10月5日夜、冨樫義博さんがXで明かした方針

出典:冨樫義博が明かしたHUNTER×HUNTER最終回 – トシヲの正論【岡田斗司夫切り抜き】
『HUNTER×HUNTER』が10週連続で載った9月7日発売号から、ちょうど4週間。
作者の冨樫義博さんが、自身のXで「心身の不調」を報告しました。
投稿は2026年10月5日の19時38分ごろ。オリコンや日刊スポーツ(Yahoo!ニュース掲載)などが同日に報じています。
投稿の全文は次のとおりです。
> 心身の不調が重なり、現在お受けしている依頼を最後に、今後は締切がある仕事の依頼を全てお断りして自身の原稿作成を優先する事にしました。原稿作成が再開しましたら又こちらで発表します
「現在お受けしている依頼を最後に」という条件付き
いま受けている仕事は最後までやる。そのうえで、新しい締切仕事は受けない。
「現在の依頼」が具体的に何を指すのかは、どの報道にも出ていません。
発表の時点で、『HUNTER×HUNTER』の次回掲載も決まっていません。
567日ぶりの新作から10週連続へ、2026年の流れ

出典:【ジャンプ流】#21(冨樫義博) – Briar Rose
今回の発表を読むには、直前の数か月を押さえておく必要があります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年6月29日発売号 | 第411話を掲載。第410話から567日ぶり |
| 2026年7月3日 | 単行本39巻が発売。38巻から約2年ぶり |
| 2026年9月1日時点 | 第427話まで原稿が完成していると伝えられた |
| 2026年9月7日発売号 | 第420話を掲載し、10週連続が終了 |
連載開始は1998年。2018年11月26日発売号のあとには、3年以上の休載にも入っています。
そこから見ると、合併号を挟みながら休みなしで10週続いた今年の掲載は異例の密度でした。
手元に残る原稿は7話分
KAI-YOUなどの報道によると、第420話の最後のページには「次回の掲載は決定次第本誌で発表」とありました。
9月1日時点で第427話まで完成していたとすれば、未掲載の原稿は421〜427話の7話分です。
腰痛と向き合ってきた4年間

出典:【2ch】ハンター×ハンター作者の冨樫義博さん、日常生活すら困難な状態だった… – 漫画家スレまとめ
冨樫さんが体調について語ったのは、今回が初めてではありません。
2022年夏
デイリースポーツ(2022年8月12日)が、腰痛のため約2年間、椅子に座って描けなかったという本人の説明を伝えました。
症状が重く、「お尻を拭く姿勢もとれず、毎回シャワーを浴びていた」とも書いています。
2022年12月
編集部が、作者の体調に配慮して第400話で週刊連載を終えると発表しました。第401話以降は不定期掲載です。
2024年
8月には、トイレ中に再び腰を痛めたことと、寝たままネームを描いていることをXで報告しました(ねとらぼ、2024年8月28日)。
日刊スポーツによると、11月28日には局所麻酔で手術を受けたと報告しています。部位は明かされていません。
12月には「数日寝たきり」だったことを明かし、その後「ヨチヨチですが家の中を歩けるくらい回復」と投稿しました。
腰痛と闘う様子を「骨が終盤のジェンガみたい」とたとえた投稿も、当時報じられています。
発表から分かることと、まだ分からないこと

分かっているのは、次の3点です。
- 締切のある外部の依頼は、現在の分を最後に受けない
- 自分の原稿作成を優先する
- 原稿作成の再開は、本人がXで知らせる
一方で、今回の「心身の不調」が過去の腰痛とどうつながるのかは、発表文に書かれていません。
どの仕事を指して「依頼」と呼んでいるのかも、報道では確認できていません。
2022年の方針転換は編集部が発表しました。今回は、本人がXで自ら線を引いた形です。
コミックスの累計発行部数は1億部を超えます。
その作者が「原稿作成を優先する」と明言した以上、次の知らせの出どころは、冨樫さん本人のXになります。
