ボークで苦笑い、直後に3連続三振——7回の「ギアチェンジ」が話題に

出典:大谷翔平 6回裏のピンチでギアチェンジ!唸るストレートがカッコ良すぎる(8月5日)#大谷翔平 #大谷 #オオタニサン #shoheiohtani – 大谷翔平 Shorts
3回2死、大谷翔平がノーワインドアップのまま投球してしまった。
コールは「ボーク」。
実況も「Oh!」と声を上げ、大谷本人も思わず苦笑い。フルカウントの報道によれば「5年ぶりの珍事」として紹介された、ちょっと珍しいシーン。
でも、ここで終わらないのが大谷の強さだった。
4回で突然ギアが入る
次の4回、モードが変わった。
3者連続奪三振でペースを完全掌握。BASEBALL KINGの報道では、このギアチェンジがまさにエース級の投球術として話題になったとされている。
その後も安定した投球を続け、7回1・2塁のピンチも切り抜けて降板。
7回・被安打4・四球2・8奪三振・失点ゼロ。今季最多の105球を費やしながら、スコアボードに「0」を並べ続けた内容だった(日刊スポーツ報道)。
数字で見る「MLBエース」の実態——防御率0.82、7戦連続QS

出典:【大谷翔平】「翔平を壊したのは私かもしれない…」プライアー投手コーチが初めて明かした“肉体改造の真実”に全米衝撃【海外の反応 MLBメジャー 野球】 – 翔平伝説
6回終了時点でMLBトップへ
この日の6回終了時点で規定投球回に到達すると、防御率がMLB全体トップに再浮上した。
防御率は0.82。
| 今登板 | 今季通算 |
|---|---|
| 7回・8K・105球・無失点 | 3勝2敗・防御率0.82 |
「7戦連続QS」が示す安定感
QS(クオリティースタート)とは、6回以上かつ自責点3以内を達成すること。
開幕から7試合連続でこれを達成するのは、容易ではない。毎試合、最低6回は安定して抑え続けているということ。
Number Webの報道では「防御率0点台よりも規定投球回の維持が最難関」という指摘がある。
2試合連続で7回を投げ切ったのは、ドジャース移籍後初。自身では2023年5月以来の記録だ(BASEBALL KING報道)。
ド軍4連敗中に差し出した「今季最多の4点援護」

出典:大谷翔平が完封で自己最多12勝目!! 打線も集中打でエースを援護 – プロ野球チャンネル パ
大谷登板試合で初の最多援護
試合結果はドジャース4-0ジャイアンツ。チームは4連敗を止めた。
知っておきたい事実がある。
この4点が、今季の大谷登板試合で初めての「最多援護点」だった。
dodgersbeat.comは「Shohei Ohtani Finally Gets Run Support」(大谷がついに援護をもらった)という見出しで報道。それまで大谷が好投しても点が入りにくい試合が続いていたことを物語っている。
ロバーツ監督が語った「最高の選手」
デーブ・ロバーツ監督は試合後、Yahoo Sportsの報道によれば「最高の選手が力を発揮すると……」と語った。
前日5月12日に本塁打を放った打者・大谷と、この日の投手・大谷。2日連続で見せた二面の輝きへの称賛だった。
今季4度目「投手専念」——105球が示すスタミナ面の進化

出典:【二刀流外し】大谷翔平の投手専念!打撃の調子が落ちるのは仕方ない!?村上宗隆・岡本和真の活躍について! – 江川卓のたかされ
この試合でも、大谷は打者として出場しなかった。今季4度目の「投手専念」登板だ。
なぜ打者として出ないのか。
先発投手が同じ日に打席に立つのは体力的な負担が大きく、登板日は投球に専念するケースが一般的になっている。実際、今季最多の105球を見れば、投球にすべてを注いだことが伝わってくる。
意外と知られていないのは、105球という数字の意味だ。
昨季の肘手術からの復帰後、投手として本格的に稼働し始めた大谷が、スタミナ面でも確実に戻ってきている証拠でもある。
MVPとサイ・ヤング賞のW受賞候補として名前が挙がる中、大谷翔平の2026年シーズンはまだ序盤。規定投球回をこの先どこまで積み上げられるかが、最大の注目ポイントとなりそうだ。
