敗退直後の東京ドームに響いたブーイング

出典:【最終戦挨拶】橋上秀樹監督へ痛烈ブーイング!! 巨人ファンin東京ドーム 読売ジャイアンツ – わおスポ / WORLD SPORTS
敗退が決まった東京ドーム。あいさつに向かった一塁側のファンから返ってきたのは、拍手ではなくブーイングでした。
2026年10月11日、セ・リーグCSファーストステージ第2戦で、巨人はDeNAに1−4で敗れました。2連敗でファイナルステージ進出を逃しています。
スポニチによると、橋上秀樹監督代行、コーチ、選手が一塁側スタンドへ向かった場面で声が上がりました。日刊スポーツは「ライトスタンドからブーイング」、デイリースポーツは「右翼席のファンが怒」と見出しで伝えています。
試合後には、橋上代行がDeNAの相川亮二監督に歩み寄り、かたい握手を交わしました。日テレNEWS NNNが報じています。
2試合の経過:1点差の初戦と、初回に決まった第2戦

出典:【巨人激震】橋上秀樹監督代行がチームを変えた!阪神と2ゲーム差…逆転優勝&来季監督昇格の可能性は? – BaseBall ニュース
第1戦は9回1死の一発
10月10日の第1戦は1−2。9回1死、守護神マルティネスが高めの直球を度会に打たれ、これが決勝本塁打になりました。
デイリースポーツによると、橋上代行は「今まであの高さの球を引っ張られることはなかった」と話しています。ただ「彼に代わる選手はいない」と、信頼は揺らいでいないと強調しました。
第2戦は初回の2失点が重かった
第2戦の先発は、ドラフト1位ルーキーの竹丸和幸投手(24歳)。シーズン11勝を挙げた左腕にとって、CSは初先発でした。
1回、先頭の度会に本塁打を浴び、2死二塁から佐野の適時二塁打で2点目を失います。竹丸は2回で降板し、その回の攻撃で代打が送られました。
日刊スポーツによると、橋上代行は理由を「先に点を取られたので、とにかく追い掛けるしかなかった」と説明しています。
巨人の得点は、打順を6番に下げたダルベックが4回に左翼席中段へ放ったソロだけ。2試合で計2点でした。
数字が語るDeNAへの苦手意識

出典:【最終戦セレモニー】ファンの皆様へ 橋上秀樹監督代行からの挨拶【巨人】 – DRAMATIC BASEBALL 2026
スポーツ報知の見出しによると、巨人はシーズンでDeNAに5ゲーム差をつけていました。順位は上でも、短期決戦では逆の結果が出ています。
- レギュラーシーズンから数えてDeNA戦7連敗
- CSでDeNAに敗れるのは3年連続
- CSでの巨人とDeNAの対戦は通算4度、巨人は4度とも敗退
デイリースポーツは今回の敗退を「2年連続でDeNAに屈辱」と表現しました。
シーズンを通して見ると、巨人は終盤まで阪神と優勝を争い、2位でした。5月26日に阿部慎之助前監督が不祥事で辞任し、橋上氏が監督代行に就いた経緯があります。
橋上代行の総括と、次期体制をめぐる報道

「攻撃力」を課題に挙げた総括
橋上代行は日刊スポーツに「私自身のかじ取りというものがうまくいかなかった。それに尽きると思います」と語りました。Full-Countでは、敗因を「投手力とくらべると攻撃力弱かったのが課題」と述べています。
シーズンについては「全ての人が緊急事態になったことで、ある意味団結できた」と振り返りました。
原政権時代の「見逃し三振OK」
日刊ゲンダイによると、橋上氏は2012〜14年に原辰徳監督の下でコーチを務めました。当時は打者に「見逃し三振OK」「低めは全部捨てろ」と指示を徹底していたそうです。
その後、原監督が方針を改め、リーグ3連覇を果たした2014年に橋上氏は退団しています。攻撃面が課題に挙がった今回の敗退と合わせ、気になる経歴です。
次の監督は誰か
FRIDAYは、橋上代行の退任が濃厚だと報じました。後任候補として高橋由伸氏の名前を挙げ、親しい井端弘和氏がヘッド格で入閣する可能性にも触れています。球団からの公式発表は、今回の調査では確認できていません。
一塁側のブーイングが、来季の体制づくりにどう響くのか。球団の発表を待つことになります。
