ポドルスキが現役引退を発表!40歳でクラブオーナーに転身した経緯

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ポドルスキ、40歳で現役引退を発表

ドイツ代表として2014年W杯優勝、ヴィッセル神戸でもプレーしたルーカス・ポドルスキ選手が、ついに現役引退を発表しました。

発表は2026年5月22日(金)、本人のInstagramを通じて行われています。

メッセージは「One chapter ends, a new era begins」(一つの章が終わり、新しい時代が始まる)。

40歳の節目での決断、しかも引退試合のわずか2日前にクラブのオーナー就任を発表するという、なんとも“ポドルスキらしい”流れになりました。

発表動画では、所属した全クラブのユニフォームを並べ、お茶を飲みながら「Right, that’s a day’s work done(今日はここまで)」と、彼特有のさりげない口調で別れを告げています。

引退試合はホームでラドミアク・ラドム戦

最後の試合となるのは、現所属クラブ「グールニク・ザブジェ」のホームで行われるラドミアク・ラドム戦。

引退発表のわずか2日前には、自身が立ち上げた「LP Holding GmbH」を通じて、グールニク・ザブジェのオーナー就任が正式発表されたばかりでした。

選手として最後の試合に、オーナーとして臨むという異例の幕引きです。

ケルンからW杯優勝まで、輝かしいキャリアの軌跡

【ドイツ代表で2014W杯優勝】世界的ストライカー ルーカス・ポドルスキとの出会い〜前編〜

出典:【ドイツ代表で2014W杯優勝】世界的ストライカー ルーカス・ポドルスキとの出会い〜前編〜 – プロスポーツトレーナー AKI チャンネル

ポドルスキ選手のキャリアは、1995年に1.FCケルンの下部組織に入団したところから始まります。

2003年にケルンでプロデビューし、2004-05シーズンには30試合24得点という驚異的な数字を残しました。

この活躍が認められ、2006年6月にバイエルン・ミュンヘンへ移籍しています。

ドイツ代表130試合49得点の記録

2006年のW杯ドイツ大会では、7試合で3得点を挙げ、FIFA最優秀若手選手賞を受賞。

そして2014年のブラジルW杯では、ドイツ代表として優勝を経験しました。

  • ドイツ代表通算: 130試合49得点
  • W杯通算: 3大会15試合5得点2アシスト
  • 2014年W杯: 優勝メンバー

クラブレベルでも各国を渡り歩き、ドイツ・イングランド・トルコ・日本・ポーランドの5カ国で優勝を経験しています。

英誌では「クラブよりも代表で輝いた選手」として選出されることもあり、ドイツサッカー史に名を残す存在となりました。

ヴィッセル神戸時代と日本での思い出

日本のサッカーファンにとって、ポドルスキ選手といえば「神戸のポルディ」のイメージが強いのではないでしょうか。

2017年7月、アーセナル、インテル、ガラタサライを経てヴィッセル神戸に加入しました。

イニエスタとの黄金コンビ

神戸ではアンドレス・イニエスタ選手とチームメイトとなり、Jリーグでも大きな話題を集めました。

2020年1月に契約満了でクラブを離れた際、ヴィッセル神戸の公式サイトでも別れが発表されています。

その後はトルコのアンタルヤスポルを経て、2021年に「子供時代から応援していた愛着のあるクラブ」グールニク・ザブジェに加入しました。

グールニクへの加入理由について報道では、家族がクラブのスタジアム近くに住んでおり、感情的な絆が動機だったとされています。

「祖母にいつか帰ってくると約束していた」というエピソードも伝えられており、ポーランド出身のドイツ国籍プレーヤーとしてのルーツへの思いがうかがえます。

引退試合前に54年ぶりカップ優勝とオーナー就任

引退発表に至るまでの数週間は、まさにドラマのような展開でした。

2026年5月2日、グールニク・ザブジェがポーランドカップ決勝でラクフ・チェンストホヴァに勝利し、なんと54年ぶりの優勝を果たしています。

40歳のポドルスキ選手が、愛着のあるクラブで歴史的なタイトルを掴んだ瞬間でした。

市議会全員賛成でオーナーへ

その後、2026年5月20日にはザブジェ市議会がポドルスキ選手への株式売却を承認。

議員全員が賛成票を投じたと報じられており、いかに地元から愛されているかが伝わってきます。

  • 株式取得割合: 約86%(LP Holding GmbH経由)
  • 取得株数: 100万株以上
  • 市側は「ゴールデンシェア」を保持

翌5月21日にオーナー就任が正式発表され、その翌日に現役引退を発表するという怒涛のスケジュールでした。

意外と知られていない事実

実は2024年10月11日、古巣ケルンで“事実上の引退試合”がすでに行われていました。

約5万人の観客の前で5-3の勝利を収め、マヌエル・ノイアー選手やペア・メルテザッカー選手、ケルン時代のチームメイトだった槙野智章選手も参加しています。

イニエスタ選手からはビデオメッセージが届けられ、涙のスタンディングオベーションで送られました。

このときすでに引退ムードはあったものの、ポーランドでさらに約1年半プレーを続け、カップ優勝とオーナー就任という最高の形で本当の引退を迎えた形になります。

選手から経営者へ、新しい時代の始まり

【Danke Poldi!】ルーカス・ポドルスキが認める凄いFWベスト3!!!

出典:【Danke Poldi!】ルーカス・ポドルスキが認める凄いFWベスト3!!! – 那須大亮 / Daisuke Nasu

ポドルスキ選手は引退後、グールニク・ザブジェのオーナーとしてクラブ経営に専念することになります。

「One chapter ends, a new era begins」という言葉通り、40歳での選手引退は新たなキャリアのスタートでもあります。

グールニクには現在、日本人選手の古川陽介選手も在籍しており、日本のファンにとっても引き続き注目すべきクラブと言えそうです。

5カ国で優勝を経験し、W杯王者となり、最後は愛するクラブのオーナーへ。

ピッチを去ってもサッカーと共に歩み続けるポドルスキ選手の次の章に、世界中のファンの視線が集まっています。

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