロ3年間、巨人戦で未勝利でした。この日が巨人相手の初勝利です。
規定打席にも届かなかった2年目からの変化

度会選手の年別成績を並べると、1年の変化がよく分かります(NPB公式、サンケイスポーツ、DeNA公式の記録)。
| 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| 試合 | 86 | 134 |
| 打率 | .241 | .274 |
| 本塁打 | 6 | 9 |
| 打点 | 25 | 51 |
2026年は8月から1番に定着し、3年目で初めて規定打席に到達しました。打率、本塁打、打点はすべて自己最高です。
巨人キラーの顔
スポーツナビの記録では、巨人戦25試合で打率.301、2本塁打、9打点。
サンケイスポーツによると、井上投手が投げた7試合でチームは1勝5敗でした。そのなかで度会選手は14打数5安打、打率.357。数字が「巨人戦に強い」を裏付けています。
CSの経験も変わりました。1年目は出番がなく、2年目は代打での待機。今回は初めて主力として臨み、「自覚と責任を持たないと駄目」と語っています。
3位からの突破と、ファイナルで待つ阪神

出典:【セ・リーグCS】度会隆輝が巨人・マルティネスから決勝ホームランを放つ! – デラックスベースボール
時事通信によると、DeNAは9月22日に中日に7-3で勝ち、3位以内を確定させました。5年連続のCS進出です。
今季からはCSの規則も変わりました。勝率5割未満、または首位から10ゲーム差以上のチームがファイナルに進むと、優勝チームに2勝分のアドバンテージが与えられます。日刊スポーツによると、9月25日時点のDeNAは首位阪神と7.5ゲーム差、貯金2でした。
「初戦が鍵」と話した通りに
10月8日の調整後、度会選手は「初戦が鍵になる。何が何でも勝って、次にいい形でつなげられるように」と話しました(サンケイスポーツ、スポーツ報知)。その初戦で決勝弾を打ったことになります。
第1戦後には戸柱捕手の「本能で打ってこい」という助言を明かしました。東スポWEBによると、マルティネス投手を「12球団を見てもトップに入る投手」と評し、喜びすぎて「酸欠になりました」と笑っています。
相川亮二監督も「こういう舞台、彼は得意というか」と評価しました。
ファイナルは10月14日から
舞台は阪神甲子園球場。相手はセ・リーグ2連覇の阪神です。
度会選手はファンに「明日も勝って日本一になります」と約束しました(スポーツ報知)。その約束の行方は、甲子園で決まります。
