一審は3億8457万円、控訴審は0円|訴訟の全体像

出典:【てんちむ裁判】なぜ3億8千万が0円になったのか徹底解説します – 三崎優太 元青汁王子
東京地裁が命じた賠償額は3億8457万4504円。
ところが2026年10月、控訴審の結果は「支払額0円」でした。しかも逆に、会社側がてんちむさんへ約224万円を支払うよう命じられたと、J-CASTが報じています。
相手はYUIKU株式会社。てんちむさんがプロデュースしたナイトブラ「モテフィット」の販売元・製造元です。
- 一審(2024年12月16日):てんちむさんに約3.8億円の賠償を命令
- 控訴審(2026年10月):一審判決が覆り、支払額は0円
数字だけ見ると真逆の結論です。何が争われたのか、順に追います。
争点は2つ|豊胸の説明義務と返金費用の負担

出典:てんちむさん豊胸発覚で炎上!モテフィット返金の損害賠償金を支払ったらどうなる?必要経費にできるの?税理士が解説します。 – 税理士、井口麻里子のトクする税金の話
争点1:豊胸を隠して宣伝した責任
てんちむさんは過去に豊胸手術を受けていました。にもかかわらず、「バストアップできる」とうたうナイトブラを宣伝していた。これが説明義務違反にあたるかが、ひとつ目の争点です。
2020年の暴露合戦で豊胸が明るみに出るまで、本人は「AカップからFカップまでバストアップした」と公言していたと、日刊ゲンダイは伝えています。
争点2:返金・返品の費用は誰が持つか
ふたつ目はお金の話です。購入者への返金と返品にかかった経費の負担先をめぐり、両者の主張は真っ向から割れました。
両者の言い分|売上と原価の認識が食い違った
について解説します。](https://img.youtube.com/vi/KxnFPKZPhy8/hqdefault.jpg)
出典:てんちむ敗訴で約4億円の賠償命令が出たことについて解説します。 – 三崎優太 元青汁王子
てんちむさん側は、売上や原価の認識が会社側と違うと主張。返金と返品の経費はYUIKU社が負担すべきだ、という立場でした。
一方のYUIKU社は、2020年に問題が起きた時点の利益は337万円にすぎないと反論しています。請求額は約5億円と報じられました。
337万円の利益に対して、5億円の請求。この落差が、裁判の温度を物語っています。
どちらが先に訴えたのかは報道が割れている
UNSEEN JAPANは、てんちむさんが資金の使い道の説明を求めて提訴し、YUIKU社が5億円の損害賠償を求めて反訴したと報じています。
別の報道では、YUIKU社が説明義務違反を理由に提訴し、てんちむさんが反訴したとされています。
先に動いたのがどちらか、本記事の調査範囲では確定できませんでした。
発端から判決まで|2020年の返金対応と裁判中の動き
2020年10月1日、てんちむさんは約1カ月ぶりにYouTubeを更新しました。活動再開と返金対応を発表し、受付期限は10月31日。問い合わせは2万1000件に上りました。
2021年4月30日の動画「【ご報告】返金完済しました。今後について」では、約2万人に3億円以上を返金したと報告しています。
裁判が続く間の動きも拾っておきます。
- 2024年4月:第1子の出産を報告。復帰の理由に、相手方から「2億とか3億とかのそんな優しい額」ではない損害賠償を請求されていることを挙げた
- 2024年8月:地元の栃木県へ移り、裁判中はショーダンサーとして働いた
- 2024年12月16日:一審判決。本人は出廷していない
判決前には、結果次第で自己破産もありうると話していたそうです。
一審判決の直後|本人の反応と弁護士の見立て

出典:てんちむさん敗訴「ナイトブラ」を巡る裁判で約3億8000万円の賠償命令!弁護士はこう見る! – 岡野タケシ弁護士【アトム法律税務グループ】
敗訴後のてんちむさんは、「わたしは水原一平見て元気出してますよ」とコメントしました。All About ニュースが伝えています。
判決前の動画では、生活が苦しくなっても「秒速で億万長者に戻る」と意気込み、直後に「秒速は無理だわ流石に!」と自分でツッコんでいました。
岡野タケシ弁護士は、本人が自己破産を検討していることから、YUIKU社は賠償金を回収できない可能性があると指摘しています。
勝っても取れないかもしれない。そんな見方まで出ていた一審でした。
控訴審の逆転|本人が語った言葉と夫の反応

出典:3.8億円の裁判で逆転勝訴したてんちむの裏話がエグかった – 三崎優太 元青汁王子、てんちむCH / Tenchim
2026年10月14日、てんちむさんはXで報告しました。
「原審の判断が覆り、私の主張が認められました」
「私の支払い額は0円となりました」
同時に、「当時の私がファンの皆さまの信頼を裏切ったことは事実です」とも書いています。
翌15日のYouTubeでは「私にとっては逆転勝訴という形になりました」と述べ、「自分が過去にしたことをなかったことにするつもりはありません」とも語りました。
夫の三崎優太氏はXで「メーカーがタレント個人に責任を押しつけるのはおかしい。正しい判断がされて安心した」と投稿しています。
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まとめ|確認できていない2点

出典:ホリエモンに気になるニュースについて聞いてみた【てんちむ3.8億円訴訟逆転勝訴|競馬払戻金に非課税化論】 – 堀江貴文 ホリエモン
訴訟内容を一言でまとめると、「豊胸を伏せた宣伝の責任」と「返金費用の負担先」をめぐる、ナイトブラ販売元との争いでした。
結論は一審が3億8457万4504円の賠償、控訴審が支払額0円です。
ただし、次の2点は検索した範囲で報じられていません。
- 控訴審の判決理由
- 判決が確定したかどうか
控訴審の結果は、いずれもてんちむさん本人の発表をもとにした報道です。YUIKU社側のコメントや、今後の判決文の公開があれば、争点の評価も変わる可能性があります。
