戦力外通告の直前、田口麗斗はSNSで感謝を伝えていた

出典:ヤクルト田口麗斗、3年契約満了で即クビ!「家族とファンに申し訳ない」涙の謝罪と非情通告の裏側…水面下で囁かれる獲得球団【プロ野球】 – Full Swing Bad【球界の裏側レポート】
ヤクルトは2026年9月29日、田口麗斗投手を含む6選手と来季の契約を結ばないと発表しました。
今季は3年契約の最終年で、1軍登板はわずか14試合にとどまっています。
高校野球ドットコムなどの報道によると、球団の正式発表より前に、田口はSNSで感謝を伝える投稿をしていたといいます。
サンケイスポーツの取材には「もちろん野球は続ける。体が動く限りは現役を続けたい」とコメントしました。
ファンに向けては「成績を残せなかったことに関してはもちろんチームにもそうですけど、ファンのみなさんには本当に申し訳ない気持ち」と語ったと、日刊スポーツが伝えています。
「55試合投げます」宣言から一転、わずか14試合での戦力外

出典:田口麗斗、戦力外も海外挑戦へ!【野球速報】 – プロ野球まとめスタジアム
2025年12月12日、田口は年俸1億7500万円の現状維持で契約を更改しました。
このとき球団に「55試合は投げます」と宣言し、ハワイでの自主トレも予定していたといいます。
ところが2026年の1軍登板は14試合にとどまり、防御率は3.14でした。
サンケイスポーツの取材には「久しぶりに1年間、けがなくシーズンを終われた」と話す一方、過去の故障の影響が投球に出たとも説明しています。
実際、2024年から2025年にかけては下半身の故障が続いていました。
| 年度 | 登板 | 勝-敗 | S | 防御率 |
|---|---|---|---|---|
| 2022 | 45 | 1-1 | 2 | 1.25 |
| 2023 | 50 | 3-5 | 33 | 1.86 |
| 2024 | 41 | 1-4 | 7 | 2.94 |
| 2025 | 36 | 1-1 | 0 | 2.76 |
| 2026 | 14 | 1-0 | 0 | 3.14 |
2023年には守護神として33セーブを挙げ、リーグ2位の成績でした。
そこから3年、登板数もセーブ数も減り続けています。
海外FA権を取得済み、目指すはメジャーの舞台

出典:🔥 戦力外通告の田口麗斗、海外挑戦へ!31歳左腕が追う“もう一つの夢”⚾ – Japan j
田口は2024年9月3日に海外FA権を取得しています。
スポニチによると、最終目標はMLBで、マイナー契約や韓国プロ野球、NPB他球団まで移籍先を幅広く探っているといいます。
サンケイスポーツは検討先として、NPB他球団、韓国プロ野球、米マイナー、米独立リーグを挙げました。
2023年12月26日、出来高込みで3年総額5億5000万円の契約を結んだ際には「メジャーが夢じゃなくて目標に変わった」と語っています。
同学年の左腕・松井裕樹投手(現パドレス)には、2023年オフに「絶対に追いかける」と宣言していました。
サンケイスポーツの取材には「ここ数年の僕の成績を見たら、お金どうこう言っている場合ではない。とにかくマウンドに上がるチャンスがあるなら、そこに飛び込んでいきたい」とも話しています。
プエルトリコでの経験が、海外挑戦の後押しに

出典:ヤクルト衝撃の6人戦力外…田口麗斗&青柳晃洋に何があったのか⚾😭 – Japan news
田口は2025年11月上旬から約1カ月、プエルトリコのウインターリーグでレオネス・デ・ポンセに所属しました。
2021年以来となる先発を任され、Full-Countの取材に「すごくやりがいを感じた」と振り返っています。
現地の環境について「正直、日本は恵まれすぎている。みんな甘えているなと思って」と語り、室内練習場がなく打撃ケージも1〜2個しかない実情を紹介しました。
「向こうは自信を持っている。日本人は謙虚が一番と言われている。その姿を見たときに格好いいと思いました」とも話しています。
スポニチによると、田口は今後もプエルトリコのウインターリーグに2年続けて参加する予定です。本人はこれを「武者修行で己を磨く」と位置づけているといいます。
同時に戦力外通告を受けたのは、青柳晃洋投手、沼田翔平投手、長谷川宙輝投手、山野辺翔内野手、根岸辰昇投手の5人です。田口はNPB復帰から海の向こうまで、選択肢を絞り込まずに動いています。
