0−4の完封負けの夜に決まった三冠

出典:佐藤輝明、とんでもない成績で三冠王をとってしまうwwww – なんJ侍チャンネル
最終戦は、甲子園でヤクルトに0−4。チームは一点も取れませんでした。
それでも2026年10月8日の夜、阪神・佐藤輝明選手(27歳)の三冠王が確定しました。
NHK、日刊スポーツ、スポーツ報知が20時50分前後に相次いで報じています。
最終成績
| 部門 | 成績 |
|---|---|
| 打率 | .306 |
| 本塁打 | 39 |
| 打点 | 106 |
日本経済新聞によると、NPB史上9人目、通算13度目の三冠王です。
最多安打も獲得し、打撃4部門でタイトルを手にしました。2022年の村上宗隆選手(当時ヤクルト)以来、4年ぶりの快挙です。
32号の夜から最終戦まで、数字はこう動いた

出典:2026最終戦【阪神対ヤクルト】佐藤輝明、2年連続40号で40.40達成/三冠王なるか!? #阪神タイガース #佐藤輝明 #阪神 #東京ヤクルトスワローズ #プロ野球 – なんでやねん佐々木
9月2日のヤクルト戦。佐藤選手は32号を放ち、本塁打でセ・リーグ単独トップに立ちました。
日テレNEWS NNNによると、この時点で打率.320・32本・87打点。3部門すべてで首位に浮上し、シーズンの残りは1か月ほどでした。
| 時点 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|
| 9月2日 | .320 | 32 | 87 |
| 最終戦前 | .308 | 39 | 106 |
| 最終成績 | .306 | 39 | 106 |
表から読み取れるのは、9月2日以降に本塁打を7本、打点を19積み上げたこと。打率は.014下がりましたが、首位は最後まで動きませんでした。
最終戦の前に「ほぼ手中」
10月7日の広島戦は、延長11回に梅野隆太郎選手のサヨナラ打で阪神が2x−1と勝利。佐藤選手は同点の8回2死満塁で打席に立っていました。
サンケイスポーツの見出しは「三冠王ほぼ手中」。翌8日の試合前には、日刊スポーツが「三冠王が決定的」と伝えています。
最終戦では本塁打も打点も増えず、打率が.308から.306に下がりました。それでも順位は変わりませんでした。
バース以来40年、そして「ぼっち3割」

阪神の三冠王は、1985・86年のランディ・バース氏以来2人目。日刊スポーツによれば、日本人選手では球団初です。
外国人の2年連続達成から40年。ここでようやく、日本人の名前が加わりました。
3割打者がたった1人
見逃せないのが、リーグ全体の打率事情です。
スポーツ報知によると、今季のセ・リーグで打率3割に届いたのは佐藤選手だけ。同紙はこれを「ぼっち3割打者」と呼び、セでは1971年以来5度目と報じました。
佐藤選手本人にとっても、打率3割は自身初です。長打力で語られてきた打者が、率でも頂点に立ったことになります。
40号に届かなかった最終戦
最終戦を前に、佐藤選手は40本塁打について「もちろん打ちたいので頑張ります」と話していました(サンケイスポーツ)。前年は最終戦で40号を打っていて、同じ形での締めくくりが期待されていたのです。
結果は39本止まり。ただ、タイトルの行方には影響しませんでした。
オフの焦点は年俸とポスティング

出典:佐藤輝明「ポスティング認めないなら契約更改しない」阪神「…」ww【プロ野球・NPBニュースネット反応】 – プロ野球スターファイル
ここからは、報道ベースの話です。
マネーポストWEBは、NPBに残れば年俸が8億円を超える可能性があると報じました。比較として、村上選手の三冠王時は「1タイトルで1億2000万円アップ」だったと紹介しています。
同サイトはポスティングでのMLB移籍も取り上げ、球団に入る譲渡金は「20億円クラス」になる見込みとしています。
いずれも球団や本人の発表ではなく、確定した話ではありません。移籍には球団の承認が必要で、現時点では「取りざたされている」段階です。
なお、三冠王確定後の本人や球団のコメントは、今回の調査では確認できていません。
Yahoo!ニュースの見出しには、球団初のリーグ連覇を牽引したともありました。個人タイトルと優勝を両立させたシーズンの先で、佐藤選手がどんな判断を下すのか。本人の言葉が出る日が、次の節目になります。
